映画『祝の島』を見て5)家族への手紙、世代をこえる心のたより
2010/08/13
はなぶさ・あや監督の『祝の島』を見た若者たちの感動は、時空を超えたメッセージ
としてひろがります。
アンジェラ・アキ さんの「手紙~拝啓 十五の君へ」という歌をおもいださせる
ところもあります。
◎将来の可愛い私の子供たちへ
君は今、春には桜を見て感動し、夏には夜空を見上げて星に心を奪われ、秋には山
の紅葉に心をおどらせ、冬には白銀の世界で澄み切った空気をいっぱいに吸い込むこ
とができているのかな?そんな未来になっていることを願って私は君に宛ててこの手
紙を書いているよ。現在世界が抱えているのは地球温暖化という恐ろしい問題なんだ。
君の時代には何が問題になっているだろう。私は大学で環境問題の授業を受けるまで、
私たちの最大の環境問題は地球温暖化だと思っていた。確かに世界が直面している地
球温暖化の問題を考え、解決に向けて行動することは重要なことだと思うよ。でも、
その根源にあるのは私たちの身近で起こっている環境問題、つまり私たちが住んでい
るこの山口県で起こっている環境問題なんだ。だから、地域の環境問題から取り
組んでいけば、必ず世界の環境問題とリンクするはずなんだ。
君は今、君自身の環境問題と向き合っているだろうか。「国のやることだから自分
には関係ない。面倒くさいからやらない。」このようなことを考えていないかい。君
にはこの考えは単なる逃げ道でしかないということを実感し、考えを変えてほしいん
だ。私も初めは他人事で自分から行動しようとしなかった。でも、今は知識を身につ
け、実行にもうつしているんだよ。自然を壊さないように当たり前のことではあるけ
れど、洗剤の使用量を減らすように努力したり、電気はこまめに消したりしているん
だよ。当たり前のことを当たり前にするのはけっこう大変なことなんだ。だから、私
は君にも、君が生きている“今”起こっている問題に目を背けずに生きていってほし
いんだ。
私にそのように強く思わせてくれたのは、祝島の方々の勇気ある行動だったんだ。
なにより祝島の人々の行動に未来に通じる光を感じたんだ。だから、君にも祝島の話
をしようと思う。恥ずかしながら私も祝島について知ったのは大学での授業がきっか
けであった。きっかけというのは大事なことで君にもこれが良いきっかけとなり、未
来への道筋になれば良いと思ってるんだ。祝島は山口県熊毛郡上関町にある自然の豊
かな島である。「祝の島」という映画を観て、それをより実感した。美しい棚田、島
民で協力して行う海の祭、鯛の一本釣り、海女さんなど、自然の恩恵を受けて暮らす
理想の生活なんだ。また、祝島は時間がゆっくりとながれていくようで、私の心をほっ
こりと暖かい気持ちにさせてくれるそんな島だったんだ。しかし、今から約28年前、
自然と共存し自給自足的な暮らしを送ってきた祝島の人々に悲劇がおこったんだ。祝
島の目と鼻の先にある対岸に原子力発電所を建設するという計画が浮上したんだ。原
子力発電所が建設されると海を埋め立てなければならなくなったり、発電によって出
た水蒸気を冷やすため、大量の海水を使ったりしなければならないんだ。そのため魚
が死んでしまったり、海水が1℃上昇するという事態がおこるんだ。きらきらと輝い
ている自然から君たちが様々なことを学び、共に成長できないと思うと私は残念な気
持ちでいっぱいになった。なぜなら私にも自然が残っていて良かったと感じたことが
多々あったからだ。私は小さいころトマトが大の苦手で、臭いを嗅ぐのも嫌なくらい
だった。しかし、祖父が無農薬で作ったとれたてのトマトを食べて以来、トマトが食
べられるようになったんだよ。今では野菜の中では一番トマトが好きなんだ。君から
してみれば「そんなことか」と思うかもしれないが、当時の私には衝撃だったんだ。
