若者たちの反応)「民意」はねじ曲げるものではなく、尊重するもの――岩国からのメッセージに触れて #iwakuni #IharaKatsusuke #yamaguchi #beigunkichi RT @tiniasobu
2011/06/12
環境問題の授業の非常勤講師として井原勝介さんにきていただいて、お話をうかがい
ました。
井原さんからのメッセージが届いています。
「若者に話をするのは、楽しいものですね。また、機会がありましたら、呼んでく
ださい。」
受講した若者たちのメッセージです。地域公開授業ですので、地域の受講生のみなさ
んにも読んでいただけるように、無記名で掲載いたします。
米軍基地の問題は、私にはあまり身近に感じていませんでした。実際にみたことがあ
るのは修学旅行で行った沖縄の嘉手納基地で、ほとんど観光気分でした。考えたくな
いですが、もし日本がどこか外国から武力的攻撃を受けた場合、米軍が助けてくれる
ことになっている?と思います。日本は憲法のなかで戦争を放棄しているから、自衛
隊が相手国に武力的攻撃をしていいものか、これは大きな問題だと思います。憲法上、
米軍に頼るほかないのかなと思います。でも、大規模な米軍基地が日本にあると、ア
メリカの基地とみなし、敵国が日本の基地を攻撃してくる場合も考えられます。そう
すると、基地周辺の住民は命の危機にさらされてしまいます。日常の騒音などの被害
もあわせて、米軍基地が日本にあることは、いいことであり悪いことでもある難しい
問題だと改めて思いました。
基地の近くに住んでいたという経験はないのですが、家の近くに基地があったという
友達の話を聞いたことがあります。その友達の話を聞いている限りではあまり米軍基
地に対する悪いイメージを持つことはありませんでした。しかし、井原さんの話を聞
いていると、政府の対応に少し疑問を持ちました。今は米軍の集合住宅を作るのでは
なく、東北の被災者のために仮設住宅を作るという案はとても良い案であると感じま
した。
書き込みが遅くなってしまい申し訳ありません。
今回は米軍基地などのお話でしたが、地元が岩国に近いので他人事では無く、いつも
に増して集中してお話を聞くことができたと思います。
少数の利益のために、たくさんの住民の方が犠牲にならなければならない、
そして、そのような問題もお金で解決しようとしている、悲しい現実だと思いました。
もっと住民の意見も尊重される社会になるよう、これからの日本が変わっていかなけ
れなならないと思うし、私たちも決して他人事ではないと思いました。
岩国の米軍基地には、小さい頃にお祭り(?)に行ったことがあります。沖縄ほど取
り上げられていないのでそんなに問題になっていないのかなと思っていましたが、こ
のような問題があって、米軍基地の問題はもっと考えるべきだと思いました。そして、
米軍基地と同時に、政治の在り方についても住民一人一人が考えるべきだと思いまし
た。滑走路の1キロ沖合移設は住民のためではなく基地を増設するためのものだった
ことはショックでした。それを知った時、住人は政府に不信感を抱いたでしょうし、
政府が住民を裏切るようなことばかりしていては住民と政治の間の溝が深まるばかり
だと思います。
書き込みが遅くなって申し訳ありません。
よく耳にする基地問題ですが、テレビなどで大々的にとり上げられるのはやはり沖縄
の基地のほうで、岩国の基地はあまり話題にならないので、今回、前岩国市長である
井原さんに話が聞けたことをうれしく思います。
基地問題について、私が今までに持っていた印象は、決していいものではありません
でした。ニュースなどで基地の人間が起こす事件や、騒音などによる被害を見る限り、
いくら日本のためとは言っても、アメリカの基地が日本にあると思うと、なんだかあ
んまりいい気はしません。でも、少なくともそれは日本のためでもあるんだから、しょ
うがないことなんだと思っていました。
しかし、今回の井原さんの話を聞いて、知らないことほど怖いことはないと本当に思
いました。
私たち国民一人一人が、膨大な情報が飛び交う中で、その情報は正しいのか、きちん
と見極めていく力をつけることが今、求められていると感じました。
テレビで沖縄米軍基地の問題を良く見てましたが、岩国基地の話は初めてでした。
井原さんの話を聞いて、米軍基地のことをもっと深く知ることができました。特に、
アメリカの軍隊が日本政府のお金を使って、贅沢な生活をしていることに不思議だと
思いました。今まで、ずっと米軍基地はアメリカが日本に対するの支援だと思いまし
たからです。日本には軍隊を持つことができないからといって、他国の軍隊がとうと
う日本で幅広い土地を占め、軍事活動をするのは良いのかと思いながら、それが安全
のためだと分かっています。それで、今の基地問題を完全に解決するには世界の本当
の平和を早く来ますように祈るしか方法がないと思っています。
井原さんのお話を聞いて米軍基地の近くに住んでいる岩国市民がどのような思いで生
活しているのかよくわかりました。危険と隣り合わせの生活に不安でいる市民の気持
