福島原発事故)避難区域の牛の肝臓から放射性の銀、腎臓からテルルを検出という学術論文(2018年4月リンク先修正 動画追加) #Ag110_#Te129_#Fukushima_RT_@tiniasobu
2013/02/26
修正)2018年4月19日 リンク先が変わったというお知らせが届きましたので、手直しします。
動画もあるようです。私も、大学を”卒業”しました。
http://trustrad.sixcore.jp/ag-110m.html は、
(現在のリンク先が以下のようになっていて、ジャンプします)
https://ndrecovery.niph.go.jp/trustrad/ag-110m.html
動画資料も提供されています。
https://ndrecovery.niph.go.jp/record_id=1156&mode=index&preview=1
以下は、もとの記事です。
福島の避難区域で生活している牛47頭を調べたら、すべての牛の肝臓から放射性の銀110が検出され、29頭の腎臓をしらべたら18頭 高濃度のテルルが検出された。という報告です。
単位は、ベクレル/キログラム 平均値±標準偏差
Cs-134 Cs-137 Ag-110m(放射性銀) Te-129m
肝臓 198±145 207±154 177±176(47頭中47頭) 検出限界以下
腎臓 344±249 361±264 検出限界以下 7,000±6,000
(29頭中18頭)
元の論文は英語で、以下で読めます。
Distribution of Artificial Radionuclides in Abandoned Cattle in the
Evacuation Zone of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3553152/
銀110とテルル129の分布図(文部科学省)以下からpdfがダウンロードできますが、ここでは、地図2枚を抜き出して添付してあります。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/6000/5050/view.html
放射性銀110は、半減期250日で、安定同位体である Cd110カドミウムに変わります。
http://trustrad.sixcore.jp/ag-110m.html
カドミウムが日本産のサンマから検出されたので返送したという昨年6月の新華社のニュース
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/298160/5/
公立大学法人 山口県立大学現代GP承継・地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
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山口県立大学国際文化学部