私にとっては自然が好き嫌いをなくしてくれたようなもので、自然が不思議な力を与
えてくれたんだと思ったんだ。また、自然と暮らすことは四季の移り変わりを知り、
心を浄化し、感受性を豊かにしてくれた。自然の美しさは何物にもかえられない美し
さがあるんだ。君もそんな自然を感じているのかな?子供が最初に知る生死も自然か
らだと思う。
だから君にも祝島の人々が命をかけて自然を守ろうとしたことを知って、もう一度
自然について深く考えてほしいんだ。そして、原発計画は環境を破壊することはもち
ろんだが、それ以前に人々の関係を破壊してきたことも理解してほしい。原発は今ま
で協力し、仲良く暮らしてきた島民たちの間に埋めることのできない大きなきれつを
もたらしてしまったんだ。君たちはそれがどんなにつらいかわかるかい?私も実際に
経験したことではないので、祝島の人々の本当の気持ちを代弁することはできない。
でも、それは人生が変わってしまうほど辛いことだと思うんだ。私にできる唯一のこ
とは知識を増やし、君に伝えていくことだと思う。だから君には君が見ている自然が
島民の努力によって保たれていることを理解し、君も自分の子供に見せたい自然は君
の手で守っていってほしい。
もうひとつ君によく伝えておかなければならないのは原発の賛成、反対の立場であ
る。原発に対する意見は違っていたが、私は島民の気持ちは同じだったと信じている
んだ。賛成・反対どちらの人々も「地域みんなが幸せになるように、そして、その幸
せが未来の君たちに繋がるように」と思っているんだ。賛成派の人は原発を開発する
ことで人口が増え、町を活性化させることができ、原発を作ってよかったと思えると
信じている。また、人口が増えなかったら責任は重いとも考えているんだ。一方、反
対派の人は自分たちの豊かな生活を守ることはもちろん、私たちそして、君が生きる
未来に残しておきたい大切で豊かな海や自然を守ろうとしている。そのために、彼ら
は生活を犠牲にし、命をかけて一生懸命たたかっているんだ。昔から自然を大切にし
てきたからこそ犠牲をはらってまで自然を守ろうとしたのだと思うよ。私にもその覚
悟はあるんだよ。可愛い君にも自然と共に育って、たくさんの思い出をつくってほし
いからね。
賛成派の人々を非難するわけではないが、私は原発には反対なんだ。漁業を経済の
中心にしてきた祝島の人々にとっても原発は生活を破壊するものであり、取り返しの
つかないことが起こる可能性があるからね。昔の人から受け継いできた自然はお金に
変えられない、譲ることのできない、かけがえのない未来への宝なんだ。君はそんな
人々に支えられて今を生きているんだよ。そのことを自覚してくれたら嬉しいな。そ
して、君が日々を過ごす中で自然に感謝し、明るい未来を切り開いていってくれるこ
とを願っているよ。初めの第一歩は君から始まるんだ。恐れずに、一歩を踏み出して
ごらん。必ず未来は変わるはずだ。
君の幸せを願っている19歳の私より
◎ おじいちゃんへ
おじいちゃんが亡くなってから10年以上経ちましたね。今もしおじいちゃんが生き
ていたら、上関の自然や原発問題について一緒に話したかったなぁと思います。おじ
いちゃんは病気で亡くなる前まで、上関町の町会議員でした。私はまだ小さかったの
で、おじいちゃんが町会議員をしていたという記憶はほとんどありません。後になっ
て、周りの大人たちから聞きました。
私は大学3年生になり、授業で上関の原子力発電について様々な方からお話を伺い
ました。上関の自然が素晴らしいということや多くの人が上関の海を守ろうと活動し
ていることを知り嬉しくなりました。小さい頃から夏になるとおじいちゃんおばあちゃ
んのいる上関へ行って海で遊んだり、おいしい刺身を食べさせてもらったりはしてい
たけど、カンムリウミスズメを始めとする希少な鳥類や生物がいることは知りません
でした。おじいちゃんは知っていましたか。