ちを考えると良い解決策はないものかと考えさせられます。井原さんがおっしゃられ
てた通り、国が思いどおりに事を進め、県や市民をお金で揺さぶるのは本当に汚いや
り方だと思います。
今日、岩国市民の一部の団体が愛宕山の開拓地を東北地震の被災者のために使って
はどうかという意見を提出したとローカルニュースで言っていました。本当に今しな
ければならないことは何なのかまた、先を見据えて行動を起こすことの大切さを感じ
ます。
今回の講義を聞いて、真実を伝えられずに住民をだまし基地の再編を強行した政府が
さらに信じられなくなりました。国民あっての政治であるのに、その国民の「民意」
を無視した政策はあってはならないものです。情報公開に関しては、難しい用語ばか
りで私たちには理解しづらく、誰のために公開しているのか疑問に思います。
原発問題に関しても同じようなことが言えると思います。事故が起きてからでは遅い
です。なぜ、正しい情報を公開して民意としっかり向き合わなかったのか。やはり、
政府は国民をのけ者にしているように感じてしまいます。
前市長さんが話されていた政策の必要性に関する合理的な根拠と徹底した情報公開と
説明、影響を受ける住民の理解という2つの政策の進め方は現在、東北地方で問題に
なっている原発の問題にもまったく同じことが求められていると思いました。またほ
んとうの「民意」とは何かをすることで影響を受ける人々の声であり、もっとも尊重
されるべきであるものという前市長さんの考え方に感銘を受けました。
上の人間が、圧力をかけて自分たちの思い通りになるように仕組むようなことは、ド
ラマや小説の中だけのことだと思っていました。実際にこのようなことが起こってい
るのは、とても悲しいし、許してはいけないことだと思います。民衆の気持ちをきち
んと考えて、本当の民主主義を行ってくれる人が多く必要だと思いました。
今日の話にしても、前回の電磁波の話にしても、日本は情報公開があまりできてい
ない国なんだなと感じました。授業に出るほど、わたしの知らないことがたくさんあ
ると気づかされます。
国は民意を無視して政治を進めている。これはどう考えてもよくないことだと思い
ます。国は国民があっての国であると思うので、意見を聞かず、適切な情報公開せず、
果てにはだますようなことをしてまで、政策を押し通す。このようなことは許されま
せん。よりよい国にするためなどと曖昧な言葉で濁さず、納得のいく偽りのない言葉
で説明してほしいです。
私は今まで米軍基地と接点がない環境で過ごしてきたので、井原さんのお話を聞いて
米軍基地問題について驚くことが多かったです。まず、基地にいる米兵の数はこんな
に多いということを知りませんでした。また、その米兵が交通事故や事件を起こして
いると聞き、基地周辺の住民は基地が米兵と共生していくのは色々と難しい問題があ
ると感じました。
また、基地の移設など、国民は国から正確な情報を隠され、最初から騙されているの
ではないかという印象を持ちました。国民が選挙で選んだ人に、国民自身が騙される
というのはとても理不尽な気がします。国は、もっと国民が普通の生活を安心してお
くれるように働いてほしいです。
私は正直米軍基地について何も知りませんでした。今回の講義を受けて、どうして日
本に米軍基地が必要なのか、どうして日本の税金を使わなければいけないのか、日本
とアメリカの関係はどのようになっているのか疑問に思いました。分からないことだ
らけで政治家が何を考えているのか全く分かりません。圧力をかけたり、お金ですま
そうとするということが現実に起こっていることを知り、国民をなめていると思いま
した。国民は何も知らない、そういう考えがあると思います。そう考えると井原さん
は役人がしてきたことを知っている人です。私たちにとって市民のことを一番に考え
てくださり、本当のことを教えてくださる大事な方だと思います。井原さんのような
政治家がたくさんいたらいいなと思います。
私はもっと政治に興味を持ち、知ろうとしなければいけないなと思いました。
書き込みが遅くなって申し訳ありません。
今まで岩国基地を訪れる機会がなかったので、あまり関心のなかった問題でしたが、
今回の公演をきき、私たち山口県民は重く受け止めるべき問題だと思いました。
帰ってから更に岩国基地の問題について調べてみると、
隣接する広島県大黒神島で操業中の漁船が米軍の監視船から銃を突きつけられる事件
が過去にあり、岩国市民はもちろん、周辺海域の漁業や船舶の通行なども平穏ではあ
りえないという状況が起こっていることを知りました。
米軍基地の設立に伴う米軍兵と民間人とのトラブルは絶えずあり、
私たちの生活にも影響を及ぼしているのだから、
政府は米軍基地の増設などよりも真っ先に、私たちを守ることが仕事ではないかと思
いました。
前回の授業で元市長さんの話を聞き、
少数の利益のために、多数の民意が無視されるという
民主政治にあってはならない問題を知りました。
我々は、常々政治に関われるわけではないです、
だからこそ、しっかりと我々の意見を代表してくれる人を選び、
また、その人に任せきりではなく、
必要な声はしっかりと自らの声で訴え続けなければならないのだと思います。
