問い合わせ)山口市の放射線量が高いのではとメールがきましたが、大丈夫。RT@tiniasobu #radioacitivity
2011/03/24
したしくさせていただいている知り合いから
「山口市の放射線量が高いのでは」、という問い合わせがありました。
ちょっと検索してみました。
全国の茎長所在地の3月20日のデータが 文部科学省のサイトに掲載されています。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/20/1303987_2019.pdf
このページにも添付してあります。
山口市が 毎時0.092マイクロシーベルト と広島や岡山の倍ほどあるようになって
います。
過去のデータの平均が 毎時0.084~0.128マイクロシーベルトというのですから、こ
れは今回の事故のために山口だけが上がったということではなく、
なんらかの原因でもともと高いのだと考えられます。
自然放射線量がやや高い原因は、山口市の母岩が花コウ岩(みかげ石)だからです。
カリウムとかが多い岩は、カリウム40という放射性同位元素を含んでいます。
でも、天然のカリウム40なら大丈夫です。我々は生命30億年以上の歴史をかけて、
適応してきました。体にためこまないからです。
人工放射性核種を含む雲がやってきて、それで内部被曝するような話とは違いますか
ら。
以下のサイトを参照してください。
http://www.j-muse.or.jp/tamatebako/kankyo/cb09/page02.html
同じ御影石でも、花崗岩のように白い御影石と、はんれい岩のように黒い御影石では、
自然放射線の測定値に大きな違いがあります。一般的には、花崗岩のような白い御影
石は、はんれい岩のような黒い御影石の3倍から5倍の値を示します。化学肥料でもカ
リ分の多いものや、昆布などのヨウ素分の多いもので、自然放射線は大きな値を示す
傾向がありますので、確かめてみましょう。