上関)田ノ浦の現場でシーカヤッカーが作業員4人に首をしめられ失神・負傷
2009/11/08
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
より引用です。
さきほど祝島島民の山戸孝君から電話が入りました。
すでにネット上で流れ始めている、田ノ浦でのシーカヤッカー負傷の件についてです。
以下、話した内容をまとめます。(追って、孝君からマスコミ向けの情報として文章
をもらいます)
11月8日
今日も、昨日と同様に中国電力の作業台船や作業のサポートに入っている地元の漁船
は、クレーンのワイヤーにつるしたコンクリートのおもりを漁船やシーカヤックの頭
上を通して作業を行ったり、作業阻止のために作業船に近づこうとするシーカヤック
を竹の棒で突いて押し出すなど、危険な行為を続けていたようです。
今日の8時頃、このような作業に対する抗議行動として、シーカヤッカーの1人が作
業台船のクレーンワイアーに手をかけていたところ、作業員4人に取り押さえられ、
漁船の甲板に引き上げられました。
そして、そのまま4人に手や足をおさえられ、腕で首を絞められて意識を失いました。
台船による作業が終わるまで取り押さえられたのち、別のカヤッカーが助けに入り、
救急車を呼び、病院に運ばれました。
命に別条はないようですが、首を絞められた影響で意識レベルが「低下」していまし
たが、現在はかなり回復してきました。
ただ、当面は入院する必要があるようです
尚、以上のような出来事が起こっている間、出動の要請をしていたにも関わらず海上
保安庁は一度も現れず、
カヤッカー負傷の事故が起こった後になって駆けつけてきたそうです。
以上です。
僕自身、現場にいないので、どのような雰囲気の中で作業が行われ、このような事故
に至ったのかは分かりません。
このような時こそ、落ち着いて状況を見つめたいと思います。
人の首を締めざるを得ないような状況。
その行為の根底にあるのはどんな怒りか憎しみか。
上関という土地に押し付けられている現実。
田ノ浦で起こっている出来事を、もっと多くの人達が自分の事として受け止めなけれ
ばいけない。
そのことだけは間違えないでしょう。
またレポートします。