私は山口県にずっと住んでいてKRYやYABなどのニュースで岩国基地について何かしら
目にしたことがあります。小学校の窓ガラスの作りなど騒音防止のために特殊な造り
のものになっているそうです。
今回講演を聞いて基地をつくってお金を儲けようという人が少なからずいるというこ
とを知りました。
住民投票は市民の意思を高めるためにも市をよくするためにも必ず必要なことだと思
います。
自分たちの生活をどのように守って行くのかということを考えなければならないと感
じました。
今日は前岩国市長の井原勝介さんのお話を聞きました。私の地元でもある広島にも、
岩国から米軍さんがよく遊びに来ているのを見かけたことがあります。私も交流した
ときは、明るくフレンドリーな方だという印象を受けました。しかし、地元のニュー
ス等で米軍の人たちが事件を起こしたという報道もみかけたことがあります。岩国に
米軍基地があるということを知ってはいましたが、その中で市民と行政がうまく成り
立たないままに基地が存在しているという事実を初めて知りました。また井原さんの
お話を聞いて、わたしたちが思っている以上に国のあり方はちがっているんだと思い
ました。民意とはうらはらに、それらを捻じ曲げて、お金で解決しようとしている人
たちがいるということ、またそんな人たちが国を引っ張っていっているという事実に
驚きました。もう正直、何を信じていいのかよくわからない世の中になっているなと
感じました。今は本当の民主ではないなとも感じました。こんな市民と向き合ってい
ない世の中で、市民の声を聞く「住民投票」がとても重要な役割を持っているなと思
います。大変いい機会でした。ありがとうございました。
書き込みが遅くなってしまい申し訳ありません。
今回は基地問題についての貴重なお話がありました。また、井原さんのお話のなかで
今の政治家や政治に対するリアルな実態を聞くことができました。国民の未来をひっ
ぱっていくはずの政治家が情報公開などをせず、国民の反対を恐れているようでは政
治がある意味がないと思いました。それから、基地問題について、井原さんが当時の
防衛省のトップへの問いかけに対しての返事には唖然としてしまいました。なぜその
ような人が防衛省のトップになっていたのかはなはだ疑問です。自分の地位やお金の
ことばかり考えていて、国民のことなどちっとも考えてないように感じました。国民
は自分が安心して暮らせる毎日を望んでいるのに、その希望をお金でうやむやにしよ
うとするなんて許せません。
今回の講義を聞いて、知らないことほど怖いことはないと改めて強く感じました。こ
れからはもっと積極的に自分から情報を収集していって、惑わされることなく物事を
判断することができるようになりたいと思いました。
今回の講義を聞いて、人々の生活がかかっているのに、政府や政治家はお金で物事を
解決しようとするなんて考えられないと思った。
一人一人考え方や、政策の方針は異なるけれど、もっと国民の意見を尊重すべきだと
思った。
今後どうなるかはさっぱりわからない状況である。日頃、このようなニュースにも目
を向け、自分の考えをしっかり持とうと思った。
ほぼ毎年遊びに行っている岩国基地で、税金の使い方であったり様々な問題が生じて
いると知り、大変驚きました。
私自身、どうして基地拡大に賛成の人が市長に当選したのか疑問でした。しかし井原
先生の話を聞いて圧力をかけた選挙であったと知り、私たちがフェアだと信じている
選挙は何なんだろうと思いました。
その地域をより良くするために選挙を行うからこそ地域の住民の声を反映するべきで
あるのに、その声を圧力で捻じ曲げるなんて理不尽ではないでしょうか。
今までは、住民投票と聞くとつい面倒だと思いがちでしたが、今回の講義を聞いてそ
れがいかに重要かということを学びました。
井原先生のお話を聞けて私自身の視野が広がった気がします。
井原さんのどのようにして国から圧力を受けるようになったのかというお話をきいて、
その巧妙なやり方にとても腹が立ちました。そして、普天間基地移設問題の時にも政
府の上からの圧力が問題になっていたことを思い出しました。今も、明らかになって
いないだけで、このようなやり方がいろいろな所で行われているのかもしれない、と
思うと残念でなりません。こちらの要望にこたえることができなくても、正面から真
摯な姿勢で対応してほしいと思いました。
岩国市に住んでいるわけではありませんが私も山口県出身なので友達から米軍基地の
ことについて教えてもらったり、テレビのニュースでなんとなくは知っています。友
達に聞くと近くで飛行機は何回も飛ぶしうるさくてかなわないそうでした。なぜ日本
はアメリカが基地を広くすると言ったら、強く断れないのでしょうか。なぜ問題を隠
してもいずれみんなに知れ渡ることなのに隠すのでしょうか。日本の政府には少し疑
問を感じました。
お恥ずかしい話ですが、今まで私は政治というものに関して何の興味も抱いていなかっ
たため、井原先生について初めて知りました。あの熱弁を拝聴して、井原先生につい
て知りたくなったので、プロフィールを検索すると、輝かしい経歴とともに岩国のご
