廃村熱中人からの便り)2008年2月3日21時から全国デビューの予定
2008/01/28
友人のheyanekoさんからのメールを、許可を得て掲載します。
廃村なんて、地味でめだたない現象だとおもっていませんでしたか。
限界集落といわれるものが大量に発生して、廃村もとても身近な課題になってきてい
あす。
私も、伊谷純一郎先生に指導された西表島の廃村での修士研究をきっかけに廃村熱
中人になっていますし、屋久島フィールドワーク
講座では、若い人たちに廃村熱中症を伝染させました。そのご縁です。
以下引用です。
●TVの宣伝/廃村熱中人の意味や心意気
2月上旬,NHK-BSの「熱中時間~忙中”趣味”あり~」という番組に
「廃村めぐり熱中人」として出演することになりました。
http://www.nhk.or.jp/nj/
「熱中時間」は「ひとつの事にこだわる趣味人をドキュメント紹介する番組」で
す。
私(浅原)は「廃村めぐり」を趣味としており,下調べをして,現地を探索し,
レポートをまとめるという今の形の趣味にたどり着いて丸8年になります。
安渓先生のおきなわ文庫「崎山節のふるさと」,「わが故郷アントゥリ」は,
今は無人の村にかつてあった生活について詳細にまとめられており,
廃村への旅を始めるきっかけのひとつになりました。
この2~3年は「学校跡を有する廃村」に的を絞って,関東・甲信越・東海の廃村に
ついて
ホームページでまとめています。
http://www.din.or.jp/~heyaneko/gh.html
今後も日本全国の廃村について調べ,巡り,その現状をまとめていきたいと思って
います。
●大学で話したこと
2008年1月16日,京都精華大学人文学部(文化表現学科,社会メディア学科,環境
社会学
科)の
「総合講座」(1年生対象)で「日本の廃村の現状とこれから」という講義(90
分)を行いました。
講義では,廃村の現状を地方別(北海道から沖縄まで),テーマ別(鉱山,ダム関
連,
戦後の開拓集落,離島など)に分けて説明し,あわせて新たな展開の例(民宿の開
業,
都会からの芸術家などの移住,熱帯植物園の開業など)を紹介しました。
学生には「廃村の活用策の提案」が課題として出されました。
この機会なので、安渓先生のホームページを、私のWebの「中国・四国関連リンク
集」に
加えさせていただけないでしょうか。
浅原昭生(HEYANEKO)
http://www.din.or.jp/~heyaneko/
引用終わり
参考資料、ウェブページ
安渓遊地、「八重山群島西表島廃村鹿川の生活復原」が載っている『人類の自然誌』
(1977年) 伊谷 純一郎 (編集), 原子 令三 (編集)、雄山閣は、なんとアマゾンで¥
94,890よりだそうです。
山田武男著、安渓遊地・安渓貴子編「おきなわ文庫27 わが故郷(シマ)アントゥリ
西表網取村の民俗と古謡」ひるぎ社は、ヤフオクで1500円からだそうです。
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r40851417
屋久島廃村熱中症は
安渓遊地・安渓貴子,(2004)「島からのことづて(23)小杉谷に暮らした日々」
. 生命の島,66:31-41.
安渓遊地・安渓貴子(2004)「島からのことづて(24)屋久島最高の村石塚での暮
らし」. 生命の島,67:56-64.
屋久島フィールワーク講座
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/YFC-HP/index.html