中国電力にご協力)有識者のみなさまのご意見と大学教授の活躍 #denryoku #gakusha #hiroshima RT @tiniasobu
2011/04/08
地域での存在感ある大企業としては、中国地方では中国電力が有数のものです。
有識者のみなさまの協力でますますりっぱな環境への取り組みがされていることを
うれしくおもいます。
ちょっと古い情報ですが、
http://www.energia.co.jp/energy/eco/environ/hokoku2003/shishin/shishin07/shishin7_3.html
から引用いたします。
以下引用
中国電力環境懇話会
当社の環境への取り組みや環境報告書について社外の有識者の方々から意見・評価
をいただくため,2002年4月に中国電力環境懇話会を設置しました。
2003エネルギア環境報告書の作成にあたっては,編集への助言,内容の評価をいただ
きました。
懇話会でいただいた主なご意見は次のとおりです。
●中国電力環境懇話会委員(敬称略)
吉長 成恭 広島国際大学大学院総合人間科学研究科教授(座長)
青木 秀信 (財)広島県環境保健協会会長
池端 登 鹿島建設(株)広島支店常務取締役支店長
河本 良子 (株)中国放送企画室専任部次長
中越 信和 広島大学総合科学部教授
中原 律子 (社)広島消費者協会会長
広井 秀美 (株)みずほコーポレート銀行広島営業部長
古川 吉彦 (株)広島ホームテレビ取締役副社長
渡辺 理一郎 中国新聞社論説委員会主幹
(2003年4月現在)
主なご意見
●当社の取り組みについて
○ 環境報告書において,事故等負の情報が開示されている。こういった会社の姿
勢は評価できる。
○ 中国電力の「電気ご使用量のお知らせ」の裏にCO2の排出量が分かる計算式
が記載されていることは,消費者のCO2に対する興味を引き付け大変良いことである。
試しに自分の家のCO2の排出量を試算してみると,年間1トン近く排出していること
が分かった。ホームページにも試算方法が出ており,自分が電気を使用することでど
のくらいのCO2を排出しているかを知ることができるこのような取り組みは大事な
ことである。
○ 中国電力の環境への取り組みについて改めて考えてみても具体的なものがすぐ
出てこない。新聞等マスコミへの露出が少ないのではないか。もう少し記者の興味を
引くようなアプローチがあれば良いと思う。
●報告書について
○ 昨年の懇話会の内容が2003エネルギア環境報告書に反映されて良いと思う。具
体的には,社会的活動,環境行動計画の中間管理目標の根拠,コンプライアンスの掲載,
および第三者審査が採用されていることが評価できる。
○ 最近の環境報告書には,トリプル・ボトム・ラインとして知られている経済,環
境,社会面の三面のパフォーマンス(実績,成果)について情報開示を行うことが重要
視されている。この流れに2003エネルギア環境報告書が乗っていると感じる。
○ 2003エネルギア環境報告書には写真が多く使われており,ビジュアル面に配慮
されていることが分かる。まず見ていただくことが重要であり,そういう面からも良
いと思う。記事を1つ1つ読んでいくと面白いと感じた。
○ 昨年から報告書に「コンプライアンス」や「人事制度」などが掲載されており,
これからの時代に向けてバージョンアップしているという印象を受けた。
○ 60年代の公害が問題になっていた時代, 「青空の下でおむすびを食べるか,ス
モッグの下でステーキを食べるか」という言葉を聞いたことがあるが,「青空の下で
ステーキを食べる」のが社会として正しいあり方であり,環境報告書がその持続可能
な社会を目指されていくことが大変良い。
○ 環境管理活動の中にある環境管理目標における中期目標(2002年度,2005年度)
について,実績が目標を上回ってしまったものがあり分かりにくい。中期目標を設定
した年度を記載してはどうか。
○ ダイジェスト版については,家庭の団らんの場でも話が出せるような,子供たち
も主婦にも分かり易いものとしていただきたい。
●今後の取り組みへの期待
○ 環境報告書の利用方法の一つとして,社員への環境教育のためにも使っている
とのことだが,本書を社員に配付した後,どのくらい利用されているかを調べてみては
どうか。せっかく良いものを作っても,全く見られていないのでは意味がない。逆に,
利用効率を高める方策を考えることも必要である。
○ 現在,世界の電力業界が環境問題に対しどのように取り組んでおり,その中で中
国電力の取り組みがどのポジションにあるのか,また日本の他の電力会社と比較して,
中国電力の取り組みはどれだけ進んでいるのか,そういった視点があってもよいので
はないか。
○ 今後の中国電力にとって,環境コミュニケ-ションは重要であり,本書掲載にあ
たっても工夫のしどころであると考える。各事業所から環境コミュニケ-ションとい
うテーマで記事を集めて,良いものも悪いものも全て掲載されてはどうか。中国地方
のエネルギ-を担う中国電力が環境コミュニケ-ションに努力しているということが
報告書に表現されれば,お客さまからのエネルギ-に対する興味がより強くなるので
はないか。
(引用終わり)
最新のものは、ここにあります。
http://www.energia.co.jp/csr/pdf/csr-2010-05.pdf
委員の中に
大学教授の方が二人おられるので、どういうご専門か調べてみました。
座長の吉永成恭先生は、お医者さま。園芸学という二足のわらじの幅広い守備範囲の
方です。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901042195795897
『焚き火大全』などという面白そうな本も編集しておられます。この本、買いたい!