出身であることが分かりました。やはり、その土地出身の人が土地をまとめていると
いうのは安心感がありますね。政治に関わる人があんなにも市民の事を考えてくれて
いるなんて知りませんでした。「市民のため、県民のため、国民のため」と本当に考
えてくれる政治家の方たちがもっと増えたら、会議はもっと質の高いものになるだろ
うなぁと憧れてしまいます。私は昨日20歳になったので、選挙権を得た身としてもっ
と社会に目を向けてみようと思う、大変よい機会になりました。ありがとうございま
した。講義中に質問できなかったのですが、岩国基地を支えているのは岩国市民の皆
さんの税金なのに、市民の皆さんは基地に出入り…というか施設を利用することはで
きないのでしょうか。
こないだ岩国に観光に行ったのですが、まさかそんな基地問題が起きているなんて知
りませんでした。新聞やテレビのニュースなどでは、よく沖縄の基地問題が取り上げ
られていますが、身近なところにも問題があることを知り、驚きました。
井原さんが提案していた、岩国に東日本大震災の被災者のための仮設住宅を、とい
うことに私も個人的には賛成です。しかし、実際にそれが可能なのかは分からないし、
なにか問題が出てきてしまうかもしれないので、これからどうなっていくかという情
報を毎日の生活の中で、意識を高めて情報を取り入れていこうと思いました。
私は、山口県出身でもないので、今回お話して下さった元岩国市長の井原さんの事を
知りませんでした。しかし、今回の講和を聞いていて感じた事は、井原さんは市民一
人ひとりの意見が反映されるように働きかけてくれる、市民に近い方だなと感じまし
た。米軍基地問題のことは、他県に住んでいた私にとっては全然知らない情報で、直
接関係ある県とそうでない県にはこんなにも温度差があるということも同時に感じる
ことができた。今後は、利益を中心に考える人を排除して、クリーンな政治が行われ
るようにしていきたい。政治を行なうもの、市民一人ひとりが同等に意見を言い合え
るような社会づくりができたらなと思う。
沖縄で生まれ沖縄で育ってきたので
基地周辺の騒音問題や米兵による事件などはたくさん知っていますし,
実際に巻き込まれたりもしました.
だからこそ,その負担を山口に押し付けるようなことはしたくありません.
私の実家は普天間基地から数十メートルの距離にあるので,
町の真ん中に基地ができるとどれだけ市民の生活が苦しくなるか…
東北の大震災でアメリカ軍の活躍があったため,やはり米軍は必要だ,沖縄はあまり
文句を言うな,と話す人をたまに見かけますが,
それとこれとは別問題と考えるべきです.
ビンラディン氏殺害の件も,中国・韓国と違い日本は一切知らされていませんでした.
本当に日本はアメリカとトモダチになれているのか,アメリカから日本の国民はどの
ように思われて扱われているのか,今一度考えなおしてみるべきではないかと思いま
した.
米軍基地、日本にとって、危険な存在だと思います。日本の沢山の土地は
米軍に取られて、毎日、のんびりしているに違いないでしょう。
米軍の責任は日本の平和を守ること。でも、もし戦争が始まったら、米軍は
きっと 自分の国の平和を優先に考えるだろう。
前、イラクの戦争を起こした悪の根源はアメリカに違いないでしょう。
アメリカはあちこち、戦争を起こそうとしています。だから 危険です。
岩国の基地問題は、初めて詳しくききました。基地問題というと沖縄がやはり印象的
ですが、こんなに身近なとこにそのような問題があることにはびっくりでした。
また、基地拡大より仮設住宅を建てることには賛成です。その案をどうにか通して頂
きたいものです。
お昼の懇談会にぜひとも参加したかったのですが、授業と被って残念ながら行けませ
んでした。今回は岩国市の元市長を招いての授業ということで、米軍基地を抱えた土
地ならではお話が聞けて個人的に大変意義深いものとなりました。私の出身は沖縄で、
地元も今問題の普天間基地を抱える宜野湾市です。授業でも述べられていた、騒音や
米兵の起こす事件など基地があるために起こる問題はとても身近でした。しかし基地
問題というと沖縄ばかりがクローズアップされがちですので、岩国も沖縄と同じよう
な問題を抱えているとは初めて知りました。
岩国市が住民投票を行い基地反対に90パーセントも票が集まったというお話には、
沖縄県民との基地に対する考えのずれを少し感じました。沖縄県名護市でも基地に関
する住民投票を行った際には、反対の票がわずかに賛成の票を上まっただけだったよ
うです。これは私個人の偏った意見ですが、沖縄県民はむやみに基地を反対すること
はできないのには、基地から得られるメリットがそれなりにあるからだと考えていま
す。井原先生は基地から何も良いことはないとおっしゃるので、声を大にしてはいい
にくかったのですが、今基地がなくなったり移転したりしてしまえばまず軍雇用者が
困ります。沖縄には軍雇用を目指す人のための専門学校まで存在します。また軍に土
地を貸している人も収入がなくなるので基地の返還・移設はメリットとはならないで
しょう。
