ヒロシマとOkinawaを結ぶ)「ひろしま in OKINAWA 石内都展」のお知らせが佐喜眞美術館から届いています
2010/08/01
いつも案内をいただく、沖縄の詩人、高良勉さんといっしょに本日、久高島に上
陸しました。お会いしたのは初めてでしたが、島ンチュの骨太さと懐かしさを感じま
した。
彼からの案内がいつものようにとどいてますので、転載させていただきます。
以下引用。
友人の皆さま、こんにちは。
ベン@沖縄のタカラ・案内カンナイ親方です。
私の友人・ドゥシ(同志)の皆さんが運営している宜野湾市の
佐喜真美術館より、8月の企画の「ウンチケー(ご案内)」が届いて
おります。
多くの皆さまが、ご参加・御鑑賞いただきますよう私からも
御願い申し上げます。ありがとうございました。
100801 ベン 拝
高良勉さま
いつも佐喜眞美術館をお引き立て下さりありがとうございます。
下記ご案内をお送りさせていただきます。
周知のほどよろしくお願いいたします。
現在好評開催中の「ひろしま in OKINAWA 石内都展」は、8月9日(月)までの開催
となっております。石内さんの写真は、ヒロシマで被爆された方々の破れた衣服や日
常品をあくまでも美しく撮ったもので、原爆の暴力的イメージは一切ありません。そ
のことがかえって、かつてそこに在った身体といのちを想起させます。ヒロシマに対
する全く新しい、ひとつひとつのいのちから見る視線です。これらの作品を「沖縄戦
の図」の前で見るとき、ゆっくりと「ひろしま」と「おきなわ」の記憶がつながって
いくようです。
今、日本の平和思想で「沖縄戦」と「ヒロシマ・ナガサキ・8.15」の文脈が切
れています。歴史的関係が切れていることで、その力を大きくそがれています。「沖
縄戦」と「ヒロシマ・ナガサキ・8.15」をつなぐ願いを込めた展覧会でもありま
す。人びとの思想をひとつ新しい地平に引き上げる必要がある今、多くの人びとに見
てもらいたい展覧会です。
ぜひ、友人知人の皆様にお知らせください。
よろしくお願いいたします。
「ひろしま in OKINAWA 石内都展」
会期=8月9日(月)まで
※本展図録(定価500円)を入館者に限り300円でお求めいただけます。数量に限
りがありますので、お早めにどうぞ。
《次回展覧会》
タイトル=骨からの戦世―65年目の沖縄戦 比嘉豊光展
会期=2010年8月11日(水)~8月23日(月)
シンポジウム「「骨」をめぐる思考」
2010年8月15日(日)14:00~
出演=倉石信乃(詩人、批評家、明治大学准教授)、豊島重之(ICANOFキュレーター
)、土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学講師)、北村毅(文化人類学、沖縄研
究、早稲田大学客員准教授)、西谷修(フランス思想、戦争論、東京外国語大学教授)
、屋嘉比収(日本近現代思想史、沖縄学、沖縄大学准教授)
※メディア関係者の皆様、当館への取材は大歓迎です。ご連絡ください。
以上、よろしくお願いいたします。
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◇ 佐喜眞美術館
◇ TEL 098-893-5737 FAX 098-893-6948
◇ http://sakima.jp
◇ メール info◎sakima.jp(◎を@にかえて送信)
◇ 〒901-2204 沖縄県宜野湾市上原358
◇ 開館時間 9:30-17:00 (火曜休館)
◇ 入館料 大人700円 中高600円 小人300円