しかしそれと同時に、原発計画が原因で美しい自然や島民の生活が脅かされそうに
なっていること、反対派推進派により人間関係がこじれてしまったことが分かり、と
ても悲しい気持ちになりました。
おじいちゃんは、前任の方の意思を継いで推進派の町会議員をしていたと聞いてい
ます。私は当時おじいちゃんの考えていたことや政策とかはまったく分かりません。
おじいちゃんはどんな気持ちでいたのかな。もしまだ生きていて議員を続けていたら
推進派でいたのかな。私は原子力発電所を建設することに反対とも賛成とも言い切れ
ません。理由の一つ目は私自身この問題についてまだ知識が足りないということ、二
つ目はお互いきちんと理由があって反対派推進派となっているのだからどちらが悪い
と決めることはできないと思うからです。ただ、こんなにたくさんの技術が発達して
いる今、原子力発電のほかにもっとお互いが納得できる方法はないのかなと思います。
「祝の島」という映画では祝島の人々の暮らしや自然、原発問題に対する思い、現
実が映し出されていました。あの豊かな自然を人間が奪うことは許されないように思
います。
映画のなかで、原発計画は人間関係までも壊してしまったという島の人の言葉があ
りました。これから先原発問題がどう動いても、推進派反対派という形で分かれてし
まった人々の関係を修復することは難しいと思います。
おじいちゃんが亡くなったとき、親戚におじいちゃんと同じく町会議員で反対派の
方がいらっしゃったと聞きました。その親戚の方はおじいちゃんが亡くなったあと「
ほっとした」と言っていたそうです。親戚の中で推進派と反対派の人間がいるという
ことはとても辛く大変なことだったと思います。「ほっとした」だなんて酷いと思っ
たけど、原発計画がそれほどまで人間関係を壊しているという事実を表しているなと
思いました。
おじいちゃんにも今の上関と、映画「祝の島」を見て欲しいです。そしておじいちゃ
んの考えが聞きたいです。
◎お母さんへ
お母さん、私は先日環境問題の授業で祝島の現状の映画を見ました。
祝島の人たちは人口が少なく、小学校に生徒は3人しかいません。入学式には島の
住民全員が出席します。島は人口が少ない上にかなりの高齢化が進んでいて、50代の
人たちが若手と呼ばれるくらいです。祝島に住む人たちは主に漁で生計を立てていま
す。祝島の海はとても綺麗で魚がたくさん捕れるそうです。
そんな祝島は今とても大変な状況になっています。原子力発電所がその祝島につく
られようとしているそうです。原子力は今温暖化促進が心配される火力発電や日本の
地形等からではなかなか設置条件が難しい水力発電や風力発電に比べて、利用しやす
い発電だと思われます。しかし、設置することによって祝島の海が汚されてしまうそ
うです。先ほど述べたように島の人たちは漁を中心に生計を立てている人たちが多い
ので、反対活動を行っています。でももちろん反対活動が順調というわけではなさそ
うで、ゆっくりと工事は始まりそうです。さらに問題は島の人たちの全てが反対では
ないことです。お金をもらうことで賛成側に回る人たちもいます。お金をもらうこと
で賛成に回る件については生活があるから責められることではないと思います。ただ、
島の人口が少ないために誰が賛成で反対かがかなり明確に分かってしまいます。基本
的に友好的な人たちだとしても人間ですからどうしても良くない感情を抱いてしまう
こともあるかもしれません。実際お祭りが中止になってしまった年もあるようです。
私はこの映画を見て思ったことがあります。人が生きるために大切なことは、命だ
けではないのではないかということです。もちろん命は最低限必要で守られなくては
ならないものです。原子力発電所ができたとしても、島の人たちは死ぬわけではあり
ません。最悪島から出ればいい話です。しかしそれでよいのでしょうか。人を守ると
