地域GP承継予算による活動報告(2010年度分)
2011/08/19
山口県立大学の地域GP承継予算による活動報告 2011/08/19
2007年度から2009年度までの3年次の文部科学省の助成事業「現代GP(地域貢献)」を受けた山口県立大学では、その終了後も事業の継続性を持たせるために、2年間をめどに地域GP承継事業予算(年間250万円程度)を計上してきています。
現代GPのスタートにあたって、山口市の地域再生計画との連携の中で掲げられた二つの目標、 1.卒業後も地域と関わり続ける人材を10名以上とする。
2.地域作り塾の参加者を80名程度とする。
は、 1.が23名、
2.はリーダーだけでも85名程度といずれも超過達成されました。
この成果を受けて、少ない人員と予算でも効率的にうごける体制をめざしつつ、地域活性化への自律的活動への大学としての協力を実施しています。
具体的には、
1.地域づくり塾の活動紹介のブログ作成
http://juku.soreccha.jp/
2. 1年生から大学院までの授業での地域との連携の強化
A. 1年生からの共通教育での地域の教育力と大学の教育力を合わせていく取り組み
地域共生演習および環境問題
B.2年生以上の専門教育での地域にでかけるカリキュラムの充実支援
フィールドワーク実践論・地域実習・専門演習・卒業演習
C.大学院の授業と連携する地域公開講座の開設
生命と生活の質特論・国際文化学研究(毎月の学内の国際文化学研究会・年に1,2度の地域でおこなう地域再生フォーラムとの合併開講)
http://ankei.jp/yuji/?n=1256
3.保存会との連携で伝統芸能の公演
鷺流狂言の演目を卒業生を中心に年に一度程度上演
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0124/7p.html
4.成果物の刊行と配布
A. 在学生発高校生・地域住民向けフリーペーパー「マルカルッチャ」の発行(年2,3回、ボランティアから地域実習授業へ)
http://marukaruccha.soreccha.jp/
B. 市報地域版「ふるさととくぢ」の取材・編集への学生の参加(地域実習授業)
http://tokudizukuri2.soreccha.jp/e144780.html
C. 地域作り塾「徳地づくり達人塾」での後継創業型の起業支援
カラーパンフ ツマグロキチョウと徳地健康茶
カラーパンフ 徳地の味保存食編1・2
http://tokudizukuri.soreccha.jp/c5521.html
D. 地域づくり塾と連携して2種類の広報DVDを作成し、地域住民・高校生に配布
「学生が写す県大☆キャンパスライフ」(学生サークル・エトワール放送局撮影、地域共生演習の内容を含む)
「有機の星座やまぐち 環境を守る安心・安全な食を求めて」(山口環境保全型農業推進研究会との共同製作、地域実習授業の内容を含む)
http://ankei.jp/yuji/?n=1324