もうお一方の中越信和先生は、生態学のエキスパート。
業績のページを見たら全部英語です!国際的にも大活躍されています。
http://www.landscape.hiroshima-u.ac.jp/Nobu_profile.htm
研究室とご縁のある内外の研究者のリストもすごいものです。大学の研究室のサイ
トから引用します。
http://www.landscape.hiroshima-u.ac.jp/top.html
■ 学外における共同研究者
チャールズ・ギミンガム博士 (英国アバディーン大学・名誉教授)
洪善基博士 (韓国木浦大学・教授)
鎌田磨人博士 (徳島大学・教授)
井鷺裕司博士 (京都大学・教授)
ジョナミ・マブハイ博士 (フィリピン・ミンダナオ州立大学・教授)
アリス・シャープ博士 (タイ・タマサート大学・准教授)
森本幸裕博士 (京都大学・教授)
李Kyoo-Seock博士 (成均館大学・教授)
宮 輝力 博士 (中国・首都師範大学・副学長・教授)
李 小娟 博士 (中国・首都師範大学・学部長・教授)
趙 文吉 博士(中国・首都師範大学・副学部長・教授)
ロジャー・サンズ博士 (ニュージーランド・カンタベリー大学・農学部長・教
授)
サイフル・アリフ・アブダラ博士 (マレーシア・Universiti Kebangsaan・講師)
高橋佳孝博士 (近畿中国四国農業研究センター・研究員)
馬 克明博士 (中国科学院・教授)
坂西欣也博士 (産業総合研究所・バイオマス研究センター・センター長)
平田静子博士 (産業総合研究所・バイオマス研究センター・研究員)
マズラン・ハシム博士 (マレーシア工科大学・講座主任)
生田耕治博士 (中国電力株式会社・CSR推進部門[環境]・部長)
ハディ・スシロ・アリフィン博士 (インドネシア・ボゴール農科大学・主任教
授)
楊 劼 博士 (内蒙古大学・副学長・教授)
王 立新 博士 (内蒙古大学・准教授)
ムハンマド・エヴリ博士 (インドネシア・科学技術応用評価庁・研究員)
タワッチャイ・チャリンパニトゥクル博士 (タイ・チュランコン大学・研究副
部長・准教授)
(引用終わり)
それだけでなく、行政や企業と大学をつなぐ産官学の取り組みの最先端を行ってお
られるようです。
広島県のサイト
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/eco/a/event/2303/event_2303_index.html
に掲載されている
2011年3月23日に広島であった講演会のプログラムからそのご活躍の一端をご紹介
します。私も出られればよかった……
以下引用
■基調講演
「中国地方の陸上生態系における生物多様性とその保全」
広島大学大学院 教授 中越 信和氏
■一般講演
「生物多様性と民間参画」
環境省自然環境局生物多様性地球戦略企画室 室長補佐 鈴木 渉氏
「中国電力の生物多様性保全への取り組み」
中国電力(株)広報・環境部門 環境部長 西田 哲也氏
「RCCが取り組む生物多様性保全活動について」
中国放送 総務局 ISO事務局長・環境担当 河本 良子氏
(引用終わり)
中国電力がますます地域での輝きを増し、大学とその学生・教職員が社会
から必要とされる活動を繰り広げられることを信じて、ご紹介させていただきました。
以上引用とご紹介者 安渓遊地でした