いうのはその人たちの生活や大切にしてきた文化、関係性をも守っていくことではな
いのでしょうか。全てを守るのは容易なことではありませんが、守るだけのできるか
ぎりの努力は皆でしていかなくてはならないように思います。
私は都会ではないけれど、環境に左右されるような生活はしていません。お母さん
も同じでしょう。お母さんは普段環境について考えることに重点を置いていないのは
よく知っていますが、今回は少し私と環境について話してみませんか。もしかしたら
何か大切なことに気づくかもしれませんよ。
◎私の大好きなおばあちゃんへ
天国にいるおばあちゃん。こんな形でのお手紙ははじめてですね。でも、いつも見
守ってくれていると私は信じています。困ったとき、悩んだとき、いつもどこからか
助けてもらえました。大学進学も悩みましたが、今はとても満足しています。基本的
には信仰心のない私ではありますが、おばあちゃんのおかげだと思っています。
その大学で、祝島の映画を観る機会がありました。原子力発電所の建設をめぐって
賛成派・反対派に分かれ、もう28年間も揺れているとのことです。CO2のことや自然
のことを考えると、どちらが環境にとって良い事なのかわからなくなってきそうです。
でも、島の生活を見てみると、釣りをして、田んぼをつくり、夜は近所の人でこた
つを囲み・・・・。私にはとっては、うらやましい生活でした。その生活ができるの
も自然のおかげなのだと感じました。なので、私がおばあちゃんを思っているように、
島の人たちは自然を信じているのだと思います。自然がきっと自分たちの生活を見守っ
てくれる。自然がもたらす恵みは神様の贈り物です。だからお祭りも華やかなのでしょ
う。そんな思いを他人が踏みにじることはできないと思うのです。
今まで、自然を破壊しながら、人は生活の質をあげてきました。だから環境問題が
でてきたのです。でも、自然をまもることで、あがる生活の質もあるのではないかと
思えました。自然も人の心も一度崩れたものは簡単には元には戻りません。子どもた
ちにどんな環境を残してあげたいか見極める時期がきたように思います。
こんなことを考えられるのも、大学で学ぶことができるおかげです。これからも、
私のことよろしくお願いますね。そして、おばあちゃんに会うときにはいい人生だっ
たよと言えるように、今は勉強を頑張ります。みていてくださいね。
◎ユナへ
元気にしとる?うちは相変わらず元気だよ。今回はユナに知ってもらいたいことが
あって手紙を書いたよ!
ユナ、山口県にある祝島っていう島のこと知っとる?多分知らんよね。うちも知ら
んくて、環境問題っていう授業で初めて知ったんよ。その島は山口の上関町っていう
ところにあって、希少生物の宝庫って言われくらい太古にもう絶滅したって言われて
いた生き物が生きていたりするような世界的にも認められたすごい場所がある所なん
よ。しかもそういう生物が普通に見れるっていうのもすごいんだよね!!でも今そう
いった生物の生息地になっている場所に原発計画が挙がっていて、島の人々はこの原
発計画の案が挙がってから28年間この問題と戦ってきとるんよ。すごいよね!28
年間だよ!!でも確かに島の人がそこまで必死に粘り続ける理由分かるような気がす
るな。やっぱり自分が生まれ育ってきたところが時代の流れによって変わっていくの
は嫌だよね。しかもそこに住む人々は昔からそこの環境にあった暮らしをしてきたわ
けだし、原発建設・運営によって島の環境に大きな影響を与えるっていうことは分かっ
ているわけだから簡単に賛成するわけないよね。でもこの原発の計画は今確実に進ん
でいて、実際に環境に被害が少しづつではあるんだけど出ているんだって。環境って
やっぱり人間によって簡単に変えられるんだよね。でも生き物はみんな繋がりあって
