政治家の本音)資源エネルギー庁で民主党の原発ほしい人たちが上関と祝島について話しあったこと
2011/02/10
twitterで
kanakobさんのつぶやきから
RT @kama38: 必読‼;経産省で上関原発のことをどう考えているのか。河野太郎さんのブログはココ。http://www.taro.org/2011/02/post-921.php
エネ庁、民主党、上関原発
2011年2月 9日 17:16
サンディエゴで、平成23年1月28日の民主党原子力政策・立地政策PTの上関原
発に関する議論の議事録の写しを入手した。これを見ると、エネ庁って、ホント大丈
夫か?
K1:新規立地が進まない。現状を見て我々ができることを考えたい。
F:特措法が何とか延長された。詳細は省令で定める。
K2:民自公国で協議会を作る。メンバーは声をかけさせていただく。
K2:次回、上関原発の事業者である中国電力からのヒアリング、ビデオもあるので
視聴したい。
N:反対しているのは町外か、地元か。反対の理由は。
エネ庁長官:祝島のほとんどは反対。上関町トータルでは賛成多数。現地のプレゼン
スは反対が目立つ。理由は原発自体反対や環境面から反対といったところ。
K1:予定地の立地は祝島の対面。住民はどこに住んでいるのか。
エネ庁長官:西風がくるので島の東側。予定地の真っ正面になる。長島では四代に百
数十人住んでいる。
K1:協定を結んでいるのに補償金を受け取らないなど、経緯がわからない。
エネ庁長官:予算成立後、現地に入ったが、反対派は外からの人もいるが、メインは
祝島在住の方。
Y:質問に答えていない。
エネ庁長官:建設予定地は祝島から4km離れており、漁業ができなくなる。海産物
が取れなくなる、というような理由*。他の原発では温排水に魚が集まり、そこに漁
に来るということもあるし、環境影響評価を見てもそんな心配はない。しかし反対派
は聞く耳を持たない。
K1:整理できていないからよくわからない。誤解、感情的なもの、イデオロギーに
よるとか、反対派がむちゃくちゃを言っているだけだから強硬に推し進めるべきなの
か、それとも目の前に原発ができるから心情的には理解できるとか。
エネ庁部長:30年来のことであり、推進、反対、大きく分かれるのはどこでもある
こと。ボタンの掛け違いによって島内で一旦反対派が勢力大きくなり、住民の入れ替
えもないのでそのまま島内では反対が多数というのが定着した。反対理由は実害とイ
デオロギー的なもの。実害は裏でメリットもあり多くにも受け入れられると思うが、
外からイデオロギー的なものを引き入れている。シーカヤックなどはならず者という
者もいる。私見では、本当の反対派は少数****。中立、推進派であっても、反対
派から誘われれば断れない。本当は補償金をもらえたほうが良いというのがマジョリ
ティではないかと思う。反対派も振り上げた拳を下ろせないだけではないか。
K2:昨年、有志を集めて現地調査を行った。2年間進捗ゼロである。エネ庁は何を
していたのか。次回、事業者の考え方、島の映像を見る機会を設けたい。
M:K2と相反することを言うが、昨年、慎重派30名とあった。彼らの大義名分は
自然環境。黙って長い時間主張を聞いていた。中国電力の不備も何点かあって慎重に
なっているのもある。どちらの話もよく聞くこと。急がなければならないが話し合い
をしていく姿勢が必須。
Y:不備とは何か。
エネ庁部長:上関ではなく、全体的なこと。具体的には昨年の島根原発での点検漏れ。
以上引用終わり。
河野議員の批判的コメント付きの記事は、http://www.taro.org/2011/02/post-921.php でお読みください。たいへんわかりやすいです。
追加
飯田哲也さんのtwitter から
iidatetsunari 飯田哲也 tetsu iida@ISEP
yudukinikogareから
【上関問題】また民主党の原発族のトンデモが炸裂。シンキリッチをしたくてたまら
ない駄々っ子のよう。1/28(金)に初会合の民主党原子力政策・立地政策PT。座長は川
端達夫(衆・滋賀)、他に藤原正司(衆・関電)、近藤洋介(衆・山形)、中野渡詔子(衆・
青森)、吉田おさむ(衆・大阪)、増子……
あーら、せっかくのイニシャルがみんな分かるじゃありませんか。