島からのことづて)1999年までの記録(完全版pdf)
2005/05/26
島からのことづて表紙
幻のバージョン『島からのことづて――聞き書き琉球弧の旅(完全編)』
安渓遊地 安渓貴子編
2000年に葦書房から出版した時、あまりに厚いので約3分の2に削ったのです
が、その前のバージョンです。添付のpdfファイルは、閲覧はできますが、プリン
トするにはパスワードが必要な設定になっています。サイズは1.1メガあります。
印刷したりなさりたい場合は、とりあえず、『島からのことづて』は在庫がありま
すので、ご注文くださいませ(2200円+税、アマゾンでは800円から)。また、それ以
外については、屋久島の雑誌『生命の島』の掲載誌をご利用くださりたく、お願いも
うしあげます。
生命の島ホームページ
http://www8.ocn.ne.jp/~seimei39/
目次
はじめに
一、ある日本の島で
される側の声――聞き書き・調査地被害
対談1 はるかな島へ
二、南島の人と自然
カシの木に救われる 西表島祖納・新盛浪さん
木にもいのちがある 西表島祖納・松山忠夫さん
南のはて波照間島から 西表島崎山・川平永美さん
対談2 フィールドワークのスタイル
三、橋をかける
お金がいらなかったあの頃 沖縄県宮古郡多良間島と水納島の方々
木のない島の家づくり 与論島麦屋・佐藤為宜志さん
屋久島へ魚を捕りに 南種子町下立石・立石助也さん
種子島への魚の行商 上屋久町一湊・斉藤熊彦さん
小さい時から牛や馬が好き 上屋久町椨川・日高長八さんと日高甚七さん
対談3 アフリカへ、そして再び南島へ
四、海をこえる絆
屋久島の白川山に住まないか トカラ列島中之島・松田武彦さん
島々を結ぶオヤコ トカラ列島中之島・日高貞矩さん
嫁にいくなら島間の町に 南種子町島間の方々
対談4 島からこそ世界が見える
五、地の者として
おじいちゃんの民宿 南種子町平野・日高留哉さん
探しあてた縄文杉 上屋久町宮之浦・岩川貞次さん
心の深いところをたずねれば 屋久町原・日高光志さん
屋久島の地名に思う 屋久町原・日高光志さん
対談5 「建設を続けよ」――伊谷純一郎先生の言葉
六、手わざの世界
屋久島最後の鍛治屋として 上屋久町宮之浦・永野憲一さん
今日の仕事に満足するな 上屋久町宮之浦・永野憲一さん
屋久島の木で種子島の舟をつくる 上屋久町楠川・河野胤重さん
食べ物は何でも自分でつくっていた 上屋久町永田・牧一徳さんとハルエさん
対談6 経験の広がり
七、見えない世界
おはなしがごちそう 上屋久町宮之浦・中島キヨさんと本溜ケサさん
野も山も海も川も神々の住い 上屋久町宮之浦・中島キヨさんと本溜ケサさん
小さい花に生まれたい 上屋久町楠川・大石浩さん
「欲ではありますが」――屋久島の祈りのことば
対談7 未来へ