生きているわけだから、生態系に影響が出ればいつかは生きている人間にもそれが仇
となって返ってくるんだってことを忘れちゃいけないんだよね。島の人たちはそうい
う生き物と人間との関わりをすごく大切にしているし、理解している。それにそのこ
とを次の世代へとつなげてきたし、これからもそれをつないでいこうとしているんだ。
うち思うんだけど、島の人たちがそういう風に生き物と人間との関わり方を大切にす
るっていうのは日本人が時代の流れの中で忘れてしまった一番大事なことじゃないかっ
て思うし、もう一度思い出さなきゃいけないことだとも思うんだ。そういう意味でも
この原発問題はとってもおっきい意味を持ってると思うんだ。地球温暖化とか今すご
い問題になってるけど、結局は人間が自分たちの暮らしを良くしたいがために地球が、
人間以外の生き物が犠牲になってるようなもんじゃない?!人間が自分たちの生活を
見直さん限りうちはこの問題にしても、原発の問題にしても解決するのは難しいと思
うな。
ユナはどう思う?ユナの意見も聞きたいな。出来たら返事下さい!じゃあまたね。
◎母さんへ
元気にしていますか? 母さんに手紙を書くなんていつ以来だろう。先日、環境問
題という授業で、「祝の島」という映画を見ました。祝島、素敵な名前でしょ?どこ
にあるか知ってる?山口県の南東部にある上関町の島なんやけど、なんと地元から山
口県立大学に来るよりも近い場所にある!こんな素敵な名前の島が地元の近くにある
なんて知らなかったよね。いつか一緒に行きたいな。
この祝島のことは、授業で何回も取り上げられてね、とても人が温かい場所なんよ。
海を大切にして海と一緒にここの人たちはずっと生きてきた。でもね、今、ここで原
発建設問題という大変な問題が起きているんよ。建設予定地は祝島から目と鼻の先の
対岸3.5㎞にあって、1982年にこの計画が持ち上がって以来、祝島の人たちは今も必
死に反対し続けてきた。だってね、原発が建設されたら海が汚れるんよ?そしたら、
今まで元気だった魚たちが被害を受けるのは目に見えとるやん。この島にはね、絶滅
危惧種の貴重な生物も生きていて、丁度建設される場所がその生物たちが生きている
場所なんよ。それに原発は放射能も出るから、そこにいる人たちにも影響が出る。原
発を建設するということは、この島の人たちの生活を奪うことになるんね。やから、
28年間ずっと必死に中国電力の人たちと戦ってる。その記録が、今回見た映画の内容
なんよ。
祝島の人たちは何回も集まって原発反対運動を行って、中国電力の人たちに抗議を
してた。映像から海を守りたいっていう島の人たちの気持ちが凄く伝わってきたよ。
やけど、この島の人たちの気持ちは届かんくて、少しずつ建設が進められよる…。中
国電力の職員も、本当はこんなことしたくないって思ってる人もいると思う。でも、
自分の家族や生活のことを考えたら何も言えんのね。とても難しい問題やなあと思っ
たよ。
この問題をきっかけに、賛成派と反対派に分かれて、今まで仲が良かった人たちの
間にも壁ができてしまったんやって。この問題は海だけやなくて、人間関係も崩れて
しまう大変な問題なんね。いつかこの島の人たちの気持ちが届くことを願うことしか
あたしには出来んから、何か悔しいな。この授業を受けて、この映画を見んかったら、
あたしはこの島があることも原発の問題で必死に戦って頑張ってる人たちがいること
も知らなかった。だから、この映画を見て、この島のことを知れてよかったよ。
いつか、祝島に母さんと行きたいな。こんなに自分の島を大切に思う素敵な人たち
がいる場所やもん。絶対いいところだよ。うちらが祝島を訪れるころには、島の人た
ちの思いが中国電力の人たちに届いてたらいいね。これからも島の人たちには笑って
生きて欲しい。
海と一緒に生きていって欲しいな。
それでは、少し長くなっちゃったけどこの辺で。またね。