先着百冊限り)あの奄美の必読本が、なんと半額 RT_@tiniasobu
2021/09/30
鹿児島の南方新社から連絡がきました。よんどころない事情で、本の在庫を減らさなければならないことになりました。ほしかったけれど、手がでなかったあの本が
いまならなんと半額です。
安渓遊地・当山昌直編著の『奄美沖縄環境史資料集成』もよろしくー!
奄美の重要書籍シリーズのご案内
冠省
平素は、図書出版南方新社の出版活動にご理解、ご支援いただきましてありがとうございます。
小社では、鹿児島市吉野町のビル3階ワンフロアを無償で倉庫として借用していましたが、この度、老朽化のため取り壊すとの連絡を受けました。
つきましては、小社目録でも「奄美・重要書籍シリーズ」と位置付けていた復刻書籍につき、ご希望の方に半額にてお分けすることと致しました。
先般、世界自然遺産に登録された奄美の文化的背景を知るための第一級の資料となるものです。よろしくご検討ください。
本の概要は、下記をご参照ください。
この注文票にてご注文の場合は、1)特価、2)郵便振込用紙同封にてお送りいたします。
*各書籍、限定100冊。
*2021年10月20日まで。
*今回は、送料ご負担いただきます。
ご注文は、下記の注文票を返信してください。
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注文票
書 名:『復刻 奄美生活誌』
冊 数:定価6,380円(税込)のところ
特価3,190円(税込)を( )冊
書 名:『復刻 奄美に生きる日本古代文化』
冊 数:定価6,380円(税込)のところ
特価3,190円(税込)を( )冊
書 名:『奄美大島における「家人(ヤンチュ)」の研究』
冊 数:定価6,380円(税込)のところ
特価3,190円(税込)を( )冊
書 名:『奄美大島物語 増補版』
冊 数:定価3,960円(税込)のところ
特価1,980円(税込)を( )冊
書 名:『奄美沖縄 環境史資料集成』
冊 数:定価1万780円(税込)のところ
特価5,390円(税込)を( )冊
書 名:『分類 沖永良部島民俗語彙集』
冊 数:定価4,180円(税込)のところ
特価2,090円(税込)を( )冊
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このメールは転送していただいてもかまいません。
なお、今後新刊の案内が不要の方は、お手数ですが、返信にてご一報下さい。
★『復刻 奄美生活誌』
奄美の習俗は柳田国男らにより、日本の原風景を現代に残す貴重なものと、熱い注目を集めてきた。
明治末期に生まれた奄美民俗研究家・惠原義盛。
本書は、消え去りゆく奄美の古俗を後世に伝えるべく、大正・昭和にかけて、著者自ら古老を訪ね、衣食住から芸能、祭礼にいたるまで幅広く記録にとどめた名著『奄美生活誌』を復刻したものである。
■概要
タイトル:『復刻 奄美生活誌』
著 者:惠原義盛
仕 様:A5判 上製本 465ページ
定 価:6,380円(本体5,800円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
奄美の村 自治と共助の習俗
奄美の家 その構成とすまいの習俗
奄美の人 ユカリチュとヤンチュの間
南島の山野 食糧調達と製糖の習俗
奄美の海 その楽しみと悲しみ
南島の道 交通と運搬の習俗
ほか全12篇
■著者紹介
惠原義盛(えばら よしもり)
明治38年10月5日名瀬村根瀬部に生る。小学校卒業後家業(農兼機業)手伝。大正12年4月上京、関東大震災に遭う。翌年3月貯金局事務員就職、夜間東京物理学校に学ぶこと5年。昭和5年縁故の招きで台湾に渡り、その経営する金鉱試掘業に従事、7年帰省して青年夜学校を托されて村の青年教育に携わる。昭和9年再上京、10年法務事務官に奉職し、14年府中刑務所看守長、以後南は沖縄宮古島から北は土浦まで各地の刑務所(少年院)を巡り、所長を歴任。その間米軍政下の奄美に於て格子なき牢獄(完全開放刑務所)を営んだことあり。昭和41年3月定年退職、一時電機販売会社の支店長を務めたが退いて郷里で果樹栽培などしつつ著述をする。台湾在住時代東台湾のアミ族の習俗に興味を抱いたのがきっかけで民俗研究に頭を突
み、38年から日本民俗学会員になる。第2回南海文化賞受賞。昭和63年逝去。
★『復刻 奄美に生きる日本古代文化』
奄美研究に必須の書、待望の復刊。
記紀万葉などの日本最古典に見える上代語や、古俗信仰などが、奄美には今なお多く存続している。
著者は、言語、芸能、伝説や昔話、信仰......あらゆる分野にわたって検討を加え、詳述している。
