本の紹介)小出裕章『隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ』 @tiniasobu #kaminoseki #genpatsu
2011/03/07
安渓遊地です。出版社からの案内です。コンパクトで中身が濃くよい本です。
小出裕章さんの新刊を出ましたので紹介します。ぜひ購読をよろしくお願いいたしま
す。
可能でしたら、お知り合いの方へもメイルしていただければ幸いです。添付ファイル
で、表紙、新聞広告付けています。
以下引用です。
■隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
小出裕章(京都大学原子炉実験所)著 2010年12月発行 2月重版出来!
定価1400円(税別)四六判160ページ
原子力・核の真実は過去も隠されてきたし、今でも隠されているし、これからも隠さ
れるだろう。著者は、何よりも先に核・原子力の廃絶を訴えます。
夢に燃えて東北大学工学部原子核工学科に入学した私は、原子力を学び始めてすぐに、
その選択が間違っていたことを知りました。なぜ電気を使う都会に原子力発電所を建
てないのか。……その答えはとても単純なものでした。原子力発電所は都会では引き
受けられない危険を抱えたものだからでした。
1970年10月に女川町で開かれた原発反対集会に参加し、それ以降私は、反原発の道を
歩き始めました。私は1974年から「京都大学原子炉実験所」で放射能測定を専門とし
て研究していますが、原子力研究の世界に住みながら、なぜ原子力に反対し続けるの
か、そのことをこの本に記します(「まえがき」より)。
【本文のもくじ】
1章 被曝の影響と恐ろしさ
2章 核の本質は環境破壊と生命の危険
3章 原子力とプルトニウムにかけた夢
4章 日本が進める核開発
5章 原子力発電自体の危険さ
6章 歪められた二酸化炭素温暖化説
7章 死の灰を生み続ける原発は最悪
8章 温暖化と二酸化炭素の因果関係
9章 原子力からは簡単に足を洗える
10章 不公正な世界
11章 再処理工場が抱える膨大な危険
12章 エネルギーと不公平社会
【著者紹介】
小出裕章(こいで・ひろあき)
1949年東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。1974年に京都大
学原子炉実験所助手。2007年4月から助教。専門は放射線計測、原子力安全。伊方原
発訴訟住民側証人。著書:小出裕章(監修)、坂昇二・前田栄作著『日本を滅ぼす原
発大災害』
風媒社(2007年)、土井淑平・小出裕章著
『人形峠ウラン鉱害裁判 』批評社 (2001年) 他。
原発問題を考える際のハンドブックにしたい、閉塞感にある状況だが前向きに考える
機会になる、などと評価されています。ぜひ、ご購読をお願いいたします。
創史社 185-0013 国分寺市西恋ヶ窪4-7-16
TEL,FAX044-987-5584
★ メイルでの購読申し込み→ sousisha◎yahoo.co.jp ◎を@に
(住所、氏名知らせて下さい、郵便振込用紙同封して送本します)
1部 1冊当たり 1400円(税、送料創史社負担)
2~9部 1冊当たり 1200円(同上)
10部以上 1冊当たり 1000円(同上)
・送金手数料はご負担願います。
![pdf](/yuji/img/icon/pdf.gif)
![pdf](/yuji/img/icon/pdf.gif)