大学の同僚のみなさんへのメッセージ) 外部資金を生かして研究書や地域貢献の本を出版する方法]
2011/02/16
山口県立大学の教員としての発言です。
表記の件についての情報提供をさせていただきます。
文部科学省がつくった最後の大学共同利用研究所である
総合地球環境学研究所(地球研)の列島プロジェクトでの5年間の取組みの成果を出
す時期がめぐってき
て、
いろいろの出版物にかかわらせていただくことになり3つの出版(合計10冊)が同時
進行中です。
そのうちあとの2つは、、版下入稿(すぐ印刷できる形
にAdobe InDesign CS5で作成して、表紙までつくって印刷所にもちこむ形のDTP)を
めざしています。
日本列島の環境史をめぐる論文集(6冊セット、安渓はそのうち1冊を責任編集)
http://ankei.jp/yuji/?n=1189
地域で愛読される生活誌の聞き書きブックレット(今年度3冊を出して全7冊完結)
http://ankei.jp/yuji/?n=1253
研究者に長く愛用される地域学資料集(DVDつき)
http://ankei.jp/yuji/?n=1252
現在最後の本710頁の追い込み(執筆・編集・仕上げ同時進行)にかかっていて、睡
眠時間が1時間の日があったりして大変ですが、あと数日で版下の完成にこぎつける
予定です。
安渓のつとめている山口県立大学では、教員の本を大学に寄付して、卒業式には、
販売して、収入を大学のために生かす、という新しい試みが始まります。地域のみな
さんや学生たち、保護者のみなさんにも手にとっていただけるよい機会ですので、き
ちんとしたものにしようと張り切っています。
たくさんの本を出すようになったのは、国民の血税をいただいて進めてきたプロジェ
クト研究が順調に進んだおかげでもありますし、山口県立大学で、2007年度から3年
間の文部科学省現代GP・地域活性化への貢献にかかわら
せていただき、担当となった安渓遊地が「地域が学校・地元が先生」の趣旨から、1.
学生向け、2.地域向
け、3.大学教職員向け の3冊のブックレットを出版させていただいたノウハウを
生かしたものでもあります。
出版不況の中ではありますが、研究・教育・地域貢献で、インパクトのある出版物
をという志がある方がおられましたら、ご相談くださいませ
DTPソフトとしては、AdobeInDesignCS4では、2晩合計3時間の講習を受けたあと、ほ
ぼ3週間で、240頁ほどの本を組みました。COP10開催に間に合って、奇跡の本とい
われた『奇跡の海』です。
http://ankei.jp/yuji/?n=1136
pLaTeX2e (定番のDTPソフトの古典 TeX テフ の日本語版)を2005年から独学で学
び始め、2008年からまる1年かけて、音声表記や、バンツー語のアクセント表記多数
を含む本の編集と版下づくりをしました。
http://www.aa.tufs.ac.jp/book/publist/new_pub2008.pdf の『森の人との対話』
いずれも素人ながら初心者の壁に悩んでおられる方にご助言ができる部分もあるか
もしれません。
2月20日をすぎれば、睡眠時間がとれるようになるはずです。
(最近とみにぼけていて、会議やいろいろの期限のあるものの提出を以前にも増して
忘れたりして迷惑かけまくりの 安渓遊地でした。)
公立大学法人 山口県立大学
現代GP承継・地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部