上関)2008年2月23-24日「瀬戸内の里山と里海」セミナー
2008/01/10
1月11日改訂(pdfファイルをjpgファイルに変更)
1月13日改訂 裏面の誤植訂正
文部科学省の科学研究費補助金・特定領域研究『持続可能な発展の重層的環境ガバ
ナンス』の中のグローバル時代のローカルコモンズの管理班の公開セミナーがもよお
されます。
安渓遊地もお話しするので、掲載させていただきます。
前日には、祝島・長島のエクスカーションも計画されています(こちらは、25名限
定ですので、お早めに)。
2008年2月24日 10:00から17:00
場所 柳井市中央公民館 2階大会議室
趣旨
今回私たちはこのセミナーで、瀬戸内の里山と里海を通じて、人々が自然とどのよ
うにつきあってきたのかを考えてみたいと思います。高度成長期以降、瀬戸内の自然
は多くの開発事業によって姿を変えてきましたが、今なお、貴重な自然が残され、そ
の残された自然を生活の糧として生活する人々がいます。
しかし、現在、山口県熊毛郡上関町では原子力発電所の建設が計画され、わずかに
残された瀬戸内の貴重な生態系、入会地、鎮守の森、入会漁場、そしてそれと共に暮
らす人々の生活が危機に瀕しています。一方で、過疎化・高齢化という厳しい状況に
直面する地域社会にとって、財源の確保は決して無視できる問題ではありません。今
後の地域社会の未来を模索するためには、その地域の人々が自然とどのようにつきあ
い、暮らしてきたのかを考えることがひとつのヒントになるかもしれません。多くの
みなさまのご参加をお待ちしております。
テーマ
「瀬戸内の里山・里海~人々は自然とどのようにつきあってきたのか?~」
スピーカーとタイトル
・自然・生態の視点から:加藤真(京都大学)
・海と漁業の視点から:水口憲哉(元東京海洋大学)
・入会権の視点から:野村泰弘(島根県立大学)
・石風呂がつなぐ海と山 周防大島と徳地の交流:安溪遊地(山口県立大学)
・入会権、漁業権と地球環境問題:室田武(同志社大学)
お問い合わせ申込は commons.kaminoseki@gmail.com の三輪大介さんまで