![]()
上関)祝島の住民が国会議員に手渡した要望書
2010/09/14
要請書
2010年9月7日
遠方より、また台風接近という悪天候の中、上關原発建設予定地の視察にお越しいただきありがとうございます。私たちは中国電力が計画する上関原発の予定地、上関町長島の沖合約3.5 kmに浮かぶ上関町祝島の住民団体です。この町に原発建設計画が持ち上がった1982年以来、私たちは島を囲む豊かな自然を生活の礎としていること、離島ゆえに避難が困難という生活環境、また「核」や「ヒバク」への拒否などから、私たち自身の生命や財産、日々の生活を守るためにこの計画に反対し続けてきました。
私たちはこれまで地元住民の合意のないまま強行されようとしている原発建設工事やそれに伴う埋め立て工事などに対し、あくまでも非暴力の姿勢を堅持しながら抗議の意思を様々な形で示してきました.また祝島の漁業者は総額約10億8000千万円も漁業補憤金の受け取りを拒否し、原発建設忙合意噛ずに豊かな漁場を守り続けることを総会などで決議し続けています。
それに対し事業者である中国電力は私たち祝島島民をはじめとした地元住民に、理解を求める行動を起こすどころか島での生活そのものを侮辱する言葉を投げっげてくるのみならず、社員および事業者が雇用する作業員らが抗議する地元住民らに暴力的行為を行ったことも複数回にわたり、さらには地元住民を裁判で訴え、特定の個人らに対する約4900万円の損害賠償請求や漁業者らに対する1日当たり900万円以上の間接強制など金の圧力で地元住民の意思を押し潰そうとしています。
どうか私たち地元住民の28年以上にわたる苦しみ、そして現地の本当の状況をご理解いただき、祝島島民をはじめとした地元住民の理解を得るまでは原発の建設やそれに伴う埋め立て工事などの作業を強行しないよう、金や大企業の力という圧力をかけることで地元住民の意思を押しつぶすようなことをしないよう、事業者にご指導ください。
祝島は離島ゆえに、私たちは今の生物多様性が守られた豊かな自然が無ければ島で生活へしていくことができません。さらに仮に上関原発が建設、運転された場合、事故時に避難する場所も手段もありません。
地域住民の安心安全な生活を地域住民との合意のもとに確保するまでは原子炉設置許可の可否を判断されないことを国に対して働きかけていただきますよう、お願い申し上げます。
上関原発を建てさせない祝島島民の会代表 山戸貞夫


