割引販売)新しい本 安渓遊地編著『廃村続出の時代を生きる』(南方新社)2000円+税 送料無料です RT_@tiniasobu
2017/05/27
定年退職まぎわのどさくさに出版した5冊の本の最後は、300頁をちょっと越えるものでしたが、私が研究者の卵となって初めて書いた修士論文とその40年後の発見を柱に、日本中からあつまった学生たちとの屋久島での廃村フィールドワークや、足下で何ができるかの挑戦などをまとめました。
出版を引き受けてくださった 南方新社からの案内文を掲載します。明治18年に田代安定が書いた、廃村になる前の西表島鹿川(かのかわ)村の表紙の絵の使用許諾は、台湾大学図書館からいただいています。
安渓遊地編著『廃村続出の時代を生きる』刊行のご案内
冠省
平素は、図書出版南方新社の出版活動にご理解、ご支援いただきましてありがとうございます。
さて、この度、安渓遊地編著『廃村続出の時代を生きる』を刊行しました。
今、地方に暮らす誰もが、人口減と生活基盤の崩壊への危機感を抱いています。南の島じまではいち早くこの状況が訪れていました。先ず、どのような経過を経て廃村に至ったのかを丁寧に考察します。一方、廃村から甦った村、新しく生まれた村もあります。本書は、数々の廃村研究を踏まえ、私たち一人ひとりがどのようにして足下から未来を切り開くのか、その術を探っていきます。
この中で、著者らは、日本最南端の八重山の島じまの中で最大の面積をもち、明治以降数多くの廃村が生まれた西表島の研究に取り組んできました。
関連して、最近台湾大学で再発見された博物学者・田代安定の残した明治中期の八重山の膨大な踏査資料も本書で紹介します。廃村前の八重山の村々のありさまを、つぶさに知ることができる第一級史料です。口絵には台湾大学から特別に許可を得て、田代安定による民家の図などをカラーで収録しています。
定価2,700円(税込み)のところ、特別価格2,160円(税込み)でご案内します。
この注文票にてご注文の場合は、1)特別価格、2)送料無料、3)郵便振込用紙同封にて、出版社からお送りいたします。
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書名:『廃村続出の時代を生きる』
冊数:定価 2,700円(税込み)のところ
特価 2,160円(税込み)を( )冊
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■概要
タイトル:『廃村続出の時代を生きる』
編著者:安渓遊地
仕 様:A5判並製 303頁
定 価:2,700円(本体2,500円+税)
発 行:図書出版南方新社
■内容(目次より)
第1部 西表島の廃村と人々の暮らし
第1章 廃村の考古学
第2章 廃村の住民の語り
第3章 明治19年田代安定「八重山島巡検統計誌」
第4章 戦争の爪痕
第2部 若者たちとの廃村探訪
第5章 屋久島フィールドワーク講座
第6章 世界遺産の森を歩く
第7章 山の中の電化生活
第8章 屋久島最高の村
第3部 何が限界か
第9章 やんばるの森の別天地
第10章 火山の島に生きる
第11章 廃村続出の時代をどう生きるべきか
■著者紹介
編著者プロフィール
安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
日本生態学会自然保護専門委員。山口県立大学国際文化学部教授(2017年3月まで)。人類学専攻。主な著作に『奄美沖縄
環境史資料集成』(南方新社、共著)『奄美戦時下
米軍航空写真集』(南方新社、共著)『西表島の農耕文化』(法政大学出版局)宮本常一との共著で『調査されるという迷惑』(みずのわ出版)など。
*本書のほか、歴史、自然関連の書籍を続々刊行しています。ホームページをご覧下さい。
http://www.nanpou.com/
図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
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以上、引用は。安渓遊地でした。