また井原先生は、政府は市民に対し納得せざるをえない圧力(お金)によって問題を解
決しようとする、品のないお金の使い方だ、とおっしゃっていましたが、やはり人は
お金で動くと思います。それが、一時のものであってもお金はお金であって、品のあ
るなしは関係ないのではないでしょうか。
私は、沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落した事件も実際に目の前で見て基地を抱える
ことの危険性をまさに肌で感じました。また米軍による卑劣な事件、納得のいかない
裁判のニュースなども何度も聞きました。基地の返還・移転は社会的にとても望まし
いことだと考えています。しかしそれでも基地に頼らなければならない状況にあるの
が沖縄です。基地があるための犠牲と、基地がなくなるがための犠牲の両方を考える
ことが重要だと考えます。むやみに基地に対して賛成も反対もできません。今回の講
演は岩国がどれほどの問題を抱えているのか知るとてもいい機会になりましたが、あ
まりにもデメリットばかりを押しつけられているような気がしました。政府や政治家
の言っていることをもっと見極めなければならないというのなら、今回の授業もその
ひとつで、鵜呑みにせず自身でもっと学び考えなければならないということを学びま
した。
米軍基地の事実と現状を聞いて、とても驚きました。井原さんの言っていたその地元
で実際に影響を受ける住民の意見のことが「民意」であるということはその通りだと
感じました。東日本大震災の被災者の方たちについても同じことが言えるとわかりま
した。これからはいかにして国や政府が民意を曲げるのではなく、合理性の元に民主
的に民意を尊重していくことが課題なのだと理解しました。民主をお金で買うことは
できないと強く思います。
今回の講義を聞いて、日本の政治の在り方にとても疑問を抱き、不安を感じました。
国民のことを本当に考えて政策を練っている役人の方がどれくらいいるのだろうと思
いました。問題となる部分は隠し、強引に政策を進めようとする役人の方にのせられ
ないように、自分で情報を取捨選択し、真実を知ることがとても大切だと思いました。
住民として、自分の地域の問題に関心を持ち、自分の意見をしっかり持つことが大事
だと感じました。
原発と米軍基地問題は共通しているなとすごく感じました。ニュースでよく見ますが、
福島県民はものすごく意見を言っているのに、国策だからと言って政府は国民の意見
を無視しています。この状況が基地問題でも行われていることを知り、まず第一に国
民の意見を取り入れてほしいなと強く感じました。そうしないと、人々の生活は困難
になるばかりでなく、人が住めなくなる恐れだってあるからです。今回の井原さんの
話を聞いて新たに知ることがたくさんあって良かったし、いろいろと考えることがで
きました。
授業を受ける前の日に岩国に遊びに行っていたので今回の授業の内容には少し親近感
がわきました。私は山口県民なのですが、米軍基地についてあまり考えたことはあり
ませんでした。ですが、今回の授業で岩国市に米軍基地があることで岩国市が困って
いる、街づくりが遅れているという現状をしりました。また、米軍の人の生活費など
はどこから出ているのかという質問の答えが税金から出ていると聞いて驚きました。
それにも関わらずまたはそれをいいことに彼らはエアコンをつけっぱなしにしたりし
ていると聞いて嫌な気分になりました。騒音については、私の実家のすぐそばに航空
自衛隊があり飛行機やヘリコプターの音でテレビの音が聞こえにくいなどはよくあり
ます。日本全国の航空自衛隊基地がある地域はみな同じ悩みを抱えているものだと思
うので、米軍基地の騒音を問題にするのはおかしいのではないかと思いました。
政府の国民のためにやっていると思われる政策と実際の国民の意思に矛盾があったり、
政府がすべてを公表しないことなどを知って政府への信頼、信用度はとても低く思え
ました。
私は地元が岩国に近いので、小さいときに岩国米軍基地に遊びに行ったことがありま
す。その時は、米軍基地の周辺に住んでいる人が苦しんで、騙されていると知りませ
んでした。一部の役人が利益を得るために、多くの市民が犠牲になっていることは信
じがたいことでした。また、お金で解決しようとしていることも聞いて驚き、卑怯だ
と思います。民意を尊重した、誰もが平和で平穏な生活を送れる政策を立ててほしい
です。今回の講義で、本当のことが聞けて良かったです。
私は岩国市民ではありませんが、岩国市民でなくても、山口県民、日本国民として、
やはりこの米軍基地について関心を持たなければならないと思いました。
国民のだれもが真実・事実を公開してほしいと思っていると考えます。国民の思いを
政府に伝える手段として、投票というのは大切なことだとわかりました。
国民のためにつくられた政治だけではないということはなんとなく理解していました
が、その政治を行使するためにお金の力を借りたり、民意を無視したりということが
行われているということが実際にあるということを今回の実感し、悲しい気持ちにな
