中国電力)島根原発の点検漏れ1665件に(読売新聞)
2010/05/01
島根原発測定データを誤報告 ’08/11/8 http://ankei.jp/yuji/?n=597
123件+400件かとおもっていたら http://ankei.jp/yuji/?n=937 。
どこまで増えるか「安全性に問題なかったミス」。(住民として)注視していきたい。
(会社として)中止していただきたい。(社員として)忠死しないでいただきたい。
読売新聞から引用させていただきます。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100430-OYT1T00389.htm
中国電力、島根原発の点検漏れ1665件
松江市の島根原子力発電所1号機(出力46万キロ・ワット)、2号機(同82万
キロ・ワット)の点検漏れを調査していた中国電力は30日、定期検査で自主点検の
計画通りに点検をしなかった点検漏れや計画書自体の不備などが、合計で1665件
に上ったと発表した。このうち506件は、計画表で記載した分解・交換の時期を過
ぎて、そのまま機器が使用されていた。同社の山下隆社長は同日、経済産業省を訪れ、
社内調査の中間報告書を増子輝彦副大臣に提出した。
原発の定期検査は、出力を調整する制御棒など原発の運転にとくに重要な機器に関
して国が立ち会う点検と、それ以外の比較的軽微な項目について電力会社が独自に行
う自主点検とに大別される。今回の調査は自主点検に関するもので、原発の安全性に
問題はなかったと中国電力は説明している。
今回の報告は、3月に蒸気外側弁のモーターなど重要機器の点検漏れが123件見
つかったことを受け、保安院が同社に総点検を指示したもの。同社は、1974年の
1号機の運転開始以来の定期検査で、約7万件の機器の点検を指示した計画表と、実
際に行われた内容を記した工事報告書とを照合した。
同社は3月に見つかった点検漏れの原因について、点検の管理部門と現場の連絡が
不徹底で、点検計画の内容が現場に誤解して伝わっていたうえ、管理部門が点検内容
を記した工事報告書の確認を怠ったなどと説明している。
この日は最終報告書を提出する予定だったが、点検漏れの件数は把握できたものの、
原因の詳しい解明や再発防止策の策定は間に合わず、中間報告となった。
中国電力は3月末、社内規定で定められた部品の交換や分解点検をしなかった「点
検漏れ」の機器が123件見つかったと公表していた。点検漏れのあった機器は、正
常に動作することは確認しており、原発の安全運転に、問題はなかったとしている。
(2010年4月30日12時55分 読売新聞)