1/29) 科研費交流セミナー・社会的実践と #仏教 ~他人事から自分事へ #大村英昭 #児玉識 両先生 #山口県立大 に来たる! RT @tiniasobu]
2013/01/25
2日前に急に決まった来訪が科研費チームの大学間交流試合というべき、わくわく
セミナーに育ちつつあるというお知らせです。お2人のお話は、聞き漏らすのはもっ
たいない内容です。安渓遊地も、足尾・水俣・福島とつづく現実にいかに向き合うべ
きかというといかけをするつもりです。第1部は、申し込み不要で先着100名様まで、
第2部だけの参加も歓迎!
山口県立大学・科研費セミナー(国庫支援をうけた研究成果の公開と交流)
社会的実践と仏教~他人事から自分事へ~
「余命3か月です」と医者に言われたら、あなたは今日やろうとしていたことをそ
のまま続けますか? 何の落ち度もないたくさんの人たちが死ぬほどの苦しみを受け
ている現場に立ったら、あなたは知らぬふりをして通り過ぎられますか?
在宅死/平穏死/終末期医療をキーワードに研究している社会学者・僧侶が末期が
んの宣告を受けたとき、あるいは足尾銅山鉱毒事件の現場に立った僧侶が、事業主の
暴虐と政府の怠慢や御用学者の荷担を知ったとき、何がおこるのでしょうか。そして、
宗教の社会的役割と宗教者の社会的実践には、宗派による違いがあるでしょうか。
国の科学研究費助成事業の支援をうけている研究チームの大学間交流を、地域住民
と教職員・学生・大学院生に公開します。相愛大学から著名な社会学者・大村英昭教
授と防府市から近世真宗史研究の第一人者・児玉識名誉教授をお迎えして、現在進行
中の研究成果を共有し公開討論します。
とき 2013年1月29日(火)16:10-17:40(第1部)
ところ 山口県立大学本館右隣C12教室(第2部は明屋書店近くの家族割烹・鎌倉
を予定)
地域公開・学生歓迎 入場無料 事前申し込み不要(第2部は極力前日までにお申し
込みを)
ゲスト科研費チーム 「生き方死に方を考える社会フォーラム」形成のための社会実
験
(挑戦的萌芽的研究No.22653055 研究代表者・大阪大・山中浩司)
ホスト科研費チーム 幕末維新期の長州真宗僧に関する史料と口承による総合的研究
(基盤研究一般C No.24520067 研究代表者・山口県立大・安渓遊地)
プログラム第1部 司会 安野早己(山口県立大大学院国際文化学研究科教授)
ホスト短報1 足尾鉱毒被害の現場にたった長州僧・島地黙雷――盛岡市願教寺所蔵
史料紹介
(15分) 安渓遊地+井竿富雄(山口県立大大学院国際文化学研究科教授・ホスト
チーム)
ホスト短報2 浄土真宗における「小児往生論争」について
(15分) 児玉識(しき)(水産大学校名誉教授・もと龍谷大学教授・防府市富海
史談会・浄土真宗本願寺派僧侶・研究協力者)
ゲスト報告 ガン患者になってみて
(30分) 大村英昭(大阪大学名誉教授・もと関西学院大教授教授・相愛大学仏
教文化学科教授・浄土真宗
本願寺派僧侶・ゲストチーム)
コメント(5分) 鈴木隆泰(山口県立大学大学院教授・国際文化学研究科長・日蓮
宗僧侶・ホストチーム)
プログラム第2部 18:30-20:00 食事をしながらの交流会(会費1500円
程度)
第2部のお申し込み(お早めに):安渓遊地(あんけい ゆうじ) 083-928-5496
メール y@ankei.jp
大村英昭教授の主要著書
非行の社会学 世界思想社 1980/
死ねない時代――いま、なぜ宗教か 1990 有斐閣/
宗教のこれから――日本仏教がもつ可能性 1996有斐閣/
現代社会と宗教――宗教意識の変容 1996 岩波書店/
日本人の心の習慣――鎮めの文化論 1997日本放送出版協会/
臨床仏教学のすすめ 2003 世界思想社
児玉識名誉教授の主要著書
近世真宗の展開過程――西日本を中心に 1976 吉川弘文館/
近世真宗と地域社会 2005 法蔵館
公立大学法人 山口県立大学
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部