りました。また、そのような政治がまかり通ることのないよう、私たちはもっと日本
の現状を知るべきなのではないかと思いました。
岩国に住んでいるわけではないので、騒音などの被害がどのようなものなのか実感が
ありませんが、山口県民として、日本国民として、米軍基地の問題には関心を持って
いかなければならないと思いました。
井原氏の話で、国は国民のことなんか考えていないという言葉がとても印象的でした。
真実を公開せずに、国民をだまして政策をおこなうなんてことは、決してあってはな
らないものだと思います。混乱を嫌い、無難に自分たちの身を守ろうとする役人たち
に腹が立ちます。こんなことであっていいはずがありません。
私たちにできることは、選挙などを通して、積極的に政治に参加していくことです。
しっかりと見極めていけるようになりたいです。
大学に入るまで、地元に米軍基地というものはなかったのでテレビの中だけで見るも
のでした。そして私は今まで米軍基地と聞くと沖縄しか思いつきませんでした。今回
井原さんの話を聞いて、米軍基地や政府に対してとても嫌な印象しか受けませんでし
た。これまでにもテレビで米軍基地の話を何度か聞いたことがありますけど毎回、米
軍基地と問題なく平和に共存できるようにならないのかな、と考えます。そして政治
家に対しての不信感が大きくなりました。政治家が日本のために何をしてくれている
のか、もっと国民にわかりやすく示さないと、今回の話を聞いて私のように政治家に
不信感を抱くだけの人間がどんどん増えていくのではないかと思いました。
これまで県内でもある岩国の米軍基地については興味というか関心は低かったのです
が、今回井原前市長の講演を聞いて、興味を持ちました。
なので、これからの岩国基地については山口県民として注目していきたいと思いまし
た。
私の身内の一人は、沖縄の米軍基地で働いていました。私も中に入ったこともありま
す。故に、複雑な気持ちで聞いていました。
今回の様な米軍基地の問題、又地震による問題など(増税)、その真意をよめる力を備
えていきたいと強く感じました。誰も自身のいる場を悪い様には言いません。自然な
ことだとおもいます。しかし、その中で両者(全体)をみて、ベストや真意をみていく
必要があると感じました。
今回の講義で今の政治家の実態を聞き、日本の未来に不安を抱かずにはいられません
でした。岩国市の状況は国会が必要とすることと市民が苦しむことのどっちをとるか
という問題でした。国民によって選ばれた国会議員が民意を無視して、自分の都合の
良いようにするという横暴さには呆れました。岩国の市民にとって米軍基地の拡大は
本当に恐ろしいことだと講義を聞いていて感じました。やはり国の政策が優先なので
はなく、国をつくる人々(市民)を最優先に考えるべきだと思いました。私の意見では
市民を大切にすべきと考えましたが、国の政策と市民の願いには矛盾する点も多いこ
とも、今回の講義を通して考えさせられました。
岩国市長選挙の時に、米軍基地容認派の市長が当選したというのを聞いて、沖縄など
が岩国に来て反対をした方が言いと伝えていたのにも関らず、容認派の市長が当選し
た為、岩国は米軍基地賛成派の人が多いのかなと思った事を覚えています。しかし、
井原さんの話で住民選挙だと多くの人が米軍基地を反対していた事が分かりました。
民意が反映されていない選挙になり、そこには基地を置かなければお金は援助をしな
いという国のやり方が伺われます。なぜ、地域の人たちの意見を無視してまでして、
米軍基地を置かなくてはいけないのか、きちんとした回答もなく良い土地を米軍に与
えるのは、間違っていることだと感じます。そう感じても、国がすることだから、政
治家がどうにかしてくれるだろうとか、今までは感じていましたが自分は何が出来る
だろうかという事を考えなくてはいけないんだろうなと思います。そのためには、井
原さんが言ってたように、色々な新聞を読んだりテレビや本から情報を得たりしなく
てはならないと思います。全てが正しい報道や文章を書いている訳ではないと思いま
す。そのため、まずは様々な所から情報を得ていくことが必要だと感じました。ただ
ただ、反対というだけでは、ただ米軍基地が必要なんだと言っているのと同じになり
ます。情報を得て、事実を知り、そこから何が私たちは同じ山口県に住む岩国の地域
の人たちに出来るかという事を見出していかなくてはならないと感じました。
岩国の米軍再編は、これまでニュース番組で取り上げられていました。その中で私
が一番印象に残っていたのは、岩国市庁舎の助成金カットです。私も今回、井原さん
が言われたように、米軍基地について国の言うことを聞かないための仕打ちにしかと
れませんでした。今回、井原さんの話を聞き、正確な情報を公開をせず、民意を無視
し、助成金カットのようなことを行う国のやり方があることを知りました。また、問
題を嫌うことは役人に限らず、議員、私たちにも当てはまることだと思います。日本
人はイエスマンとよく言われます。声を大にして自分の主張を言わず、波風立てずに
利益の大きい方に、力が強い方に流れていきます。自分たちが本当に望む安心・安全
