【県立大学と地域をつなぐ “着物喫茶” 企画】中間報告
2011/11/18
わたしたち着物喫茶は、地域の方々と学生が触れ合える場所を提供し、その交流を通して地域の活性化へとつなげるための活動を行っています。“着物喫茶”としたのは、着物を着てカフェを訪れてもらう形にすれば、女性や高齢者の方などの地域の方にも興味を持っていただけるでしょうし、想い出のある着物を着て来ていただくことによって、会話も弾むと考えたからです。
まず、わたしたちは始めに、7月23日東日本復興チャリティイベントへ参加をし、来ていただいた方々にお茶を配るなどの活動をしました。ここでは、接客の態度を学んだり、地域の方々に私たちの活動を知ってもらうきっかけとなりました。
9月には、ポスターやチラシの作成を行いました。そして地域の主な施設にチラシを配布するとともに、地域交流センターの方々の御支援で、回覧板などをまわしていただくなど、積極的に広報活動を行いました。
10月は、地域交流センターや地域交流ステーション宮野(宮野駅)の代表の方々と打ち合わせを重ねて、第一回着物喫茶の開催に向け準備を進めました。また、着物喫茶で提供するお菓子には、前年度の同プロジェクトで作られたYPUパウンドケーキを使用することに決まりました。
そして10月29日(土)、第一回着物喫茶が地域交流ステーション宮野で行われました。予定人数の60人を超える70数名の方々が来てくださり、中には着物を着て来てくださった方もいました。当日は天候の関係で、外面の装飾が寂しくなってしまいましたが、イベントのゲストとして来てくださった、本学学生でシンガーソングライターの齋藤輝くんや、よさこいサークルのみなさんが会場を盛り上げてくださいました。また、yab山口朝日放送やC-ble山口ケーブルビジョンなどの報道の方々が取材に来てくださいました。
実際に開催してみると、地域の方々と話せる時間が思っていたよりも少なかったという問題がありました。それらの問題は、今回着物喫茶に来ていただいた方から書いてもらったアンケートと照らし合わせて、次回の11月19日までに解決していきたいと思います。