あったか村のスナップ 2011年6月から9月
            
四季折々の記録

スナップ 2011年1月から5月までのページへ

インパクトドライバーでコーススレッド(ねじ釘)を打つのがとにかく難しくて・・・。

きちんとミリ単位まで正確に計ってね。」

最初にはかり方などの説明を受ける皆さん。

山口県立大学地域共生演習で、今年も家作り

6月25日、26日の1泊2日 あったか村で家作りを体験しました。
2日間とも雨の予報でしたが、25日は厳しい暑さの中での作業となり、また26日は、時々小雨もぱらつきましたが、予定通りの作業ができました。
 今回は21年度に地域共生演習で組み立てた建物の外装をパネル方式で囲う作業で、3班に分かれてパネルを作る作業を行いました。
「しっかり確実に計ってくださいよ。」と言ったのですが、何故か枠が入らず、結局削る羽目に・・・。
1oの大切さを改めて知ることになりました。

板の長さを測って・・・。

2日目 枠に外装板を取り付け

くぎを打つのですが、なかなか真っ直ぐに入りません。

おっかなびっくりの仕草に、心配そう。

うまくはまるかな?

今回のスタッフ全員です。 よく頑張りました。

私達が作った証です。
みんなでサインをしました。

生コン車が3時半に到着。雨のため遅い到着にしたのが幸いしました。


6月22日 いよいよあったか村に、念願の風呂ができるかな?


 6月21日より整地と型枠を作り、風呂場の基礎工事が始まりました。
6月22日午前中は大雨でしたが、3時半頃には雨もすっかり上がり、0.6立米のコンクリートを打ちました。
 24日頃からブロックやレンガを積むことになりそうです。

今夜も降りそうなので、覆いをしました。

木ごてで綺麗に仕上がりました。

6月18日 萩市の佐伯さん達5名が来られました。

フキやタケノコを採ったり、グミをもいだり、また始めてこられた方に、安藤さんがあったか村を案内されていました。
そして、少しだけあったか村のお手伝いもしていただきました。
是非皆さんまたお出で下さい。

私達は今、25日、26日の山口県立大学地域共生演習に向けて、準備をしているところです。
皆さんのご協力をお願いします。

6月17日 あったか村のグミが鈴なり・・・。

あったか村に3年前植えたグミが、今年はカラスやヒヨドリに見つかることもなく、鈴なりになっています。
食べてみるととても甘く、食べきれないので、グミ酒でも作りましょうか。

7月17日 我が家に滞在している平尾さんが、あったか村の作業を手伝ってくれました。
 作業は、宇部市で体験イベントなどを企画し活動をしておられるところに、トイレを設置したいとのことで、今まで貸し出していた組み立てトイレを修理して、中古ですが販売することになりました。
 この組み立てトイレは、踏み板などを新調して、今度は宇部の山の中で活躍することになりそうです。

7月18日 東京より長山さん達が来られました。
長山さんは以前JICA研修の時阿武町に来られ、それ以来阿武町ファンとなられ、今回は茂刈さんの所に宿泊された後、きこりやとあったか村に来られたものです。

7月24日 福岡市より斉藤さんご夫婦とお孫さんが来られました。
斉藤さんは、きこりやに滞在しておられる平尾さんの出産祝いに来られた後、あったか村の見学に来られたものです。
設計士で福岡のまち作りをしておられる斉藤さんにとって、あったか村の取り組みには、以前から大変関心を持っておられ、今回訪問が実現したものです。

2日目
阿武町のむら その2〜宇生賀地区のむらづくり〜
報告「『むら』がひとつの目的に向かう時:うもれ木に郷の設立の経緯」 田中敏雄(農事組合法人うもれ木の郷 事務局長)
報告「『むら』の今と将来:うもれ木の郷、自治会組織の現状と将来について」 山本勉生(宇生賀中央自治会 会長)
報告「女性の力で『むら』を盛り上げる〜それは豆腐づくりから始まった」 原スミ子(四つ葉サークル 代表)
報告「行政との連携」 梅田晃(阿武町役場福賀支所 支所長)
報告「宇生賀の歴史」 岡十郎(宇生賀の長老)

京都近郊のむらとバングラデシュのむら【同時通訳】
報告「バングラデシュおよび京都府亀岡の農村開発モデル」
報告「京都府丹後地方・京丹後市の袖志地区の棚田農業と水産業について」中村均司(京都大学)
報告「亀岡市保津町の取組」大西信弘(京都学園大学)
報告「滋賀県野洲川流域の農村における水と暮らし:守山市開発集落の事例」藤村美穂(京都大学)

宇生賀地区でのむら談義(於 伊豆集会所) 大いに盛り上がったそうです。


3日目
 むらをつめ直す総合討論

次回の開催を約束して盛会のうちに終了することができました。

8月2日 皆さんがあったか村に訪問しました。
中でも外に流さない環境に配慮したトイレに関心が集まり、安藤さんが熱心に説明をしていました。

海外からの報告は、安藤和雄さんの通訳のもと進められました。

会場には、それぞれの国を紹介する写真が飾られ、華やかさと理解を深めることができました。

「村のしあわせって何かね?」と題して、アジアの村を考える国際会議が阿武町で・・・。

8月1日より3日まで阿武町福賀を中心に、国際会議が開催されました。
参加されたのはバングラディシュ、ブータン、ラオス、ミャンマー、また国内では京都大学、高知大学山口大学、そして高知県怒田集落より氏原さんが参加され、総勢16名の方が来られ、阿武町で熱い議論が3日間にわたり展開されました。

