原発震災)ドイツ政府は東日本からの退避を奨励 @tiniasobu #genpatsu
2011/03/16
東京外国語大学でアフリカを教える舩田クラーセンさやか
さんのブログから引用します。
http://afriqclass.exblog.jp/12264563/
現場の命がけの努力によって破局の到来が引き延ばされているという状態のようで
す。
「パニックに陥るのではなく、正確な情報を多方面から集め、冷静
に時間のあるうちに準備を進め、素早い行動を行ってください。」
という言葉につよく同意します。
以下引用。
ドイツ外務大臣、東日本から退避奨励
ドイツ政府は、東日本に滞在中のすべてのドイツ人の退避を奨励
し始めています。実際に危機が回避できればそれはそれで笑い話
にしてしまえばいいので、以下、こういう情報もあるということを是非
念頭においてください。
政府の発表や日本の報道では、事態の深刻さがきちんと伝えられ
ていないようです。海水注入は、アメリカの専門家によると、「最後
の負け試合で1%の可能性にかけるようなもの」・・・といわれてい
ます。
炉心溶融と言う事態は、きちんと説明されていないですが、もは
や核分裂を止められない状態だということだそうです。もちろん、様
々な努力がなされていますが、1号機だけでなく、3号機も危機的
状況になっています。
ドイツの外務大臣は、東北・東日本地域にいるドイツ人(特に小さ
な家族のいる人)に、どうしてもという理由がない場合は、出国する
ことを奨励し始めています。もちろん、いつも「最悪」を想定する国民
性ですので、そこを念頭に置く必要はありますが、準備は不可欠で
す。
危機感をあおりたくはないのですが、日本外ではチェルノブイリに
近づいているという認識が、国内では共有していないことが大問題
です。時間との闘いになっています。
パニックに陥るのではなく、正確な情報を多方面から集め、冷静
に時間のあるうちに準備を進め、素早い行動を行ってください。
チェルノブイリになるまでには、数日~1週間(あるいは10日)は
あるかもしれないという見込みだそうですが、これも事態がどう転ぶ
か次第ですので、とにかく準備・情報収集・素早い決断と行動に努
めてください。
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http://www.auswaertiges-amt.de/sid_CE24F3054B7FD41BC8E550059F06944C/DE/Laenderinformationen/00-SiHi/JapanSicherheit.html?nn=366222#doc366194bodyText1
http://www.sueddeutsche.de/wissen/erdbeben-in-japan-drohender-atom-gau-im-akw-fukushima-die-kernschmelze-ist-nicht-mehr-zu-stoppen-wenn-das-kuehl-versagt-1.1071239
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