2023/10/29)「みんなでつくる #中国山地 004号」発刊まつりは、山口市阿東の #阿東文庫 で
2023/09/29
大学生が集まって、中国山地のこれからの100年を地元の人と語り合おう!
そんなもよおしの予告です。
山口市宮野の山口県立大学国際文化学部の学生たちに「プロジェクト演習」という科目があります。地域にでかけたりしていろいろ学ぶという内容ですが、
阿東つばめ農園では、農作業を中心に、5日間にわたって学生たちを受け入れています。今年は6人が通ってきてくれていますが、希望者が多くて、競争率が3倍にもなる人気の実習先のようです。
「賢そうなことを言うのは、えんえんと農作業をして、腰がいたーくなってからにしようね」といいながら、こき使っていますが、たまには、楽しいイベントも入れます。
今回予定している4回目の実習内容は、農作業と、10月29日(日)の午後13時から15時までの予定で、つばめ農園から車で10分ほどの、阿東文庫(旧亀山小学校あとを活用して、10数万冊の本を収蔵。漫画も9000冊!)でのイベントをもりあげます。
地域の方もぜひぜひ、のぞいてみてください。
阿東文庫
2012年の記事 https://ato-kankou.org/archives/2545
2017年の記事の始めの部分 https://www.projectdesign.jp/201702/free-resources/003425.php
今回の阿東での受け入れ仕掛け人 明日香健輔さん
https://www.ycam.jp/archive/profile/kensuke-asuka/
https://colocal.jp/topics/art-design-architecture/local-art-report/20141011_37922.html
2.イベントの内容は、つばめ農園がメンバーである、中国山地百年会議の、「みんなでつくる中国山地004号・発刊まつり」(あと96年続ける予定)の山口会場の集まりです。
島根県立大の学生(1年生女子)が呼びかけて、大学生が集まって、地域の人たちといろいろやる会を提案しています。山大生も来る予定です。
中国山地百年会議
https://cs-editors.site/
この場所を選んだのは、4号に、安渓貴子が書いた原稿がきっかけです。300字にまとめるのがむずかしいのですが、その下原稿を添付しておきます。
捨てられる本と廃校の出会い――阿東文庫 (安渓貴子)
山口と島根の県境に近い山口市阿東徳佐の旧亀山小学校が2008年に地域の図書館に。 アート展、コンサートなどにも利用、カフェもあって気軽におしゃべりや読書を楽しむなど、地域の交流の場でもあります。この地域に住む吉見正孝さんが廃品回収で大量に廃棄される本があまりにも貴重なので、譲り受けたのが始まりで現在なんと約13万冊。小説、雑誌、専門書も多様な分野に及びます。コミックは9000冊が分野別に並んでいます。明治・大正時代の本や地元で出された冊子、大学教授など専門家が蔵書を寄贈する事も多く、昔のオルガンや古道具も置いてあり、この地域の文化の広がりや歴史が感じられます。大学生が実習や地域活動の学びの場にも。地元の利用者が少ないのが悩みです。
取材先の名前:阿東文庫(あとうぶんこ)
場所:〒759-1511 山口市阿東徳佐上新田亀山1133
連絡先: https://twitter.com/atobunko