環境問題)2006年後期・無記名のコミュニケーションボード(1~5回目)
2006/11/10
おしらせ 近藤紀子さんのお返事を掲載しました。 (11月10日)
おしらせ、講師のご都合により、
11/15 白松さん
11/22 渡辺さんに交代いたします。
このページは、授業がおわったら、次の授業までには更新していく予定です。
授業の展開の予定は、以下のHPに載っています。
http://kyoumu.ypu.jp/outdata.php?code=103200&field=kiso&kiso=off&gakki=2&wd=3
環境問題の授業は、地域のリーダーの方々が直接話をしてくださる部分が多いこと
と、公開授業なので、地域の方もお金を払って参加されるということをふまえ、
参加者のコメントは、他の参加者にとって、非常によい刺激になるという経験から、
このページに、みなさんからのコメントとそれに対する私の答えなどを書いていくこ
とにします。新しいものが上に追加されるという形をとります。
コーディネーターの安渓や講師の方のコメントがあったら、その段階で書き加えて
いこうと思いますので、毎回のぞいてみてくださることを希望します。
第5回授業の講師の 近藤紀子さんからお返事がきました。以下にはりつけておきま
す。
たくさんのコメントを、ありがとうございます。
いろいろなことに挑戦したい方、起業したい方、一緒に働いてみたい方、
私たち地域維新グループでは、インターン制度を設けています。
興味のある方は、インターンとして受入を行いますので、
「インターンに興味アリ!」とメールしてください。
また、4月からのスタッフも募集しています。私たちと一緒に働きたい方、
まずは話を聞いてみたいという方、「就職に興味アリ!」とメールしてください。
山大卒、県大卒のスタッフが何人もおりますよ(^^)お気軽にどうぞ。
メールで kondou@socio.gr.jp まで。(@を半角に戻して送信してください)
お名前とご連絡先をお忘れなく・・・。
第5回授業(2006年11月1日)への学生のコメントと安渓のコメント
近藤紀子さんの講義は、みなさんいねむりできないほど興味をもたれたようでした
ね。
大学生のときに立ち上げた学生耕作隊を、無償ボランティアだと1回経験したらも
う来なくなる人が多いという壁に気付いて有償ボランティア(最低賃金より安い手当
+現物支給や地域通貨のポイント)という仕組みで乗り越え、さまざまな団体の世話
人をしながら、去年はとうとう維新グループという若者の知恵と行動力をあつめた仕
組みで指定管理者に選ばれて年のうりあげ1億円といっておられましたが、ことしに
はなんと経営規模が1億6000万と年60%という成長をとげたというお話しでし
た。次は、若者や未熟練労働者を安く使おうとする企業や行政のもくろみをいかに逆
手にとるか、とっても楽しみですね。
地域維新グループの活動については、以下のサイトをごらんください。
ブログ
http://blog.goo.ne.jp/chiikiishin/e/1b48ad1e4cf30239ea2ec0ef6927b265
HP
http://www.genki.gr.jp/ck/intro.htm
以下学生コメントです。
◎学生のうちからこういった活動していたと聞いて正直驚きました。ボランティアの
人を増やすため工夫したりなどさまざまな苦労をしてきたんだと思いました。
◎本当にビジネス(少しかわった)をしている方の話を聞いて、現実味のある講義で
した。アメリカではボランティアが有償でされている事はしりませんでした。しかし
これからの日本にその形が取り込まれるともっと広い形でボランティアができると感
じました。
◎比較的年齢の近い人の話だったので親近感を持ってきくことができた。
有償ボランティアという考え方はかなり理想的だとは感じたがボランティアという行
為自体が利益を追及するためのものではないので、有償ボランティアを増やしていく
ということは難しいように感じた。
地元で地元のために起業したという若い方の話はテレビでも最近良く取り上げられ
るので、今回話しをお聴きして凄く興味がわきました。私は来年から就職活動が始ま
ります。その視野を広げることもできました。
けれどやはり、早い段階からの計画が必要ですし、それなりの勉強も必要ですね。
業者の方との連携も必要ですし、折り合いをつけてうまくやっていくようにもしなけ
ればならない…。
凄いことですね…。本当に感心するばかりです。
官民競争は、市場を活発して、発展に有利になることを認識されます、両者の対立
の同時に協力が必要と思いました。
◎もったいない運送っていうので、夏みかんの皮まで無駄なく利用してパンを作って
いると言っていたのが一番印象に残っている。せっかく作った食物も、年をとって採
ることができず、そのまま腐ってしまうというのは本当にもったいないと思う。もっ
たいない、という一言を心のなかにもっていれば無駄は大分減ると思う。
◎今回は、指定管理者制度、とか、難しい言葉がたくさん出てきましたが、いままで
ちっとも知らなかった、こういう言葉の話を聞くのは、とてもためになるし、わくわ
くします。最後の方で、ボランティアなどが、それを専門にする人の職を奪ってしま
う、ということについてのお話がありました。私は理不尽なお金を使う官より民にす
べて任せれば良い、ボランティアでどうにかなるものなら、その方が良いに決まって
る、と思い込んでいたので、その話を聞いて、あらゆる立場で物事は見なければいけ
ないとも思いました。
◎今日の講義を聴いて、アメリカでは有償ボランティアがほとんどだと聞いて驚いた。
日本ではボランティアといえば無償・自主性という感じだが、有償ボランティアにす
ることで過疎化によって運営が難しくなっている農家やお茶園を守ることができるの
だなと知ることができた。
◎安い人件費で、施設を安く運営するということは、都会で田舎暮しを望んでいる人
にとって実際に田舎に触れるいい機会だと思いました。
