授業の同僚教員からの評価)地域実習授業の公開講義への感想が届きました。 #university #LOL #peer RT @tiniasobu
2011/04/01
大学の教育改善の努力の報告です。
地域実習授業という山口県立大学国際文化学科の授業の学生によるプレゼンテーショ
ンを公開で同僚教員にみてもらったところ、
以下のような感想が届きました。
オカリナおじさん以外はおおむね好評のようでした。(^^);
以下引用
平成22年度講義参観 アンケート結果
科目名:地域実習Ⅰ・Ⅱ
担当教員:安渓遊地、安野早己、岩野雅子、吉本秀子、浅羽祐樹
日 時:1.平成23年1月18日(火)17:50~19:20
2.平成23年1月25日(火)17:50~19:20
場 所:A-32教室
(講義感想)
2011年1月18日
○ 学生に実践力を身につけさせる科目として、どの先生も真剣に取り組まれ、工夫
されていることを実感した。
司会者が笛を吹くことについては、学生の忍耐力を評価すべきで、忍耐力のな
い学生は無関心となるほかに方法がないのではないか。
○ 対馬の発表はアンケート回収率が大変高く、学生の努力の跡がよく伝わって来
ました。「国境」であるはずの対馬を「中心」として位置づけている点も興味深い点
でした。
Mapの発表は山口県立大に身近な地域を多言語で作成したところに苦労の跡が見
られ、大変よかったと思います。
有機農業の発表は、まずネーミングが上手い。プレゼンも大変わかりやすかった
(ハンドアウトが少なくても理解できる)。山大での発表頑張ってくださいね。
○ 成果発表の形態であるので、各発表ともに、一定の成果が示させていた点はよ
く理解できた。担当教員が指導上配慮した点、苦労した点が聞ければ参考になった。
○ 3つの発表から、学生が主体的に実習を計画し、実践して行ったことがよくわ
かった。実習を進める上で、問題点、反省点を学生自身が気づいていくというところ
に大きな学びがあると思った。
栄養学科で取り組んでいる食育プログラムの各プロジェクト(小学生対象プログラ
ム、お弁当の日プログラム、食べちゃる隊プログラム)にも通じ、大変参考になった。
○ 国際文化学科の地域実習Ⅰ・Ⅱの成果発表会を参観しました。それぞれの発表
が丁寧で一生懸命になされていて、大変に充実しているように思われました。パワー
ポイントや配布資料なども分かりやすく作成されていたと思います。沢山の時間を注
ぎ込んで取り組んだ成果が出ていると思いました。今後ともこのような取り組みを継
続していけるとよいように思いました。
○ 昭和女子大学の「コミュニティサービスラーニングセンター」を訪問した経験
があります。学生が大学で学んだ知識や技術を、地域社会や地球社会の課題解決に役
立てながら社会貢献活動を行う「アクティブラーニング」を支援しているセンターで
す。
こうした学外での活動は意義深いものなので、もう少し、教員も学生も学外に出や
すくなる仕組みができないかなと感じています。
1月25日
○ 悔しさ、自分に対する怒り、プライド、留学生との取り組みが刺激になり、そ
れぞれの活動を続ける原動力になっていることがわかって、ある普遍的な人間の根源
的な姿勢を感じ取れて良かった。
○ 写真を用いたパワーポイントを利用してのプレゼンテーション。実は午後私ど
もの科目(国際文化学科の「基礎演習Ⅱ」)でもプレゼンテーションをやっていただ
いたところだったので、学生諸君もなかなかこれは大変であります。よい取り組みで
あるだけに、科目相互の連携をしていく必要も感じます。その「こなし方」も勉強な
のではありますが、山口という場所から何かを学ぶよい試みだと考えています。道州
制導入で山口県がなくなるかもしれないことを考えると、特に「どこに生きている」
ことを示さなくては。
以上、公開者
公立大学法人 山口県立大学
現代GP承継・地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部