■概要
タイトル:『復刻 奄美に生きる日本古代文化』
著 者:金久 正
仕 様:A5判 上製本 506ページ
定 価:6,380円(本体5,800円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
一章 しま(島・洲)
二章 みや(宮)あしゃげ(足騰宮)及び とねや(刀禰屋)
三章 あじ(阿自)と かなし(加那志)
四章 はら(腹)と はるち(腹内)
五章 八月踊りの由来
六章 諸鈍しばやの由来
七章 天降り女人
八章 嘉徳ナベ加那節の一考察
九章 もや(喪屋)
一〇章 まぶり(霊)たましひ(魂)
一一章 をなり神
一二章 もの(物)と まどひ(惑)
一三章 イャンハツ(い矢の初)と ツモリ
一四章 ケンモン(化の物)と ウバ(姥)
一五章 へび俗信
一六章 トーネ(たふね・田舟)
一七章 「いも」と「うも」
一八章 四季の鳥と はと(鳩)の語源
一九章 イャ と ウラ
二〇章 「お」と「を」
二一章 奄美方言音韻の三大特色
二二章 奄美に生きる古典語
補遺? 蟹のバプテズマ
補遺? 奄美大島の昔話
■著者紹介
金久 正(かねひさ ただし)
1906年鹿児島県大島郡瀬戸内町諸鈍に生まれる。1934年九州帝国大学法文学部英文学科卒業。1934~1938年の間、故郷諸鈍にて民俗研究・調査に従事。1938年8月より51年4月まで長崎県庁外事課、外務課勤務。その間、活水女子専門学校文科講師(言語学)。主として郷土誌『南島』や民俗雑誌『旅と伝説』に論稿を発表。長崎市で被爆し失明、やむなく奄美大島に帰郷し名瀬市にて私塾を営む。奄美郷土研究会などでの講演多数。1997年5月、転居先の鹿児島市にて逝去。
★『奄美大島における「家人」の研究(他、大島郡状態書、封建治下に於ける奄美大島の農業、二編)』
琉球弧・奄美研究の金字塔が甦る。原口虎雄氏をして「極めてすぐれた論文として、その史料的価値は高い」と言わしめた論文、待望の復刊。
「家人(ヤンチュ)」とは、藩政時代に奄美諸島に発生した債務奴隷のこと。奄美諸島民は薩摩藩による厳しい黒糖政策に直面し、借財がかさんだ島民は、自らの体を豪農に売ってヤンチュに転落した。その数は、集落によっては人口の5割を占めた。本書は、昭和初期に古老の聞き書きをもとに実態を記した貴重な根本史料である。
また、明治初期の島民を記した「大島郡状態書」、諸史料をもとに描いた「封建治下に於ける奄美大島の農業」も珠玉の論文である。
■概要
タイトル:『奄美大島における「家人」の研究(他、大島郡状態書、封建治下に於ける奄美大島の農業、二編)』
著 者:金久 好
仕 様:A5判 上製本 226ページ
定 価:6,380円(本体5,800円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
第一編 奄美大島に於ける「家人」の研究
1概説
2起源及推移
3内容
家人の総人口に占むる割合
家人の財物性――其売買について。
家人の社会的地位
主家家人間の相互呼称
家人の住居、衣服、食物
家人の労働及其「主取」
家人の待遇
家人の性生活
4人身売買禁止の顛末
5結論
第二編 大島郡状態書
1人民生活並糖業沿革
2農商間弊害評論
3従来官庁ヨリ糖業ヲ奨励セラルルノ概況
4将来ノ方針
5大島郡田畑宅地調査書
6前島司森氏農事雑談
7大海原島司ノ大島郡五ケ島糖業改良意見書
8農商務省技師坂野初次郎ノ大島糖業改良意見書
第三編 封建治下に於ける奄美大島の農業
1序説
2前篇(地位、気候、生物、沿革)
3本篇(藩制、職制、土地制度、税制、徭役、政幣改革)
4耕種(開墾、甘蔗、稲作、麦作、粟作、雑穀、高倉、蔬菜、蘇鉄、烟草及百合、芭蕉、甘蔗)
5畜産(家畜、養豚、養蚕)
6製造(紬織、畳表之茣蓙)
7補篇(戸口、島民階級、生活)
8附言
9附録(行政区別、産業、年中行事、参考書)
■著者紹介
金久 好(かねひさ よしみ)
1911年生まれ。1931年前後、東京大学経済学部2年の頃、病を患い故郷に戻った折に、地方(じかた)史料を採訪し、古老の聞き書きを重ねて本論文を執筆した。名瀬市史編纂委員長の原口虎雄氏に高く評価され、1963年「名瀬市史資料」として刊行された。鹿児島県史の史料にも用いられている。2010年逝去。
★『奄美大島物語 増補版』
奄美学の父・文(かざり) 英吉、伝説の名著を遂に復刊。
奄美各地の古老を訪ね、各文献を渉猟した成果として『奄美民謡大観』の大業を成し遂げた著者は、一般向けに、それまでに蒐集した島唄、昔話、伝説を盛り込んだ『奄美大島物語』を刊行し、圧倒的な支持を集めた。
