上関)専門家の指摘により中国電力は断層や岩盤の追加調査を余儀なくされる
2010/07/30
渡名喜島は、けさも雨がふっています。
本日のSankeiBizからの引用です。
環境影響評価のときは、こんないいかげんな調査じゃだめだ、と通産省から追加調
査の申し渡された中国電力でしたが、地質の方でも不十分という指摘がでたという報
道です。
以下引用です。
山口・上関原発計画で断層や岩盤を追加調査 中国電力2010.7.29 18:04
中国電力(広島市)は29日、山口県上関町で進める上関原発計画で、耐震安全対
策の一環として建設予定地や周辺で追加の地質調査をすると明らかにした。実施時期
は未定。
今年5月に、経済産業省原子力安全・保安院が現地で地質構造などを確認。その後、
一部の地質学の専門家から、さらに詳細な地質データを取るべきだと、再調査を求め
る指摘が出ていた。
中国電力によると、調査では、建設予定地の地下にトンネルを掘り、断層や岩盤に
関するデータを取る。同社は「安全性に万全を期すための自主的な調査。発電所の建
設工事の予定には影響しない」としている。
同原発は、平成24年に1号機の着工を予定、30年の営業運転開始を目指してい
る。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100729/mca1007291805014-n1.htm