◎うまく地域貢献しながらビジネスも進めていて、すばらしいと思いました。企業み
んながこのような感じだったらいいのにと思いました。
◎今回お話をしてくださったかたは大学生のときに自分で行動を起こしたと聞き、驚
きました。わたしも自分にできることを探してみようと思います。
◎ボランティアをすることは、それだけでただ良い事なのではなくて、元からそこに
あった活動を奪ったり壊したりしない配慮も大切な事に気づかされた。
◎コミュニティービジネスの成功の陰にある地域の人の協力の力も感じた。
◎この講義で、ずっと気になっていたことがあります。それは、地域の方も最後におっ
しゃっていたように、もともとそれを生業にされている方たちの仕事を奪うことになっ
てしまうのではないかということです。その答えにも曖昧な点が多かったようですし。
だれでもコスト削減として、人件費はできるだけ少なくしたいと思っているはずです。
そこへ、学生が今までの人件費の半分で仕事してくれるとなるとそちらを選んでしま
うのは目に見えています。そもそも、有償ボランティアという言葉にとても違和感を
感じました。アメリカでは有償が当たり前のようなことを言っていましたが、別に有
償ならボランティアとつけなくてもいいんじゃないかと。ボランティアという言葉を
使えば印象がいいからじゃないかとか考えてしまいます。低賃金のバイトと変わらな
いとは言いませんが、有償ボランティアというのはどうしても納得いきません。本当
に無償でボランティアをやっている人たちはどうなるのでしょうか。
← 安渓コメント。一番トップに書いたこと(無償だと1回しか来ない人がほとん
ど)のほかに、農家の人も、無償ボランティアだとつい遠慮してしごとをびしばし頼
みにくいし、お昼ご飯ぐらいださなければ、とおもったりして、それがかえって負担
になって頼みづらいということがあると聞きました。
◎今回の講義は経済学の感じがします。
◎ボランティアにも無償ではないものがあることを知りました。
◎今日の方の話は学生である自分にとっては新鮮な話でした。経済でも環境や地域の
発展に貢献していくことができるのだなと感じました。
◎女性の社会進出の現状を目の当たりにした気がします。かっこよかったです。学生
が新しく農業を始めようとしている人にアドバイスをするということを聞いて、学生
が農業方法を伝える大きな役割を持っていることを知って驚きました。温泉津の旅館
は地元にいた時によくテレビで取り上げられていたので知っていました。メディアを
うまく活用しているとは知りませんでした。
◎学生にとっては、給料などは関係なく様々な経験をさせてもらえる場所があるとい
うのはとても良いことだと思います。そのような場所が、自分が知らないうちに無く
なっていくのかと思うと自分も何か出来ることはないか、考えるきっかけになりまし
た。
◎講師の方が、あの若さで理事長だということに驚きました。農家の仕事を是非手伝っ
てみたいと思いました。
◎今日は、起業した近藤さんが講演されたが、この講演を聴いていくうちに、物凄く
衝撃が走った。これをまずは読んでいただきたい。
「・・・・。何にせよ、このままでは山口県はどんどん高齢化していく。逆に考えて、
高齢化が進むというのなら、全国のモデルとなるような高齢化かつ過疎化政策を展開
してみたら他の県の良き参考になりうるだろう。物は考えようである。高齢化を嘆く
より、高齢化に適した社会をこの際に作っていけばよいと思う。地域や地方から全国
へという風にしていけば、地域や地方の資源や力を再発掘する事が出来るのではない
か。そして、各地の取り組みを参考にして日本全体の政策にするというのも面白いか
もしれない。首都から地方へではなく、その逆の政策が高齢化する日本を支える事に
なるかもしれない。まあ、ならないかもしれないけど、これはこれでやってみる価値
はあると思った」。
これは、火曜日の社会福祉学部の専門科目「福祉社会学」のコミュニケーションボー
ドにて書いたものである。
今日の講演では一種の農業応援隊の活動内容であった。「全国のモデルとなるよう
な高齢化かつ過疎化政策を展開してみたら他の県の良き参考になりうるだろう」とい
う箇所だが、この政策がまさに近藤さん達の活動と言えないだろうか?
また、「地域や地方から全国へという風にしていけば、地域や地方の資源や力を再
発掘する事が出来るのではないか」の箇所が、まさに近藤さん達のやっていることと
言えないだろうか?
さらに、「首都から地方へではなく、その逆の政策が高齢化する日本を支える事に
なるかもしれない」の箇所に関して、近藤さんが講演の中で、「今は東京からの一極
集中になっており、それを変えていく事がこれからは必要」と話しておられ、この部
分に関しても、「おお!私と同じ考えだ!!」と自分自身の考えに自信を持つ事が出
来た。細かいところでは違っていると部分があるかもしれないが、私と同じような考
えを持っている人に出会えて物凄く嬉しかった。それも、近藤さんは、実際に自分で
起業して行動に既に移している。その結果が、島根県で現れ始めている。何て精力的
な人なんだと感服したというか尊敬してしまった。「誰だ!女性は能力がないと女性
差別をしているヤツは!?」と思ってしまった。
起業するというのは、私も考えた事があるが、なにぶん、福祉で起業するというの
はあまりイメージが湧かないので、その時に考えるのを止めたが、今日の講演を聴い
て、再び、起業について考えるようになってしまった。福祉でなくてもいいので、起
業するなら何が出来るのだろうか?を考えながら残りの大学生活を過ごしていきたい。
就職先がないのなら、就職先を作ってしまえばよいのだと聞いた事があるが、それは
今日の講演の内容のような事を言うのかと実感できた。 しかし、起業に固執するの
ではなく、今の自分には何が出来るのだろうか?という事を考えていかないと泥沼に
はまりかねないので、そこは注意する必要があると思った。
この授業は、実は起業に役立つアイディアの宝庫でもある気がしてきたのですが、
安渓先生はいかが思われますでしょうか?
