中国電力)島根原発点検漏れがあらたに400件でてきた
2010/04/30
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100430-OYT1T00124.htm
からの引用です。
島根原発、点検漏れ新たに400件
島根原発1、2号機(松江市、出力計128万キロ・ワット)で計123件の点検
漏れが見つかった問題で、機器の未交換など新たに約400件の点検漏れがあったこ
とが、関係者への取材でわかった。
中国電力(広島市)は30日、経済産業省原子力安全・保安院などに、詳細な調査
結果を報告する。
今回は、3月30日の点検漏れの公表に伴い、原子力安全・保安院の指示で、原子
炉建物以外に設置されているタービンや廃棄物処理などの建物にある計器類などを中
心に調べていた。
3月30日に公表したのは、1、2号機で計約7万件ある機器の点検個所のうち、
重要度の高い約1万2600件で見つかった1号機で74件、2号機で49件の点検
漏れ。今回は残る約5万7400件について調べ、約400件の点検漏れが見つかっ
た。
同社は前回の点検漏れは、実施部門と、管理部門との連絡ミスが主な原因と説明。
モーターや電源盤のヒューズなどの部品交換や分解点検などが行われていなかった。
大事故発生時に作動する非常用炉心冷却装置(ECCS)の蒸気弁を動かすモーター
が、社内規定の交換期間を超えて使用されていたこともわかった。
(2010年4月30日03時04分 読売新聞)