な生活を守るためには、自分たち自身で情報を収集し、声をあげて行動を起こすこと
が必要なのだと思いました。
今回の講演を聞いて政治家への不信感が大きくなりました。
私の感想はただの悪口になってしまいますが、お金のことしか考えていない人が日本
を引っ張っていくことができるのかと思いました。
国会中継を見ていても、人の話を聞かない、人が話している途中に発言をする、罵る、
途中退席など見ていて人として恥ずかしくなることしか目につきません。そんな人た
ちにこれからの日本を引っ張っていく力があるとは思えません。
「住民の安心安全のため」と言いながら、実際は自分の退任後の天下り先の確保とお
金のことしか考えていないと聞き、驚き、呆れ、怒りの感情が浮かんできました。
今年20歳になるため、有権者になります。お金に惑わされることなく、自分の意思で
投票に行きたいと思います。
自分は政治に興味があり、日々ニュース等チェックしています。
今回は生の政治家の声を聞くことが出来て良かったです。
ただ最近思うことは、人はそれぞれ違うという事です。
何を考えているか分からない。自分が思っていることと違う、から批判しようでは何
も生まれない気がします。
今、管内閣は支持がなくなってきています。
自分達(その当日は未成年でしたが)が選んだ結果が今になってきています。
自民がダメなら民主。民主がダメなら次は、どこを支持するのでしょうか。今政治に
関心を持ち、話をしっかり聞いて、ちゃんと皆が選挙に行くべきだと考えます。
私は今年20歳を迎え、投票権を得ました。社会の一員として投票に行きたいと思い
ます。
県民としていろいろ考えさせられる講義でした。政治の話では、表と裏があることを
知って恐いと感じました。選挙で発言していることと実際に行おうとしていることが
違うというのはどうかと思います。投票権を無駄にしないようにするためにも、自分
の意思を大事にしなければならないと思いました。
私の父は単身赴任で山口県に住んでおり、数年前は米軍基地で仕事をしていました。
正直、父が米軍基地内で安全に仕事ができるのか、家族共々不安でいっぱいだったの
が本音です。
井原さんのお話にもあったように、「影響をうける人の周りの人たちの声も反映させ
る」民意が尊重されるような社会を築いていくために、20歳になると与えられる、
投票権を活かしていくべきだなと感じました。
米軍基地を実際目にしたことは、前に一度沖縄に旅行に行った時の一回だけでした。
その時にタクシーの運転手さんに「ここからずっと米軍基地だよ。」と説明を受けま
した。今日の授業を聞いていたら、沖縄の米軍基地の敷地がとても広くて本当に驚い
た記憶が蘇りました。新たな米軍基地がもし街中にできたら、安全の面でも本当に危
険だと考えます。「役人さんは問題を嫌う」、と言われていましたがそれは役人さん
に限らず大多数の人に当てはまることだと私は考えます。問題が起こるのが嫌だから
本当の情報は隠す、流さないというのは分かる部分もありますが、やっぱり本当の事
を知っておきたいです。
これからの日本の行く末が不安で堪りません。
「民意」は、ねじ曲げるものではなく、尊重するもの、誰もが知っている当たり前の
ことなのですが、なかなか実践はできないものです。井原さんは、その難しい課題に
ギリギリのところまで挑戦している方だと思いました。
しかし、井原さんは井原さんの意見を鵜呑みにしてほしいわけではないと思いました。
色々な事実と意見を吸収しつつ、自分の中で新たな思いを抱き、自ら行動することで、
「民意」が尊重される社会に少しでも近づくのだと考えます。
貴重なお話ありがとうございました。
今日の井原さんの講義を聴いて、お金は怖いものだと改めて感じました。日本はアメ
リカの支えなしには生き残っていくことができず、それが原因で米軍基地を日本に置
くことを受け入れてきました。しかし、基地があることで、たくさんのデメリットが
うまれてきます。岩国市では、基地があるために、町の安全が阻害されています。し
かし、その一方で、基地を受け入れることと引き換えに、次ぎこまれたたくさんの防
衛省からのお金で、町の財政を立てていくことできています。豊かさと安全の両方を
手に入れることはむいずかしいことなのだと思いました。福島にある原発のおかげで、
豊かな生活を送ることができていましたが、私たちは安全を手に入れることができま
せんでした。
①豊かであるが、危険におびえながら生活する町。
②そんなに豊かではないが、ある程度の生活ができ、安全に暮らせる町
今までの日本は、①に当てはまると思います。これからは、②にシフトしていかなけ
ればならないと思いました。
今日の元市長さんの私たちが知らないような世界の話を聞いて、すごく腹立たしく思
いました。米軍基地であったり原発であったり、いろいろ市や県などから話を聞くこ
とができてもそれが本当の目的を隠されていたり、力によって抑えられたりしたら、
聞いても何もできないし意味がないと思いました。政府や市が住民に説明するのは一
種の社交辞令みたいなものに感じました。役人の中には井原さんのように本当に住民