← 安渓コメント。そう!そうなんですよ。こんど私がまとめた本の「続やまぐち
は日本一 女たちの挑戦」を回覧しましょう。3人までは起業している女性の話です。
たくさんコメントしてくださり、ありがとうございます。
◎企業を起こすというのは憧れますが具体的にどういうことをしたらいいのかという
ことが分からないので、今日の講義で少し分かり良かったです。同じ歳くらいの若者
がどんどん企業を起こしているということに、驚き、またそういうことがもうできる
歳に私もなってきたんだなという焦りを感じました。行動している人はたくさんいる
ということで、自分もいろんなことに挑戦したいと思いました。
◎もったいない運送というのがとても興味深かったです。ある地域では役に立たない
ものでも、ほかの地域に行けば、シャーベットになったり、温泉の入浴剤代わりになっ
たり…。私たちが自宅で気軽にできるもったいない運送を探してみたいと思います。
◎ボランティア活動の中に、企業に対して不利益を与える可能性があるものもあると
いうことに驚きました。また、高校の現代社会で「ボランティアは(自発性と)無償性
に基づいた活動」と教わったので、アメリカでは有償ボランティアが主流だというこ
とも初めて知りました。
◎今日のお話はとても興味深かったです。同じ学生時代にされていたということもあ
り、また私自身も個人的に起業に興味があるので参考になりました。農業に着目され
たのは、やはり山口という土地の関係によるものなのか気になりました。また私は起
業する上で資金を集める方法として、他者から寄付して頂くという考えは初めて知り
ました。このようなコミュニティーに入ると同業者や他の起業家の方のも会え、いい
出会いのきっかけ作りになるということを知れてよかったです。
第4回授業(2006年10月25日実施)の受講生の声と安渓のコメント
地域リーダーの講師である、白松博之さんのおはなしは、林業の実情と課題から始
まって、みんなが輝けるあたらしい村づくりにおよびました。
安渓からのお知らせです。11月18日(土)に白松さんの所を訪問する計画を立てて
いますので、希望の方は、安渓までメールをくださいますよう、お願いします。
地域の受講者からのコメント
◎将来、県内産の木材で自宅を建てたい。しかし、どうやったらそれができるので
しょうか?これといったコネや、ネットワークをもたないわたしにとって。各種住宅
メーカーの広告ばかり目に入りますが、ほんとにほしいものはやはり自分のネットワー
クに頼るしかないのでしょうか?
←安渓コメント。山口の木で家を造る会というのが、ありますよ。http://www.c-able.ne.jp/~yosaku/
消費者の会費は安いです。
白松さんの広すぎる障害者用トイレ。共感します。私も訪問看護師として各お宅を
廻りますが、高齢者のために改装したトイレってほんとに使いにくい。高齢のため本
人の思いが言葉として表現できません。ここで、若くして不慮の事故等で障害を引き
受けられた方の頭脳明晰な意見はとても大切です。言葉にできない高齢者のためにも
声を大にして、意見・提案をお願いします。
介護保険が始まり、車椅子もレンタルできるようになってきましたが、まだまだよ
い車椅子が日本には普及していないように思います。パラリンピック出場の方などの
素敵な車椅子を見ると 差があるなー。と感じます。この点も、高齢者にかわって自
宅での日常生活にあった車椅子の開発にもご尽力ください。
いつか、トイレと車椅子の話で看護師その関連職種にも ご講義ください。
1回目について
兼重さんの推薦される家。そのものでわたしは育ちました。通った宮野中学校も
古いふるい校舎で床は、宮野財産区の山の木で張ったといううわさのヒノキでした。
五感を磨くに最適の環境で育った私ですが自分の子供には、それを与えてやることが
できていないことに反省。しかし、きょうもめげずに何か少しでも自分でできること
はないか考えましょう。
地域のオバサン(安渓注。これはご本人の自称
です。)
◎安渓さんへ
県大公開授業「環境問題」を受講させていただいて学生気分を味わっています。随
分とひねた出来の悪い学生ですがなかなかどうして週一回大学に行ける喜びに浸って
おります。
授業の最後に安渓先生に感想をどうぞと言われるたびにドキドキしながらも何を話
そうかとワクワクしている自分がおります。授業で一緒になることはありませんが娘
と同じキャンパスで勉強できる幸せをかみしめています。来週は都合により講義を受
けることが出来ません。残念です。次回の安藤さんの授業を楽しみにしております。
白松さんへ
今日の講義を楽しみにしておりました。林業、漁業と私には新聞などのメディアか
らの情報のみの生活の中で間伐材の林業と漁業のつながりの講義は新鮮でした。次回
の講義も楽しみにしております。
授業後、お忙しい中、お話をさせていただきありがとうございました。お土産(白菜)
も美味しく頂きました。
←安渓コメント。この方は、電磁波の危険性についても、レポートをくださいまし
た。
http://nagarjuna.ypu.jp/ankei_lectures/155.html に貼り付けておきます。ただし、学外からはアクセスできませんので、あしからず。
学生からのコメント
◎あったか村の活動は面白そうなものでしたが大変そうでもありました。間伐材を
使って漁礁を作るのは良い考えだと思います。山で出たものを余すことなく使えるし、
