水道水の放射線基準値)2011年3月17日従来の30倍甘いものに「改訂」RT@tiniasobu #radioactivity #water #genpatsu
2011/03/24
現在の東京の水道水は、3月17日までの基準の約20倍。WHO基準の約200倍。
例えば、読売新聞は「飲んでも心配なし」として、次のように書いています。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110323-OYT1T00944.htm
ヨウ素は甲状腺にたまりやすく、甲状腺がんを引き起こす原因になる。飲用水の暫
定規制値は水1キロ・グラム当たり300ベクレル、体が小さく放射性ヨウ素の影響
を受けやすい乳児は100ベクレルと定められている。笠井篤・元日本原子力研究所
研究室長は「規制値は、実際に健康への影響が出る数値より、はるかに厳しく定めら
れたものだ」と話す。
笠井元室長によると、今回検出された程度の値(210ベクレル)であれば、飲ま
ないに越したことはないが、たとえ一定期間、乳児が口にすることがあっても影響が
出る心配はない。入浴や洗髪に使っても体内に取り込まれる心配はなく、使用して問
題ない。
(引用終わり)
ところが、この暫定規制値なるものは この3月17日に通知されたものだったのです。
http://carrotjuice.sblo.jp/article/43968256.html
菜食文化研究会のブログの 2011年03月23日
世界の水道水放射線基準値 からの引用です。
世界の水道水の放射線基準値は下記のとおりです。
●世界の基準値
WHO基準 1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)
●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L)
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
出典は下記です。203-204ページ、表9-3参照
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
日本には放射能に関する飲料水基準は無く
世界保健機関(WHO)基準相当を守っていました。
飲料水中の放射性核種のガイダンスレベル(WHO) です。
しかもセシウム-134とセシウム-137の合計値が370Bq/kg。
基準値を超える物は輸入させないというものでした。
愛知県衛生研究所 2006/04/28
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/4f/chernobyl.html
食品中の放射能濃度の暫定限度は、日本の国民一人一日当たりの
輸入食品の摂取量を考慮した上で、放射線防護の国際専門機関である
国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告
「公衆の被ばく線量限度は1年間に1ミリシーベルト」
も十分に下回る量として設定されています。
●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131 300ベクレル(Bq/L)
飲料水 300 Bq/kg
牛乳・乳製品 300 Bq/kg
野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
飲料水 200 Bq/kg
牛乳・乳製品 200 Bq/kg
野菜類 500 Bq/kg
穀類 500 Bq/kg
肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
※100 Bq/kg を超えるものは、乳児用調製粉乳及び
直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。
厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知
平成23年3月17日付「食安発0317第3号」によって
放射能汚染された食品の取り扱いについて下記のとおり
飲食物摂取制限に関する指標が明示されました。
緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
参考サイトは下記です。
都内環境放射線測定結果
http://113.35.73.180/monitoring/index.html
全国の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/
全国の水道水の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/water/
全国の雨の放射能濃度グラフ
http://atmc.jp/ame/
タグ:世界 水道水 放射線 基準値
以上、引用終わり