地域の遺産・世界の宝)防府市でみつかった陳澄波「台湾臨海道路」についての台湾内の反響
2015/12/23
新聞でも大きく報道されたのでしたが、絵の関係の雑誌が特集記事を編んでいます。
一世紀近い神隠しからの復活 という「今藝術」という雑誌を紹介します。
以下はお孫さんの陳立栢さんからのメッセージです。
Of course, exciting is the only word can describe my feelings. While I knew
the painting of 東台灣臨海道路 reappear, few days later, I visited Hofu City to make
sure that is really the authentic work of my grandfather, and post the news
on facebook when I get back to Taiwan. Within the month, this event was
widely reported not only on facebook but throughout the newspaper and major
art magazine in Taiwan.
(絵の出現について)もちろん、「わくわくした」これが私の感情を表現できる唯一の言葉でしょう。東台湾臨界道路の絵が再発見されたことを知ったあと、数日後に私は防府市を訪れて、その絵が私の祖父による本物であるかを確かめました。そして台湾にもどってすぐにfacebook
にそれを投稿したのでした。一月のうちに、そのできごとはfacebook以外にも広く報道され、新聞や台湾の主要な芸術の雑誌に掲載されました。添付写真をごらんください。
There is an old photo of this painting is our family collection, but it is
only black and white, and we even don’t know the size and color of painting.
After 85 years, the image of painting suddenly sent from Japan, that is
totally unexpected, we checked the old reports of 台灣日日新報 on 1930, and the
whole story of how painting been completed is than touch me so much!
(事前にご存じでしたか?) この絵の古い写真がわが家のコレクションの中にありました。しかし、それは黒白写真であり、そのくらいの大きさや色合いの絵なのか、まったくわからないままだったのです。85年の時を経て、突然この絵の画像が届き、まったく予想外のことだったので、調べて見たところ、台湾日日新聞の1930年の記事にたどりつきました。そして、どのようにして、この絵ができあがったのか、という物語に、私はたいへん感動させられたのです!
陳立栢 CHEN, LI-PO, 陳澄波(Chen Cheng-po)の孫の中で最年長、1953年生まれ。嘉義市在住