漁業の成長にも貢献できるからです。
◎あったか村の写真を見て、自分たちで家を作るということに、とても興味を持ち
ました。もともとこんな家が欲しい、というようなことを時々考えたりするので、自
分たちで建てるというのは、とても気になるお話でした。また、前々回のお話にもあ
りましたが、木の家の利点を知って、やっぱり木で建てた家に住みたいという気持ち
が強くなりました。トイレの話では、土の中で分解できるというのに驚きました。こ
の話や間伐材魚礁の話を聞き、何かやろうと思ったら、どうにかしてやれる方法があ
るんだなあと感じました。白松さんは、とても積極的に活動されていて、じっくり着
実に活動の輪が広がっていてすごいと思いました。白松さんにパワーを感じました。
◎間伐材の漁礁は山口県阿武町から始まったのだと聞いて驚きました。ハイブリッ
ド漁礁は、ちょっと知識があって冷静に考えれば明らかにおかしいものなのに、それ
を売る会社があるというのは、白松さんがおっしゃっていたとおり、不思議な社会だ
なと思いました。間伐材漁礁というものを初めて知りました。自然にあるものを自然
の中で利用することが人間にとっても自然にとっても一番いいことではないのかと思
いました。焼き杉を製作するタイミングが難しそうだなぁと思いました。
◎あったか村の取り組みがよく分かりました。中でも、中学生の家作り体験は、作
業を通して木材の素晴らしさに触れることができると共に、貴重な体験となり自然を
大切にする気持ちが根付くように思った。小さい頃からそういう気持ちを育てていけ
たらよいですね。
◎おじの家が毎年米を作っていたけど、今年で最後になりました。山を守る後継者
がいなくなったように、米を作る人も少なくなっていると思います。
◎海の中に木を入れるなんて初めて聞いたので驚きました。それによって食物連鎖
を作り出すことができるなんて、すごいなぁと思いました。
◎間伐型漁礁というものを今日初めて耳にしましたが、自然になじんで自然に食物
連鎖を伴い、とても環境にやさしいものだと思いました。
◎今回の講義で1番興味深かかったのは焼き畑農業についての内容です。今までは
焼き畑は地球温暖化の原因の一つと考えてました。けれどもそれは無茶なやり方の場
合だけということをしりました。
◎今回の講義で白松さんの話しを聞くまでは私も木を切ることは悪いことだと考え
てしまっていた。森林破壊=伐採だと考えていたからである。しかし、白松さんのお
話を聞いて間伐の必要性と間伐材の有効活用の話が聞けて、私自身の考えも大きく変
わった。家ができていくようすや魚礁など見ていて興奮を覚えるものばかりで楽しい
講義だった。木を沈めることにより、海の中に食物連鎖ができるという話がとても印
象的でした。
◎今回の講義においては、木材の有効利用と現実をしることできた。私がまず驚い
たのは、木はあんなにも安いのかということでした。20年30年する木があのような値
段で取引されている。その長い年月の価値があれだけなのかと思うとショックでした。
次に安渓先生がおっしゃってた、グラフに潜む危機です。昔ながらの移動農業はまた
木がはえるようになる、しかし、牧場などにした場合は草原にしかならない。私たち
からみればアフリカの人たちはなんて人だと思ってしまいます。しかし、実際は他国
から来た人によって行なわれていることもある。だから、グラフ一つで悪いイメージ
は簡単についてしまうんだなと思いました。今回の講義を通じて、今衰退している林
業はさまざまな役割をもち、また新たな方面にも展開されている。自分たちのまわり
の木にも目を向けていきたい。
◎今日の白松さんのお話は、木材が人間にとっても海の生き物にとってもどれだけ
良い物かという事がよく伝わってくるものだった。間伐材魚礁は聞いた事がなく、最
初聞いたときは、木が腐るのでは?と思っていたが、まさか食物連鎖になっていたと
は思わなかったので、逆に驚いてしまった。間伐材魚礁は海で生きる生物を助けてい
るのだなと感動してしまった。また、障害者トイレの話も社会福祉学部生として非常
にためになった。障害者トイレを見てそこまで意識した事はなかったが、今日の話を
聞いて、そういう視点もあったのかと気付かされた。やはりこれからの社会に必要な
のは、障害者本人の視点で様々なバリアフリーを実現していくことだと思った。今日
のお話も非常に有意義なものだった。
◎今日は、白松さんの話の中で30分で組み立てることができるトイレがとても印
象に残りました。外見もきれいで入りやすいなぁと思ったし持ち運びができるので便
利だと思いました。
◎今日は白松さんに来ていただき、林業についてのお話を聞いた。間伐材を漁礁と
して利用するところで、木を固定する為に鉄の棒を使用していたが、あれも木を利用
することは出来ないのかなと考えた。そして白松さんは障害者の為のトイレについて
もお話された。ただ広いだけのトイレでは、逆に使いにくくなっていることに驚いた。
必要最低限の広さを、障害者の方の目線になって考えないと分らないことだと思った。
自分が車いすを使用しているからこそ、障害者用のトイレの設計にあそこまで気を使
えるんだと思いました。
◎私は、木を切ることはいけないんだという固定観念を持っていましたが、実際に
今日お話を聞き、木も間引きをしなければ腐ってしまう原因にもなるんだと知り、か
いわれ大根の例もわかりやすかったので、ものすごく納得しました。
