江里学長からのメッセージ
2009/07/28
本学の給水ボランティア隊へ向けて、江里学長から励ましのメッセージが届けられました。
「被災者支援・・・地域密着型大学へ」
豪雨が山口県を襲い、大きな被害をもたらしました。特に、ライフラインの機能不全は日常生活に強く影響してまいりますので、その修復は急がねばなりません。しかし、修復までにはどうしても時間が必要であります。この期間が被災者を混迷の状態に陥らせます。我々が出来ることはこの混迷を可能な限り最小限にして差し上げることであります。
そのような折り、山口県当局より被災者支援への打診がありました。早速、学生支援部、ボランティアセンターなどの関係者にその可能性を問い合わせました所、すでに本学学生が現場に出向いているという返事でした。
それによりますと、「災害で何か出来ることをしたい」という学生の発案で、この23日より約80人の学生が宮野地区を中心に給水運搬の手伝いのためボランティアとして参加しているとのことでありました。このことを県当局に報告しましたところ、あまりに迅速な対応に「さすが県大」と絶賛されたとの報告が私にまいりました。
第三者が危険な状態にある場合、思わず、自分の危険を顧みず、躊躇すること無く、手を差し伸べて、助けようとします。この瞬間に損得はありません。心が、気持ちが、体がそうさせるのです。これが「体感」です。「体感」は訓練されて得られるものではありません。自ずから、理由もなく、人間としてのあり方として湧いてくるものです。
本学学生のこのすばらしい、何ものにも代え難い「体感」が日常生活の中にすでに涵養されており、地域住民の方々に本学学生の熱い心が伝わったことでしょう。
学長として心から感激のエールを送ります。
平成21年7月28日
山口県立大学理事長(学長)
江里 健輔