地球交響曲)第七番がいよいよ完成しました
2010/06/28
龍村仁さんの映画・地球交響曲第七番が完成しました。
第五番のために西表島で石垣昭子編を撮っておられるときに、島でお会いしてファ
ンになりました。DVDも1番から6番まで研究室にそろえています(ポケットマネー
で買いました)。
欲ではありますが、第七番も山口でみたいものです。
http://www.gaiasymphony.com/
地球交響曲「第七番」は、母なる星GAIAからミクロのバクテリアまで、この世の全
ての生命体が、その内部に秘めている生命の叡智・自然治癒力の、健やかな発現を願
い、祈る作品にしたい、と考えています。
自然治癒力とは、ふだんから全ての生命体の中で働き続けていて、その複雑極まり
ない生命システム全体の統一と調和を整えている“目には見えない力”のことです。
時に、その生命体が命の危機に遭遇した時、それ迄の自分の生命システムを一気に
変えて、その危機的状況下でも生き延びることのできる新しい生命システムに組み替
えてゆく、神秘的な力も秘めています。ごく稀な例とはいえ、末期癌や不治の病から
奇跡的に生還され、健やかに生き続け、穏やかに生を全うされた方々の話をお聞きに
なったことがあるでしょう。彼らは異口同音に言います。
「命の危機に遭遇した時、その苦しみを忌むべきこととは捉えず、かけがえのない
試練と受け止め、感謝の想いすら持って、からだの内なる声にしたがって、今、自分
にできることを精一杯やっていると、フト気が付くと死の淵から生還していた」とい
うのです。
すなわち、危機的状況下で自然治癒力が、健やかな方向に発現するか否かのひとつ
の鍵は私たちの心のあり方にあったのです。
今、母なる星GAIAは悪性の肺炎に苦しんでいます。過激化する天候異変は、自らの力
で病を癒そうとするGAIAの巨大な自然治癒力の現れです。そして、私達人類は、その
GAIAの心を荷う存在です。
「第七番」では「GAIAの自然治癒力」の健やかな発現を願って、GAIA本来の「心」
とはなにか、その「心」に寄り添うために、私達人類は今、なにに気付き、なにを捨
て、なにを取り戻すべきか、を問いたいと思います。
(引用終わり)
推薦者
公立大学法人 山口県立大学
現代GP承継・地域共生授業担当
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学国際文化学部
電話ファクス 083-928-5496