◎私も、白松さんがおしゃっていた様に木を伐採する事は単純に環境に悪い事だと
思っていました。先週の先生の家で薪を使用しているという話にも、少し疑問に感じ
ている所がありましたが今回のお話で納得がいきました。←安渓コメント。それは大
発見でしたね。それ以外にも手入れされなくてすごい藪になってしまう前に里山の木
を伐ってやると、切り株からまた生えてきてうまく更新されることや、いろいろな希
少種といわれる生物がそのように手入れした林にかえって増えてくるという事実も勉
強いたしましょう。
◎車椅子用のトイレについて、今回講師として来て下った白松さんのような方にとっ
て、車椅子用トイレの広さが、自分で立つことが出来ない人にとっては、不便である
ときがあるのだと始めて知りました。私の兄は重度の障害を持っているので、広さや
ベッドが必要でだったので、介助者が必要な障害のある人にとっては広ければ広いだ
け良いと今まで思っていました。しかし、白松さんのような方にとっては、むしろ不
便になることがあり、いろいろな兼ね合いが必要なのだとわかりました。
◎白松さんの話で興味があったのはトイレのはなしです。組み立てトイレの話もお
もしろかったのですが、障害者用のトイレに興味をもちました。広すぎると逆に危険
だ。障害のないわたしには絶対気づけないことです。広ければいいってもんじゃぁな
いんだと気づかされました。今日の講義を聞いて、障害者になったからこそわかる事
も多いのだなぁと思いました。車椅子の方が使うトイレ広すぎてもいけないのですね。
◎木材に穴がいっぱいあいてハチの巣みたいになっている写真をみて始めは何かと
思った。その木材を水中に沈めて海の中で食物連鎖になるようにしているなんてすご
いことを考えるなぁと思った。それと、障害者のトイレは必要以上に広くするべきで
はないと言っていたけど、わたしはあまり見たことがないのでちゃんと自分の目で確
かめたい。日本の木材が捨てられていると知りもったいないと思いました。また、間
伐漁礁の話を聞き資源を無駄にしないためにももっとこのような取り組みがいろいろ
な所で行わればいいなと思いました。
◎木材価格が高くなった理由が昨年安かったために運び出す業者が少なかったのだ
と聞き、いろんなことの原因はそのときに起こったことだけに関わるのではなく、連
続していく物事の中で発生していくものなんだと分かりました。また障害者のトイレ
は広ければいいというものじゃないことも今日初めて知りました。適度というものを
考えなければ、住みよいにつながることはないんだなと思いました。
◎林業と漁業の接点を発見できた気がします。
◎林業を継ぐ人が徐々に減っているというのは知っていましたが、今回の講義で林
業をやる人がいなくなると大変になるんだなと思い、林業の大切さが分かりました。
◎林業所得は、思ったより低いですね。頭の中には、森を持っている方が大金持ち
という考えが固まっていました。実際、今日の授業を聞いた後には、森をそのままに
置いて自動的に値上がりすることができません、いろいろな管理など必要です、とい
うことが分かりました。
第3回(2006年10月18日の授業)へのコメントと答え
安渓からのメッセージ
受講生へのおしらせ。環境に関する身近な体験をしてみませんか。大学の向かいの
「しいたけ農協」である、山の幸フェアでの、売り子さんのボランティアです。日は、
10月28日(土)朝8時集合。14時解散。いろいろな物産の販売や、試飲コーナー
などです。お昼ごはんはもらえます。その経験を小レポートに書く問いう手があるか
もしれません。
少しずつですが、入力者が増えてきてうれしく思います
◎個別対応型のボードにするのは気軽にいろんなことを書きやすくていいと思います。
化学物質過敏症の方の話を聞いて、そういえば自分も急にだるさが襲ったり、頭が痛
くなったりすることがよくあることに気づきました。あれはもしかしたら化学物質の
せいなのかなぁと思いました。大きく体の外には現れないけれど、本当は体の奥のほ
うでは悲鳴をあげているかもしれないのに、人間が気づかなくなってしまっているの
は、のちのち重大な事態をまねきかねない、大変なことなのかなと思いました。
◎私も、無農薬でおいしい野菜がたくさん食べたくて、自分の家の荒れかけの畑を耕
して、家庭菜園を1年前から始めました。たまに農作業をすると気分がリフレッシュ
されて、運動にもなっていいです。安渓先生のような、何でも手作りの生活を私も将
来したいです。
◎水俣病の影響は今まで半世紀も続いました。先進国発展中においての環境問題の実
例として、たくさん国もって戒めとすることになっています。ですから「可持続な道
路」を探すことが今の発展途上国の課題になりました。
←安渓です。ありがとうございます。次のように日本語をなおしてみました。「水俣
病の影響は今まで半世紀も続いていました。先進国が発展する中においての環境問題
の実例として、たくさん国にとっての戒めにになっています。ですから「持続可能な
発展の道」を探すことが今の発展途上国の課題になりました。」
◎県内に原発が建つのは以前から知っていましたが建設予定地に多くの貴重な貝類が
いることはあまり知りませんでした。また、貴重な自然があるにもかかわらずちゃん
とした調査を行わない電力会社の姿勢は危険だと感じました。先生がなさっている暮
しを聞いて自然と共生をされいるんだなと感じました。
