新聞で紹介)『わたしは_#山頭火_!? 元_#新聞記者_の告白 #統合失調症_・_#闘病記』 #自由律句セラピー_ RT_@tiniasobu
2021/03/26
http://ankei.jp/yuji/?n=2461 でご紹介した、本が新聞に紹介されました。 ご紹介します。
『中国新聞』2021年3月25日(木) 山口版総合の記事です。
周南の天地さん 統合失調症闘病記
心のリハビリ 自由律俳句で
山頭火に自身重ねる
統合失調症で苦しむ周南市在住の元新聞記者、天地成行(てんちなりゆき)さん(46)が、闘病記「わたしは山頭火!?」を刊行した。漂泊を続けた自由律俳人の種田頭火(1882~1940年)に自身の姿を重ね、俳句を作ることで「心のリハビリ」を果たしていく過程を記した。(中井幹)
天地さんは周南市で生まれ育ち、島根大を卒業後、東京の新聞社で働いた。紙面レイアウトや見出しを付ける整理部門に主に勤務し、取材記者になっても全力で取り組んだ。天地成行はペンネームで写真サイズを決める時に使う新聞社の用語である。慣れない都会生活も負担になり「気を抜ける時がなかった」と言う。28歳の時、幻聴が聞こえ、妄想が起こるようになった。誰かに拉致されるのではないかと交番に駆け込んだこともある。医師に「統合失調感情障害」と診断された。
過食や夜に突然散歩するなど症状は悪化し、休職と復職を繰り返した。
2011年の東日本大震災時は「自分が引き起こしたのでは」と思い込んだ。38歳だった12年末に退職、帰郷して療養生活に入った。
そんな時「五七五」や季語にとらわれない自由律俳句と、防府市出身の山頭火の魅力を知った。創作にのめり込み、家族たちの支えもあり、心も安定していった。そうした一連のことを闘病記でつづる。
「完治とはいかないが、症状は軽くなってきた」と天地さん。知人でもある岩国市周東町の社くるとんの藤井康弘社長(56)の勧めで昨夏、執筆を始めた。
天地さんは「当事者やその家族に読んでほしい。誰もが精神疾患になる可能性がある。
そうしたことを多くの人が理解してくれれば」と話す。A5判、102ページ。くるとんが昨年12月に千部を発行。県内の書店で販売している。
1部千円(税抜き)。くるとん?0827 (81)1551。
引用終わり
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