本書は、著者の未刊行作品「野茶坊物語」「神父さん群像」を加え、没後50年を期して刊行するものである。
■概要
タイトル:『奄美大島物語 増補版』
著 者:文 英吉
仕 様:四六判 上製 569ページ
定 価:3,960円(本体3,600円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
第一部 奄美大島物語
(1)歴史物語篇
(2)民芸土俗篇
(3)民話篇
第二部 野茶坊物語
第三部 神父さん群像
■著者紹介
文
英吉(かざり えいきち)1890年(明治23年)奄美大島生まれ。大島税務署、大島島庁職員などを経て、「大島朝日新聞」編集長、奄美博物館主事、奄美図書館長、奄美大島復帰協議会副議長、奄美日米文化会館長を歴任。この間、雑誌「南島」を創刊。無産運動の奄美新興同志会を結成、委員長に就任。
著書に『奄美大島民謡大観』(昭和8年)、『奄美大島民謡曲集』(長男紀雄との共著、昭和29年)、『奄美大島物語』(昭和32年)、改訂増補版『奄美民謡大観』(昭和41年)など。1957年(昭和32年)逝去。
★『奄美沖縄 環境史資料集成』
沖縄タイムス出版文化賞受賞。琉球弧における自然資源利用の歴史。
奄美・沖縄は、湿潤亜熱帯の島嶼という条件のもとにユニークな生物多様性を誇る。また、言語さえも島ごとに異なるという文化の多様性がある。この生物と文化の多様性に満ちた琉球弧は、人間が自然の中で生きていく知恵の宝庫でもあった。その知恵を集積した総合地球環境学研究所プロジェクト報告。
附録資料DVDには、土地利用と植生の変遷が分かる1945年米軍撮影高精細空中写真や、明治以降の統計数値データ集などを収録。
■概要
タイトル:『奄美沖縄 環境史資料集成』
編 者:安渓遊地、当山昌直
仕 様:A5判 上製本 710ページ 附録資料DVD
定 価:10,780円(本体9,800円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
第1章 1945年高精細空中写真の世界
第2章 海の恵み
第3章 野と山の恵み
第4章 地名が語る生物と文化の多様性
第5章 残された記録と記憶
第6章 島の精神世界
第7章 統計書の世界
第8章 生物と文化の明日のために
附録資料DVD:1945年米軍撮影高精細空中写真他
■編者紹介
安渓遊地(あんけい ゆうじ)
1951年生まれ。日本生態学会自然保護専門委員。山口県立大学国際文化学部教授。人類学専攻。主な著作に『西表島の農耕文化』(法政大学出版局)、宮本常一との共著で『調査されるという迷惑』(みずのわ出版)など。
当山昌直(とうやま まさなお)
1951年、沖縄県那覇市生まれ。日本爬虫両棲類学会、沖縄生物学会に所属。(財)沖縄県文化振興会史料編集室室長。沖縄県史の編集に携わる。動物学専攻。主な著作に『琉球列島の陸水生物』(東海大出版、共著)など。
★『分類 沖永良部島民俗語彙集』
天下の奇覯本、ついに刊行。
日本民俗学・柳田國男の薫陶を受けた著者、甲東哲が、1955年、孔版刷りで10部を刊行した。奄美・沖永良部島の言葉と民俗を刻んだ幻の名著は、琉球大学の研究室にただ1部保管されていた。いま半世紀の眠りを経て奇跡的に甦る。
■概要
タイトル:『分類 沖永良部島民俗語彙集』
編 者:甲 東哲
仕 様:A5判 上製本 302ページ
定 価:4,180円(本体3,800円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
第1章 信仰・俗信篇
第2章 漁村篇
第3章 村制・族制篇
第4章 農耕篇
第5章 婚姻・産育・児童篇
第6章 食物篇
第7章 服飾篇
第8章 住居・芸能篇
第9章 年中行事・諸職・交通・社交篇
第10章 葬送・民間医療篇
第11章 言語・労働・気象・動物篇
第12章 俚諺・慣用句篇
■編者紹介
甲 東哲(きのえ とうてつ)
大正15年、鹿児島県大島郡和泊町(沖永良部島)生まれ。昭和20年、鹿児島師範学校卒業。小・中学校教員、名瀬市誌編纂委員、和泊町誌編纂委員等を務める。昭和62年逝去。著書『沖永良部民俗語彙集』『名瀬市誌』(共著)『和泊町誌』(共著)『島のことば 沖永良部島』『海と稲と巫女は語る』『わが奄美考』
*本書のほか、歴史、自然関連の書籍を続々刊行しています。
ホームページをご覧下さい。
http://www.nanpou.com/
図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info(a)nanpou.com (a)を@にして送信
以上、ご紹介は 安渓遊地でした。