◎先生の暮らしを聞いて自然と共に生きているという印象を強く受けました。自然と
直に触れ合う生活というのは素適だと思いました。
◎宇部市は大気汚染を改善するということで有名になっているみたいですが、私の友
達が言うには、まだ空気は汚く、雨が降ると雨粒が汚くて車が結構汚れてしまうそう
です。環境は一度壊してしまうとなかなか元に戻すことはできないなと思いました。
環境問題はほんとうに深刻な問題だと感じました。
◎ナウシカを読んでいるが、それについての質問に答えられないことが悔しいものだ。
確かに聞いたことがある。がその内容についての答えがわからない。二度目とて、わ
れ以外のものは答えることができた。其の答えを聞くことにより思い出すも、聞かな
ければ思い出しもしない。読みわしても理解無し、更に読学に励み、次こそは出鼻を
くじいてやろうではありませんか。・・・・・出来ればですが。
◎社会の教科書などには、よく日本の発電所の割合をグラフにしたりして紹介してい
て、火力発電所の割合が高くなっていた。そして、原子力発電所の説明では温暖化が
叫ばれている今日、二酸化炭素を出さない原子力発電がこれからの日本を担っていく
というようなことが書いてあった。確かに二酸化炭素問題には有効かもしれないが、
大きな危険性もはらんでいることをもっと伝えるべきだと思う。それに、風力や水力、
地熱力などといったクリーンエネルギーも増やすべきだと思う。原子力がいいという
風に捉えかねない書き方は国家の力があるのかなぁ。と、今日思った。
← 安渓コメント。そう、年に2兆円を売り上げる、大産業であり、国策により推進
されているものです。その影でどんなことが計画されているのか、ニュースなどにも
目を光らせておきましょう。核武装を言い出した政治家の言動にも。
◎この講義を受けていると、普段自分が、いかにできあいの物の中で何も考えずに暮
らしているかが分かります。食品に使われているポストハーベストのことはもちろん、
地域のことに関しても、ただ他の人が決めていることに何も疑問をもたないことが、
水俣病のような悲劇を繰り返すことへと繋がってしまうのではと危機感を抱きます。
◎原子力発電所やゴミ処理場は地域に密着した問題です。そして、今まで問題を起こ
した面があります。水質が安全だといわれても信用しにくいし、信用できたとしても、
その水が流れてくる下流のことも考えなくてはいけないのではと感じました。
◎私も食べ物に気を使ってみようと思いましたが、中々難しそうです。
◎上関の原発や仁保のごみ処理場の話は、地域の環境をかえてまで得る豊かさとはど
うだろうと思いました。仁保にしても上関にしてもすばらしい自然が残っているとい
うことなので、これらの保全は必要だと感じました。
◎グローバルな視野を持つためにはまず自分のまわりをしっかりと見つめることが大
切だと思いました。
◎地域の女性の方の言葉がとても印象に残りました。普段何気なく利用している教室
でも大変危険な場所であることに驚きました。
◎講義を聞きに来ていた住民の方の過敏症(?)の話はすごく興味深かったです。
同じ部屋にいるはずなのに、私は何にも息苦しさを感じませんでした。しかし、身体
は感じているかもしれないと思ったら少し怖くなりました。
「行動に繋がらないのは、まだわかってないから。」この言葉はごもっともな感じで私の心に強く響きました。← 安渓コメント。化学物質過敏症と新聞などでは書いていますが、化学傷害(略称CS)という言い方が増えてきています。山口県のあったか村では、積極的にCS対応の住宅を建てようとしています。http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/documents/hinanzyuutaku.html
◎今日の授業でポストハーベストについての話が1番興味深かったです。普段何気な
く食べているものがほんとに安全なものなのか不安になりました。今度買い物すると
きには表示をみたりしてきをつけてみたいと思います。
◎ごみ処分場は必要ではあると思いますが、どのような目的で使用され、どのような
影響があるのかなどを、他人のこととしてではなく、自分のこととしてしておかなけ
ればならないと思いました。今日の講義を聞き、私の家の前を車のタイヤをたくさん
つんだトラックがしょっちゅう通っていたのを思い出しました。私の家は田舎にあり、
近くに処分できるようなところがあるということを聞いたことがないので、たぶんそ
のまま装置されているのではないかと思います。新たに工場を建設したり、人工的に
作ったものを処分したりするときは、実行する前にそのあとの利益だけではなく、そ
れを行うことによって生じる害についても考えなければならないと思いました。
◎今日の講義では、水俣病のビデオを少し見せていただいたが、怒りの感情を抑えき
れずに訴えている母親の姿を見て一人の人間として、女としてこころを揺さぶられま
した。
← 安渓コメント。「人間なら答えなさい!」と社長に叫んでいたお母さん。ほんと
うに胸が痛くなります。
◎ナウシカの原作を読んだことがあったので、先生のお話を聞き、理解できたので嬉
しかったです。ゴミ処理場についてですが、本当にその場から流れる水は綺麗なので
しょうか。いくら数字で説明されても、実際はどうなるかわからないので、私はいく
らお金を積まれても考えてしまいます。臭いの問題などもあるのではないでしょうか?