1日目
 初日は公開セミナーとして実施され、内外から多くの方が聴講に来られました。
何故今「ムラ」なのかをテーマに、まず始めは京都大学の安藤さんより「くに(里)の連帯による新たな農村開発を」と題して基調講演がありました。
続いて「高知県の『むら』」報告「高知県大豊町の取り組み(仮題)」氏原学(農家)
                報告「高知県大豊町の取り組み(仮題)」市川昌広(高知大学)
     「アジアの『むら』」報告「国立大学農学部における農村開発教育と実践」
                報告「ラオス・ターチャンパン村での伝統農具資料館活動」矢嶋吉司(京都大学)
                報告「ブータンの農村開発)」
                報告「ミャンマー中央平原における犂先作り農村工場の実態と可能性」
                報告「ミャンマーにおける農業普及」(イエジン農業大学栽培学科教授)
それぞれの国からの取り組みと報告がありました。

8月23日 下関市立大学より吉津先生と水谷先生が調査に来られました。
福の里や西台、東台、うもれ木の郷などを案内してあったか村に行きました。
あいにくの大雨で、十分施設などをお見せすることはできませんでしたが、トイレのシステムことなどを話したところ、大変関心を持たれておられました。
また、帰りにほうれん草の西村さん宅にお邪魔をして、ほうれん草への取り組みなどを聞かせていただきました。

2011年地域共生演習家作りのページへ

詳しい内容は

杉板に鉛筆で好きな絵を描き、それを糸鋸で切り抜きます。
最初はなれない手つきで、おっかなびっくりやっていましたが、だんだん慣れ来る内に「今度はもっといいものを作るんだ。」と言って挑戦していました。

のうそんセンターで、グリンツーリズムについて研修

「アフリカ地域 持続可能な地域観光振興(コミニュティベースの観光計画立案)」の研修で広島JICAが阿武町へ

8月31日から9月1日にかけて「アフリカ地域 持続可能な地域観光振興(コミニュティベースの観光計画立案)」の研修で、アフリカ各国(タンザニア、ルワンダ、南アフリカ、ボツワナ、ナミビア)より7名と担当官や通訳の方3名が来られました。
阿武町では漁家民宿浜の小屋に男性5名ときこりやに女性5名がそれぞれ別れて、民宿での宿泊体験をされました。
 翌日は、のうそんセンターで山口県のグリンツーについて中山間地域づくり推進室の木下さんが説明をされ、続いて阿武町のグリンツーリズムについて説明をしました。
次に会場をあったか村に移し、糸鋸とバーナーを使った木工体験をしました。

みんな作品を手に持って・・・。

私の自信作

とても熱い日だったのですが、みんな真剣そのもので、是非自国に帰っても、このような体験を取り入れたいと語っていました。

もう一つの窯もはずせました。

1時間近くかかってようやくはずせました。

金引きのこで挽く前

9月6日 以前から宿題だった五右衛門風呂の排水用のネジを抜く作業をしました。
私の所に来ておられた左官の方から教わりました。
「でっち奉公に入っている頃、風呂の修理で良くやらされたものですよ。」と言って教えていただいたのが、金引きのこでねじ込んであるパイプ縦にを挽くのだそうです。
「2ヶ所を挽いて、うちがわにたたけばはずせますよ。」と簡単に言われたのですが・・・。
今回は据え付けてないので、作業はやりやすかったのですが、それでも切ってはずすのに1時間近くかかりました。
二つで2時間の作業は結構根気がいりました。
これを据え付けてある状態でやるとしたらさぞかし大変だっただろうなと思いました。
これで専用のネジを注文すれば、いよいよ五右衛門風呂の据え付けができます。

あったか村はもう秋の気配が・・・。

9月14日 あったか村のハゼの木が色づき始めました。
今年の暑さが原因なのか、そこの所は定かではありませんが、このところ朝晩めっきり涼しくなり、着実に私達にも秋の気配を感じるようになりました。
昼間は30度を超す暑さの中、扇風機を回しながら木材加工を頑張っています。
来月の初めには組み立てを始めたいと思います。

スナップ 2011年10月から12月のページへ

木材倉庫の基礎工事

9月29日 炭小屋の前に木材倉庫の基礎工事てせ、生コン0.4立米を打ちました。
雨を心配していましたが、何とか打ち終わるまで持ちました。
道に沿って傾斜があるところなので、一部型枠も入れました。

木材倉庫の基礎工事を始めました。

9月26日 倉庫の丁張りと柱玉穴を掘りました。
7.5b×3.2bの細長い倉庫です。
この倉庫を建てることにより、これから木材の販売に結びつけることができるのではと思っています。
詳しい図面は下にありますので、スクロールをしてみて下さい。

うす桃色の綺麗な花です。

下にはちゃんとミョウガの花も咲いていました。

ナンバンギセルが満開

9月23日 あったか村で作業をしていてナンバンギセルを見つけました。
ミョウガに寄生していて、50〜70本くらい群生していました。
寄生されたミョウガは栄養分を取られて黄色になっていました。
 
花言葉は「物思い」だそうです。
ススキに寄生しているのは見かけたことがありますが、ミョウガは初めてです。
地上には花柄のみだけを出し、茎や葉はほとんど地中にあるそうです。
 見頃は25日の日曜日頃までではないでしょうか。

9月18日 大阪よりご家族4人が、あったか村へ体験に来られました。
ご主人の方は、10数年前に山口大学の学生として、阿武町に良く来られていた方です。
Facebookで「今年も新米が食べられる季節になりました。」とメールをしたところ、家族で是非来たいとのこと。
食欲の秋とあったか村の秋を満喫していただきました。

自信作の壁掛けができました。

ぼくも自分で焼きました。

あったか村で、壁掛けづくりの体験。
糸鋸を使って切り抜き、バーナーで焼いて、元通りにはめ込みくっつけると、世界で一つだけの壁掛けが出来上がり。