行動する仏教)浄土真宗大谷派(東本願寺)が脱原発を求める要望書を野田首相に提出 #真宗大谷派 #genpatsu #ShinBuddhism #Buddism_in_action RT @tiniasobu
2012/01/06
今度は東本願寺です。2011年末のアクションですが、
すでに2002年に 『いのちを奪う原発』というブックレットを出しています。
原発という名の偶像やその差別性を明らかにする。
著者:
玉光 順正 (編)
長田 浩昭 (編)
工藤 美彌子 (編)
シリーズ:
真宗ブックレット
http://books.higashihonganji.or.jp/defaultShop/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=8630
あらたに以下のような要望書を首相に提出されました。
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20111230/1325252036 から転載させていただきます。
「真宗大谷派(本山・東本願寺)は28日、脱原発を求める要望書を
野田佳彦首相に提出したと発表した。原発に依存しない社会の実現のほか、
放射線量の測定と周知、除染が不可能な地域の妊婦や乳幼児の避難措置、
被災者らの長期的な健康管理や生活支援を求めた。(岡田匠)」
東本願寺の僧侶の方々が3月10日バイバイ原発集会に参加し、デモ行進
をともにしてくださったら、いいですね。
(関連記事・サイト)
【毎日新聞】原発:「依存しない」要望 首相宛てに大谷派 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111230ddlk26040245000c.html
真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の安原晃宗務総長は28日記者会見
し、野田佳彦首相宛てに「原子力発電に依存しない社会の実現」を求める要望書を提
出したと発表した。
要望書には、放射能に汚染された地域の放射線量計測と公表▽除染不可能な地域で
の早急な避難措置▽被ばくした住民の健康管理と生活支援--を記載。福島第1原発
の事故で「原発の誤謬(ごびゅう)性を思い知らされた」とし、原発に依存しない社
会の実現を求めた。安原総長は「宗派としても、一過性ではなく、息の長い取り組み
を進めたい」と話した。
同派の林治参務が同日、首相官邸を訪れ、末松義規首相補佐官に手渡した。【田辺
佑介】
【共同通信】真宗大谷派が「原子力発電に依存しない社会の実現に向けて」内閣総理
大臣へ要望書を提出
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=201112281475
2011(平成23)年12月28日、真宗大谷派(本山:東本願寺(京都市下京区))は、野
田佳彦内閣総理大臣に対し、原子力発電に依存しない社会の実現に向けて、要望書を
提出しました。
その要旨は、以下の通りです。
1、放射線量の測定・周知と除染活動
2、早急な避難措置(特に妊婦や子どもの避難措置です)
3、被曝された方への長期にわたる健康管理と生活支援
4、一刻も早い原発に依存しない社会の実現
これまで真宗大谷派は、3月に宗祖親鸞聖人(しゅうそしんらんしようにん)七百五
十回御遠忌(ごえんき)法要を中止して開催した「被災者支援のつどい」、4月・5月
に勤修した御遠忌第2期・第3期法要、6月招集の宗会(しゅうかい)(宗派の議会)、
そして11月に勤修した御正当報恩講(ごしょうとうほうおんこう)と、原発事故以来、
原子力発電の誤謬性とそれに依存している社会のあり方を問うとともに、被害に遇わ
れた皆様への、息の長い支援活動を表明・実施してきました。
また、本年9月、12月に「原子力問題に関する公開研修会」を開催する中で、被災
地と被災者の身に起きている深刻な現実と、原発の恐ろしさを、継続的に学び発信さ
せていただいております。
真宗大谷派は、この問題を、宗派として主体的に責任を担うべき「人間の根源的課
題」と認識しており、「原発に依存しない社会の実現」に向け、少しでも実効性を持っ
た一歩を踏み出したいという思いで、本要望書の提出に至りました。
従って、これからの政策に対する要望と、それに沿った対応には協力を惜しまない
という、積極的な趣旨をもった要望書となっております。
なお、この要望書は28日13時30分、首相官邸において、真宗大谷派の林治(はやし
おさむ)参務から末松義規(すえまつよしのり)首相補佐官に手渡しました。
以上
[関連リンクURL]
http://www.higashihonganji.or.jp/
【東本願寺からのお知らせ】「原子力発電所に依存しない社会の実現」に向け、内閣
総理大臣へ要望書提出
http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/detail.php?id=371
12月28日(水)、東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故に
より、多くの人々の生命や人権が脅かされ、苦難の日々が今なお続いている状況に鑑
み、野田佳彦内閣総理大臣に要望書を提出。
林治参務が首相官邸(東京都千代田区)に赴き、末松義規内閣総理大臣補佐官(民主
党・衆議院議員)に手交した。
原子力発電に依存しない社会の実現にむけて
http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/PDF/yobo-sho1228.pdf
今年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震にともなう東京電力福島第一原子力
発電所事故により、多くの人々の生命や人権が脅かされ、苦難の日々が今なお続いて
おります。
真宗大谷派では、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌にあたり「今、いのちがあなたを生
きている」というメッセージを発信いたし
ました。そこで、「すべてのいのち、生きらるべし」の願いのもと、左記の要望を申
し上げます。
これらの要望の実現にむけて、真宗大谷派としても極力ご協力させていただく所存で
ございます。
記
一、放射能汚染された地域の放射線量を継続的に測定し、住民にお知らせください。
そして、故郷で元の生活ができるよう除染
を進めてください。
一、除染が不可能な地域においては、特に妊婦、乳幼児、学童・生徒の避難措置を早
急に実施してください。
一、住民の被ばくについては、あらゆる観点から外部被ばくと内部被ばくを評価して、
長期にわたる健康管理と生活支援を行なってください。
一、原子力発電所事故による放射能飛散と被ばくの痛ましい現実から、原発の誤謬性
を思い知らされました。未来を生きる子どもたちのためにも、一刻も早く原発に依存
しない社会の実現を推進してください。
以 上
二〇一一年十二月二十八日
真宗大谷派
宗務総長 安 原 晃
内閣総理大臣
野 田 佳 彦 様
以上、転載者は安渓遊地です。
おまけ、
うちは、父方も母方も本願寺派(西本願寺)なんですけれど、
2011年3月20日18時26分の朝日新聞を見ると、親鸞さんや蓮如さんならどないしやはっ
たかなぁ、とつい思うてみたりしてます。
http://www.asahi.com/special/10005/OSK201103200005.html
4200人の念仏響く 京都・東本願寺で被災者悼む法要
東本願寺(京都市下京区)で19日、大震災の犠牲者を悼む「被災者支援のつどい」
の法要が始まった。門徒ら約4200人が、親鸞像を納めた御影堂に参拝し、僧侶ら
と念仏を唱えた。門徒らは境内に設置された募金箱に義援金を入れ、親鸞像に手を合
わせていた。法要は28日まで。
大谷暢顕(ちょうけん)門主は「尊い生命を奪われた方々に哀悼の意を表し、今な
お苦しい生活を余儀なくされている方々にお見舞い申し上げる」とあいさつ。続いて、
安原晃宗務総長が「悲惨な事故を生み出す原子力発電所に頼る生活を営んでいるのは
他ならぬ私たち。一人ひとりが原子力に依存する現代生活を考え直さないといけない」
と話した。
東本願寺は19~28日、浄土真宗の宗祖・親鸞の750回忌法要を行う予定だっ
たが、15日に中止を発表。法要の内容を被災者支援にした。
一方、西本願寺は「共に悲しみ、共に苦しむ」親鸞の遺志をついで、750回忌法
要を4月9日から予定通り行う。(竹田真志夫)