◎ナウシカは大好きで実家に全巻あります!生態学でナウシカと環境や生態との関係
を学びましたが、ナウシカの兄弟の事ははじめてしりました。私たちも無責任に汚染
されたもの、食物や空気等簡単に体に取り入れてはいけないな、と思いました。子供
やその子供に影響がでると思うと恐ろしくなりました。
あとポストハーベストの事がでてきたのですが具体的にどのようなものなのか知りた
いです。
◎ナウシカは、アニメだけと思っていたので、今日の講義を聞いて、原作を読んでみ
たいと思いました。また、私の住んでいるところでも、廃棄物処理場建設の話が出た
ことがあるのですが、建てるのは嫌だと言うだけでなく、自分たちが出す廃棄物を少
しでも減らさなければいけないと思いました。
◎宮崎駿監督の映画はどれもメッセージ性が強く小さいときはあまり深く考えずに見
ていましたが、後になって見るとこういうことを伝えたかったのだな思うこともあり
ました。しかし、そのなかでも、風の谷のナウシカはとても好きでしたが、今回の講
義で先生がおっしゃっていた母親の胎内にある毒を子どもを産むときに一緒に出し、
そのときに生まれた子どもは毒にやられてしまいナウシカは11番目の子どもだと言
うことは始めて知りました。しかもこのことはフィクションではなく水俣病でも実際
にあると知りとても驚きました。ただ、一人の母親が11人も子どもを産むことがで
きるものなのかと思いましたが・・・・。
◎私たちがいつも授業を受けている教室は本当に安全なのだろかと心配になりました。
◎安渓先生、授業中にコミュニケーションボードを公開するのは止めてください!言
いましたよね?発言がしにくい学生も中にはいるから、コミュニケーションボードに
書いた方がいいのではないかと。それなのに、授業中に公開するというのは、コミュ
ニケーションボードの意味がないではないですか!!地域の方にこういう意見があっ
たと教えるからだというのなら、「こういう意見があったよ」と簡単に紹介するだけ
でよいと思いました。それを聞いて、学生も「そういうのがあったっけ~?」と思っ
たのなら後で各個人で確認すればよいだけの話です。公開型コミュニケーションボー
ドの意味はそこにあるのでしょう?勝手に授業中にコミュニケーションをそのまま公
開されるのは嫌です。今日の授業中は、そのことで絶えず腹が煮えくり返っていまし
た。ここで公開するのは何の抵抗もありませんが、授業中にこのまま公開するのだけ
は止めて欲しかったです。紹介された方の気持ちも考えて下さい。授業中にそのまま
公開する事は本当に止めてください。本当にお願いします。次回も同じ事があったら、
恥ずかしくて、もうコミュニケーションボードに書く事が出来なくなります。学生課
か教務課かどちらに行けばよいか忘れましたが、次回同じような事があったら、苦情
として相談する事にしました。次回からは、簡単に紹介するだけに留めてくださるよ
う宜しくお願い申し上げます。授業中にそのまま公開する事は本当に止めてください。
← 安渓コメント。お怒りに気付かず、失礼をいたしました。今後気をつけます。
◎今日の講義を聴いて、友達の知り合いの住んでいる町には原子力発電所があって、
その町の学校は冷暖房設備が整っていて修学旅行も海外だと言っていた事を思い出し
ました。でも私はお金より安全の方がいいです。
◎今日の講義を聞きにきていた女性の方が、化学物質アレルギーと言われ、今日使っ
た教室でさえ苦しいと言われたので本当にびっくりしました。私はハウスダストにし
か罹ったことしかないのですが、周りに共感してもらえないぶん余計につらかったで
す。マイノリティーな人も住みやすい世の中が本当に整った世界だと思います。足元
からの変化を自分の中で感じ、自分の部屋からだけでも化学物質や添加物を出来るだ
け取り除いていきたいです。
◎授業自体とは関係ないかもしれませんが、授業の最後に質問・感想を仰っていたY
さんのような、人体(又は環境)に科学物質や食品添加物による被害が出てからでない
と、人間は問題・過失に気付かない(…と言うより『気付けない』?)のは不思議に思っ
た。
第2回目(2006年10月11日)
一級建築士の兼重さんのお話しへの学生コメント
◎木造の建物がいかに人にとって良いものであるかがわかりました。あれだけの木材
を使った学校があるのを知って驚きました。
◎コンクリートが人体に及ぼす影響には驚きました。それに、やはり自然で作られた
もののほうが人間にとって一番住みやすいのだということがわかりました。
◎欠席しました
◎コンクリートが人体に被害を及ぼす危険性には驚き。あの実験でコンクリートと木
材の両方を使った家だとどれくらいの影響力になるのかが気になりました。
◎スライドに映された写真にあった学校は、学校とは思えない内装で驚きました。
◎写真の体育館や学校がとても素敵でした。
◎授業中に、先生から分からない単語を教えてありがとうございました。今回の授業
を聞く前には、森を守ることが知っているが木材を活用して家を建てることが今まで
考えてなかったです。家を作るのは、コンクリートでというイメージがあるから、こ
れから意識的な変化になると思いました。
◎コンクリートの家が人間にとって良くない影響を与えることがわかりました。人間
にとって最も良い住家は木造なのだなと感じました。
◎建築士は金持ちだと思っていたのですが、実は金持ちではないという事実に驚きま
した。
コンクリートの家がマウスや人間に及ぼす影響がそんなにも大きいものだとは思いま
せんでした。やはり、家は木造に限ると改めて思いました。
◎住まいが人に影響を及ぼすことを知り、家造りは大切なことなんだと知りました。
◎休暇を生かして山を管理するというのはとてもいいと思いました。山を全部管理し
ようと思うと大変だけれど、これなら趣味として継続的にできるので負担にならない
と思います。私の地元は田舎で、私の家にも山があるけれど、家に近い一部以外の、
山の奥のほうは、10年以上手付かずの状態にあるので、自分はこの山を大事にしなけ
ればいけないと思いました。
◎棚田があんなにきれいに残っているところがあるなんて知らなかったので驚きまし
た。
◎地域の方の講義だったので、交流のような感じで楽しかったです。
◎地域の方が講義するのはとても新鮮でよかったです!コンクリートの家にはこんな
大きなデメリットがあるとは思いませんでした。