のことを考えてくれている人もいると思うけど、「住民のため」という言葉に甘えて
自分を一番に考えているひとがいると思うと本当に残念です。基地をなくしてほしい
という意見も移す場所がないというのもわかります。米軍基地というのは難しい問題
だけど、アメリカはこういう基地がある地域の人たちの気持ちは知っているのかなと
思います。私たちは地域に情報を「知る」ということをもっと求めていかなければな
らないと思いました。
コメントの課題がわからなかったので、今日の講義の感想を述べたいと思います。
実際の現場で、国や県、岩国市と米軍基地、政府と市民の声の間に立って政治活動
をされてこられた話だったので、興味を持って聞くことができました。私は、山口県
民で防府市出身です。岩国市の米軍基地のことは子どものころから存在は知っていま
したが、身近に感じることはほとんどなく、ローカルのニュースで基地に関する報道
がされても特に気に留めることもありませんでした。しかし、今日の講義を聞いて米
軍基地や上関の原発のことを自分の身近で起こっている問題として注意深く見ていく
ことが必要だと感じました。
「民主主義」「民意」「基本的人権」って何なんだろうと改めて思いました。私は
この言葉から、「自由」という言葉をまず連想するのですが、そんな単純なことでは
ないのかなとも思います。政府や政治家は「国民のために」という言葉をよく使い、
さも国民のことを第一に考えているかのような言動をとりますが、それは、本当に国
民のためにしているのだろうかと疑問に思うこともあります。「国民のために」とい
う言葉に騙されたり、洗脳されたりせずに、何が正しく、何が間違っているか、この
政治家の言うことは本当なのだろうかという視点を持ち、本質を見抜けるように国民
も知恵を持ち、賢くならなければいけないと思います。
国は国民のために、地域は市民のために働くことが当たり前だと思っていました。し
かし、現実にはそうでない面もあるということを聞き、利己的な人間がいることも現
実なんだと思いました。
市民のために作ったはずの滑走路が、国益のために使われる。このように目的がシフ
トするということが有り得るということは衝撃的でした。
情報を全て公開するということは、人々を混乱させる可能性もあります。しかし、物
事を判断する上では色々な情報が必要になります。まだ起こってもいないことを心配
して、情報を操作し公開することは後に余計な混乱を招くことになりかねません。
世の中には、お金で換算する習慣が多くあります。利益を追求することで、環境を始
め色々な物を壊し失っていると思います。
お金で解決するということは、時間がかからず効率的ですが、お金が問題を引き起こ
すと問題が複雑になります。
今回の話しを聞いて、世の中は汚い面が多いと思いました。そして、人間は正直であ
るべきだとつくづく思いました。
自分の知らないことがたくさんあることを実感し、今日話しを聞けて良かったです。
今日の井原勝介さんのお話を通して、現在の政治の現状を目の当たりにしました。国
民のことを一番に考える政治になるには、国という相手に私たちがはっきりと意見を
述べることができる勇気や機会が必要だと思いました。
井原さんが住民投票を行ったことにたくさんの「ありがとう」という言葉をいただい
たとおっしゃっていましたが、私も岩国市民だったなら、同じことを言っていただろ
うと思います。住民投票によって市民の意見がより明確になると思うので、これから
先、山口県で国策が提案された時は、住民投票を行ってほしいと強く思いました。国
が私たちの意見を聞いてくれるのを待つのではなく、私たちから動き出さなければな
らないと思います。
今日のお話で、井原さんの、市民の当たり前の生活を守ろうとする、強い気持ちが伝
わって来ました。同時に政治にかかわっている人の中には、全員でわないけれど、自
分の利益のことしか考えない人もいるということをきいて少しがっかりしました。土
地の拡張については、政府側は本当に最初からそうするつもりだったのだと感じまし
た。井原さんの話では共感することがいくつもありました。 しかし、土地お拡大を
受け入れてお金を得ようとする考えの人たちにも、それなりの考えがあるのではない
かとも思いました。それで得たお金をどう利用するかによって、どうなるかはわから
ないとも思いました。難しい問題です。
それぞれの考えを明確にして、より良い方向に進んで行くのがよいです。
今日は、元岩国市長の井原勝介さんのお話でした。井原さんのお話を聞いて一番強く
思ったことは、市民の生活を一番に考えていらっしゃるなということです。アメリカ
軍基地が拡大されれば、騒音被害や、アメリカ兵による住民への暴行など被害が増大
するばかりだと思います。今の岩国市長はごまかしなどをしていると井原さんはおっ
しゃっていましたが、全てを市民に明らかにする義務があると思います。なぜアメリ
カ軍基地の拡大が必要なのかを明らかにすべきだと思いました。
公立大学法人 山口県立大学
現代GP承継・地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部