上関)衆院環境委で田島一成議員(民主)が上関のアセスについて質問
2009/04/16
滋賀県立大学環境科学部の野間直彦さんからのニュースです。
以下引用
衆議院環境委員会で上関のアセスに関する質問がありましたのでお知らせしま
す。
田島一成議員(民主)で、自然公園法改正に係る質問の中でのことです。
衆議院TVのサイトで録画を見ることができます。4月14日です。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
「衆議院環境委員会ニュース」の文面では以下のようになっています。
・建設着工準備中の上関原子力発電所(山口県)について、
環境省による環境影響評価の終了後に絶滅危惧種の生物
の生息が新たに確認される等、同建設を取り巻く事情が
変更している状況を踏まえた環境省の現在の対応方針を
伺いたい。
(会議録はまだ作成中でした)
録画を見てみましたら、
全体で1時間3分ほどのところ、
42分30秒頃から瀬戸内海国立公園と瀬戸内海特措法に関係する話が始まり、
44分頃から51分30秒頃までが上関の質問と答弁になっています。
カンムリウミスズメとカラスバトという天然記念物の鳥がアセス終了後にいる
ことがわかったことにどう対応しているのか、という点に的を絞った質問でし
た。
環境省の答弁は、「カンムリウミスズメの調査は事業者が行っていると聞いて
いる」というもので、「繁殖しているかどうかによると思いますが」とわざわ
ざ付け加えておられました。
しかし、繁殖していたら非常に大事ですが、繁殖
地でなかったとしても生息地としての重要性を軽視されては困ります。そこの
ところ、学会などからの要望の趣旨の正しい理解と強い指導をしてほしいと聞
いて思いました。
これに対し田島議員は、生態学会からは6度も要望が出ている、環境省はそう
いう声にちゃんと耳を傾けよ、と言われていました。
ぜひ見て(聴いて)みてください。