あと、美東中は私の母校なので写真がでてきて嬉しかったです。
←安渓コメント。それは、偶然ですが、よかったですね。
◎今まで木造の家はなんとなく暖かみがあるのでいいなと思っていましたが、実際に
コンクリートの家と比べて人に与える影響が違うと聞いて驚きました。また、今日の
お話を聞いて少し文部省を見直しました。
兼重さんのお話を聞いて木造の温かみを感じることができました。また、木造の家で
子どもを育てると自律神経の発達が良くなり協調性と豊かな心が養われることを知り、
私たち人間にとって自然は切っても切れない関係にあると思いました。その自然を守
るためにも一人ひとりが環境に対して意識し行動していくことが大事だと思いました。
◎コンクリートより木造のほうが良い、というのはなんとなく聞いたことがありまし
たが、その様々な理由を今回知って、驚きました。私の家は木造なので、コンクリー
トの家に住んだら、自分はどう感じるだろうか、と思いました。
◎今日の兼重さんのお話の中に、「コンクリート住居だとストレスがたまったり、五
感などの働きが弱くなる。だから、人間は木造の家に住んだり、自然と触れ合ったり
しないといけない」というのがあったが、これと同様の事を環境デザイン科の前田先
生もおっしゃっていた事を思い出した。社会福祉学部の専門科目である居住環境論を
受けた時に、前田先生もコンクリートの中で生活すると人間の力が弱まるとおっしゃっ
ていた。私はマンションに住んでいたことがあるが、窓を閉め切るとストレスが強く
なったような気がしていたが、前田先生や兼重先生のお話を聴いて、こういうことだっ
たのかと分かる事が出来た。神戸から山口に来て、自然と触れ合う機会が増えたが、
確かに、心が落ち着く事が多くなった。都会は便利だし、楽しいけど、ゴチャゴチャ
しているので、それもストレスの原因になっているのかも知れない。
◎トイレについてだが、私は、以前、この大学の掃除を行っている会社でバイトして
いた事がある。トイレを綺麗にするには汚くしている人が思っている以上に非常に労
力がかかる。だから、県大の関係者にはトイレを汚してほしくない。EA21も取得し
た事だし、その辺は理解しているはずなので、大丈夫だとは思うが、トイレは綺麗に
使って欲しいものだ。
◎兼重さんのお話はとても有意なもので、木造住宅の大切さを知ることが出来たと思
う。
◎最後に、その日に発言できなくても簡単なものでもいいからコミュニケーションボー
ドに感想を書くことで点数としては発言の2分の1の点数にするなどして評価の対象
にするというのはいかがでしょうか?発言しにくい学生もいると思いますし。この方
法は強制になってしまう気がしますが、是非ご検討下さい。
←安渓コメント。 はい、なかなかよい提案だと思います。私がお答えを書いたコメ
ントをされた方には参加点を1点差し上げることにしましょう。
◎木の温かみを写真などからよく知ることができました。また、木の事に関わらず、
今回のお話はとても人生についてためになる事が多かったと思います。
◎私は現在不動産でバイトしているので建築に関して興味があり、今回の講義は大変
興味深い話でした。不動産でバイトしているといっても、私は営業をしているので建
築に関してはほとんど何も知らないのですが、最近のアパートでは鉄筋コンクリート
のほうが防音がいいという理由で結構人気があるのですが、コンクリートはコンクリー
トで冬は寒く夏は暑いという欠点があるのだなと思いました。木造は自然そのものを
楽しめ、人間の体にも良いのでそういう木造の長所をもっと知ってほしいなと思いま
した。
←安渓コメント。 そのとおりですね。
第1回目(2006年10月4日)へのコメント
◎今日の話の中で興味を持ったのは原発についての話です。私の地元である島根県に
も原発があるためです。
今日の先生の講義を聞いていて思い出したのですが、原発が増設するときにはニュー
スなどもたくさんの助成金が入るなどの好印象を与えるような報道の仕方をしていた
ように思います。
反対に風力発電所を造るにあたっては、県民税や市民税が値上がりして1人あたりの
出費などが報道されマイナスのイメージを持ったのを覚えています。
以前までの私なら気がつかなかったかもしれませんが、この講義をうけたおかげでメ
ディアにおどらされていたということに気付くことができた。
◎この講義を通して自分にできることを考えて行動していきたいです。
◎身近な所から、実際に環境を考えた行動ができることをしれてよかったです。
◎ビデオのスピーチを見て自分でもできることをしようと思いました。
◎先生の原点を知ることが出来てよかったです。これかの講義をきいて自分自身で考
える環境もんだいについて考えていきたいです。
◎身近な環境問題について知る事が出来そうなので楽しみです。
◎地域の人とも出会え、たくさんの人たちのお話がこれから聞けると思うと楽しみで
す。世界の環境だけではなく自分の足元にある住居との環境を考え、また自分自身新
たな考えがもてればいいばと思っています。そして考えが行動に移せるようになりた
いと思います。
◎安渓先生のお話は、いつも自然について考えることができるいい機会になります。
先生みたいな人が増えれば地球はもっといい状態を保つことができると思いました。
◎ビデオのスピーチの女の子の話している内容が身にしみるようでした。身近なとこ
ろに実践できることはいろいろとあると思うので、実行していきたいです。
◎今日のビデオは、あのスピーチを子どもが話していてとても驚いたし、言っている
ことは、私にとっても、本当に耳が痛いような内容でした。自分の生活から変えてい
かなければならないと思わされました。
◎私は、にぎやかな町が好きです。落ち着きの気持ちがないと自然の美しさを目に入
らないと思います。都市から離れて、静かなところに住むことは今の私が考えにくい
と思います。ですから、それできる方がすごいと思いました。
◎リオの伝説のスピーチは以前他の授業で聞いたことがありましたが、12歳の子ど
もでも環境のためにできることをやっているというのに、行動に移すことができてい
ない自分が恥ずかしく思いました。
◎先生の一つ一つの言葉が、改めて自分の身近にある環境問題を考えるきっかけにな
りそうです。今日見たビデオは特に、心に残る言葉ばかりでした。
◎いつ聴いても先生のオカリナはすごいです!ただ…あの時間帯に吹かれると余計に
眠くなる気が…