日本 #生態学会 )3/18 #天災 と #人災 の生態学 のプログラムがUPされました。 RT @tiniasobu
2012/01/25
1/26修正:Macの文字コードが変に表示されたミスを直しました。
3月18日の14時から17時までのシンポジウムを含む、生態学会の大津大会全体のプロ
グラムが公開されています。
http://www.esj.ne.jp/meeting/59/ のプログラムからダウンロードできます。
わたしたちのシンポは以下の通りです。
Symposium 18 March 14:00-17:00 Room C
S03 天災と人災の生態学――エネルギーと生物多様性の未来を問う
企画者:安渓遊地(山口県大・国際),佐藤正典(鹿児島大・理)
Ecology of natural/man-made disasters: Futurability of energy resources
and biodiversity
ANKEI Yuji (Yamaguchi Pref. Univ.), SATO Masanori (Kagoshima Univ.)
2011 年3 月11 日の東北地方太平洋沖地震とそれに続く原発事故カタストロフィー
は、地震予知・環境影響評価・
自然再生などの科学・技術に大きな課題をつきつけている。このたびの原発事故によっ
て、環境基本法をはじめ、
日本の法律では放射性物質については経済産業省だけが、人間の被曝だけをあつかう
ようにコントロールされて
きたことが改めて明らかになった。そのことと、このたびの原発震災をめぐっての我
が国の生態学者の沈黙ぶり
とは無関係ではあるまい。震災後テレビに現れた、たくさんの「専門家」の「千年に
一度の大地震」の誤謬を明
らかにし、原子力が生物多様性と地域の産業に与える影響の多面的な研究を紹介する。
そして、人類によるエネ
ルギー開発と生物多様性の未来について、多面的に論議し、「環境破産による文明崩
壊」のシナリオを回避するた
めの、生態学からみた環境ガバナンスの構築への提言を試みたい。
特別ゲスト 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)
司会 安渓遊地・佐藤正典
S03-1 Let’s make a noise for bio-cultural diversity(趣旨説明をかねて)
安渓遊地(山口県大・国際)
S03-2 日本列島弧の生物多様性と原子力発電所-未来への希望と負の遺産
加藤真(京大院・人間環境)
S03-3 原発事故の鳥類への影響――チェルノブイリ事故を例に
樋口広芳(東大院・農)
S03-4 再生可能エネルギーの現状と課題
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)
S03-5 原発が海洋生態系におよぼす影響-放射能汚染の問題を中心に
佐藤正典(鹿児島大・理)