地域の元気)山口県防府市の #富海 村村歌が #田村洋 さん編曲の #カラオケ として華麗に復活しました! RT @tiniasobu
2013/05/23
山口県防府市の東の端に富海(とのみ)というところがあります。地元の人は、「
の」の音を高く発音しておられるようです。
1954年までは富海村だったのですが、この村に村歌がありました。
学校の行事などにも必ず歌われたものだそうで、70代で、いまでも3番までは歌え
るという人たちがけっこうおられます。作詞(作曲も?)は、小学校の先生だったそ
うで、昭和10年ごろと伝承されているそうです。
この歌が歌われなくなり忘れさられることを惜しんだ富海史談会の人たちが中心に
なって、およそ10年前に歌ってもらってカセットテープに録音したものを、一昨年に
ピアノの先生にお願いして採譜したという楽譜と歌詞が、史談会の児玉識(しき)会
員から送られてきました。
リクエストは、これを楽器で演奏してCDに入れて送ってほしい、というものでした。
さあ、こまりました。楽譜を読むには幼すぎる頃からバイオリンを10年やったけれ
ど、シャープ2つの譜面なんかよめませーん!
こまったときには、親しい同僚で山口県の誇る全ジャンル音楽家兼プロデューサー
(ご本人は、音楽のコンビニや、とご謙遜)の、田村洋教授に駆け込みました。
忙しいのに、優先順位を変えて編曲し、オーケストラ風のカラオケにしあげて、プ
レゼントしてくださいました。
以下からダウンロードして広めてください。商業使用でない場合のご使用は自由に
と田村さんからはうかがっています。m4a という形式です。
http://firestorage.jp/download/3c55ce0934c39264953f7f202e7a6c8b322ae6d5
以下は、CDを聴かれた方々のコメントの抜粋です。やや低い調子のもとの歌が、華
やかに変身・復活をとげたようです。
昨日はご多忙のところをわざわざお越しいただいたうえに、早速にメールいただき
まして有難うございました。
ホタル祭りに大学の教授、学生に参加していただいたのは初めてのことでみんな大
変に喜びましたが、とりわけ、富海村歌のCDはわたしにとっても非常に嬉しいことで、
感謝しています。昨日から何度も聴いていますが、すばらしですね。
(史談会会長の)出穂さんも強く感動したようで、CDを公民館、学校その他に配布
し、行事あるごとにこの曲を流すようにしようと、大張り切りです。
貴大との連携で富海活性化を推進していこうという運動の最初の成果で、今後の大
きな弾みになることと思います。この歌を広めたいと史談会では前々から願っていた
のでしたが、それがこんなにも早く、またこんなにも素晴らしい曲となって実現し、
深く感謝いたしております。有難うございました。 (富海史談会会員の児玉識先生)
先日は、ご多忙のなか、ホタルの夕べにお出かけいただき有り難うございました。
学生さんたちも、いち早く地域の雰囲気に親しまれ、それぞれ富海に魅力を感じた
ことと思います。JRふれあいウオークと合わせて、大いにこれからの野外学習への
意気込みにつながると察します。
富海村歌のCDアレンジはすばらしく、現代風にあかるく伸びやかに富海の情景が
今に重なって想像できる、心わくわくするリズムとなっており、これから各所に富海
キャンペーンで紹介してゆけば、年配者はもとより、若い人にも、富海を賛歌する名
曲として、皆が口ずさみ、また耳を傾けるようになり、将来の観光宣伝にもつながる
ことと思います。 (富海史談会の出穂会長)
公立大学法人 山口県立大学
地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部