2006/11/18 )山口ふるさとツーリズム高大地域連携事業で阿武町を訪問します
2006/11/13
山口県の日本海側、萩市の近くの阿武町(あぶちょう)で味わう「ふるさとツーリ
ズム」へのお誘い(すでに締め切りましたが、ご参考までに)
山口県初の農家民宿「樵屋(きこりや)」を訪ね、地域の食材を試食。そのあと、
「都市型のライフスタイルからの乗り換え駅」を目指す地域づくり拠点「あったか村・
福賀」で、村づくりの現場で、ヤギと遊んだり、さわやかな秋の1日を、やまぐちの
元気な地域にでかけ、味わいませんか。
受け入れのお世話役は、県立大学の授業「環境問題」の講師のお一人でもある、白
松博之さんです。経費は、山口県中山間地域づくり推進室の「ふるさとツーリズム」
事業から、また、移動については、県立大学のバスを使用します。
日時 2006年11月18日:8時30県立大学集合~17時県立大学解散
参加者の経費 200円(当日徴集。昼のおにぎり代にあてます)
人数 先着20人程度まで
申し込み先 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)@山口県立大学国際文化学部
スケジュール
8時半 県立大学D号館付近集合
8時45分 出発
10時 阿武町のうそんセンター着
オリエンテーション
阿武町のグリンツーリズムへの取り組みについて
阿武町役場 佐村さんより
11時 阿武町の農業について視察 西台、埋もれ木の郷
12時 農家民宿 樵屋(きこりや)
地域食材の試食について
農家民宿樵屋の開業から現在まで 白松博之さん
14時 あったか村 村づくりについて
15時30分 あったか村出発
17時00分 県立大学着
期待される効果としては次のような内容を考えています。
公開授業「環境問題」授業や地域実習の授業を通して、中山間地域の課題について
学んだ学生や地域からの受講者たちが、あらたな試みとしてのふるさとツーリズム開
拓の現場を訪れることで、新鮮な発想から地域の資源を見いだし、地元の方々との交
流のなかで、双方にとって新しい着想を得ることができることが期待される。また、
今後とも、地域と学生および教員との息長い交流のきっかけとなることも強く期待さ
れる。
◎あったか村とは
数日前朝日新聞山口版で大きく取り上げられました。
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000200610280001
「最近はチーズ作りにはまっています」と話す長門市の生協職員渡辺信さん(3
6)は、週末になると「村」に通い、草刈りや畑仕事に精を出す。
福岡県行橋市で化学物質過敏症に悩んでいた4年前、インターネットで活動を知っ
た。しばらく村の自然の中で過ごすうち、頭痛やめまいなどの症状が軽くなった。2
年前、長門市に移住。「今は体の調子もだいぶよくなりました」と笑顔だ。
村は、地元で民宿を営む白松博之さん(60)たちのアイデアで03年9月に運
営が始まった。白松さんは、約25年前からきのこ狩りなどで都会の人々を受け入れ
てきた。その経験から、田舎に求められているのは「癒やされ、健康に過ごせる場」
と感じ、その橋渡し役になろうと有限会社を設立して村を興した。活動理念は「人・
地域・地球の健康づくり」だ。
村は柿渋を塗った約10坪の木造の事務所小屋に、山林9ヘクタール、農地2ヘ
クタール。広い自然が活動の場だ。(中略)
高野和良・県立大教授(地域福祉社会学)のお話が載っています。
交流人口が増えるのはいいことだが、定住につなげられるかどうかがやはり課題だ。
成功しているところは都会の人を単にお客として迎えるのではなく、町おこしの企画
などを一緒にやっているところ。参加型という点では「あったか村」はおもしろい取
り組みだ。
◎農家民宿樵屋(きこりや)
http://www.haginet.ne.jp/users/kikori/