高江のいま)住民に襲いかかる機動隊 TBSのニュースをシェアします
2016/07/24
高江からのニュースが止まっています。入れないように県道を封鎖して中で工事をしているために、SNSなどでの市民の発信ができないのです。
気になることを動画で伝える 7月22日 20:00
生々しい衝突!TBS頑張って報道!
沖縄北部のヘリパッド着工、住民と機動隊衝突
7・22TBS NEWSi(22日17:55)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2827127.html
飛び交う怒号の中、激しくぶつかる住民と機動隊。政府は、沖縄県北部に建設予定のアメリカ軍のヘリパッドの着工に乗り出しました。
沖縄県東村、住民と機動隊のにらみ合いは夜明け前から始まりました。赤色灯をつけて集合しているのは、機動隊員およそ500人です。県外からも応援に駆けつけました。
夜が明けると、住民の排除と自動車などで築かれたバリケードの撤去作業が本格化します。
「家族に誇りを持って言えますか。自分たちがやっている行為は、誇りを持って言えるの?あなたたちは」
「なんで沖縄だけ、こんな不当な扱いを受けないといけないんですか」
住民たちは、自動車の周りを取り囲んで撤去されないように抵抗。しかし、1人ずつ連れて行かれます。そして、タイヤに移動用の車輪がつけられて、自動車が機動隊員によって撤去されていきました。残された住民は、自動車の上に乗り、必死の抵抗を続けますが、徐々に排除されていきます。
低空を飛ぶオスプレイ。東村にすでにあるヘリパッドを利用した飛行訓練の様子です。ヘリパッドとは、ヘリコプターなどが離着陸する場所です。今から20年前、日米両政府は、少女暴行事件をきっかけに、沖縄の基地負担を軽減させるため、普天間基地などの返還合意に至りました。合意の中には北部訓練場も含まれていました。訓練場のおよそ半分を返還する条件として、返還に伴い閉鎖されるヘリパッドの移転が決められたのです。2011年、防衛省はオスプレイの普天間基地配備を決定。それ以降、ヘリパッドがオスプレイの訓練に使用されるようになったのです。
「とにかくすごい騒音なんですよ、オスプレイは。毎日夜遅くまでオスプレイが飛んで、子どもが睡眠不足で学校にも行けない」(東村の住民)
新たなヘリパッドは6か所。そのうち2か所は完成し、運用されていますが、4か所は、住民の反対運動により、およそ2年間、工事が止まっていました。先月の夜間の騒音発生回数は実に383回。2014年度の年平均を24倍も上回り、周辺住民に過度な負担が強いられている実態が浮き彫りになりました。
22日午後、東村の現場では、車両の撤去が終了すると、重機や資材が次々と運び込まれ、工事が再開されました。
また、政府は22日朝、普天間基地の移設問題をめぐり、沖縄県側を相手取り、新たな訴訟も起こしました。