ピースボート通信)反核平和を目指す人も日立や三菱で原発を作っている人も乗って話し合っている @tiniasobu #kaminoseki #nuclear #hitachi #mitsubishi #peaceboat]
2011/03/03
知り合いから届いた通信です。
以下引用です。
ピースボートには、反核平和を志向する人だけかと思いきや、日立や三菱で原発を手
掛けた人が乗っております。
三菱の人は、持論を酒を飲んだ時にちょっと議論を吹っ掛けてきましたが、みんなが
集う公の場では、だんまりを決め込んでいます。
日立の人は、島根原発を設計した人で、この度の上関も退職はしているものの関心が
あるようです。中電の原発は自分が手掛けたものだからか、こちらの自主企画やオー
ストラリアの発掘現場で被曝している報告、花輪さんの生物多様性の講座でも、原発
は平和利用で、絶対に安全である、夢のエネルギー実現のために技術者は日夜頑張っ
ている、などをとうとうと述べて、被曝は避けられないという実際には目をつぶって
認めようとしません。ましてや事故が起きるとは口が裂けても言いません。
3日も、国連軍縮局の教育コンサルタントをしている人から、原爆と原発は被曝とい
う面では差異がないとの報告を広島や長崎の被害や各地で行われてきた原爆実験の被
害やチェルノブイリの事故被害を例に丁寧に説明したにもかかわらず、講座の最後の
意見を述べる場面で、先ほどの持論を述べるというんだからお話になりません。
今度、講師から受けて立つので、いつでもみんなで議論しましょうということになっ
たのでこれからが楽しみです。
この人は、こちらとの原発の議論で私の意見を聞かなく、こちらが反論し窮地に立っ
たら、日立が受注している上関には何としても原発を造ってやるからなと捨て台詞を
吐いておりますので、もう自分のやってきたことが全部否定されて頭はパニック状態
になっているのではないかと思います。
一度そんなに言うんなら講師として、上関に来て公開討論をしないかと誘ってみまし
たが、来る度胸はないようです。
今、毎日1時間の企画を持っているので、こちらが持って行っているリーフやビラ、
本、最近の上関原発の動向(メールで送ってもらったもの)を展示して説明をしてい
ます。
オーストラリアの採掘現場の被曝について講座を持った国会議員の政策秘書とは通訳
さんを通じて繋がりができ、今回の埋立て作業のことをメールで送りましたし、英語
版で上関のことが海外でも話題になっていることもあって、以下のようなメールをい
ただきました。
「ニュースのまとめドキュメント、ありがとうございました!
上関の状況は常にネットで追っています。Ustreamというサイトでライブ映像
も見ています。
英語の情報サイトがだんだんと増えてきたので、Facebookを使って情報も海
外の友人にシェアしています。
4月17日、メルボルンで反核イベントがあり、そこで数十人を相手にスピーチをする
ことになりました。
ピースボートおりづるプロジェクトの報告に加え、上関の現状報告とサポートもお願
いすることにしています。」
ピースボート生活もようやく半分になります。これから旅を楽しむと同時に、上関の
問題も田ノ浦情報を入れながらアピールしますので、いろいろな情報を送っていただ
くと有難いです。