地域共生演習「狗留孫山 花供入峯(くるそんざん はなくにゅうぶ)」
2009/06/12
2009年6月6日(土)~7日(日)山口市徳地堀にある法華寺の山開き行事「狗留孫山 花供入峯(くるそんざん はなくにゅうぶ)」に学生9名(うちカナダからの留学生1名、中国からの留学生2名、)が参加しました。
1日目は狗留孫山 奥の院の清掃、護摩壇(ごまだん)づくり、花入れづくりのお手伝いをしました。
法華寺を出発して、約1時間の奥の院までの登山に挑戦。
急な斜面もあり、8丁(1丁=約108メートル)あたりで、「奥の院まではあと10丁」という声を聞き、無言になる学生もいました。
みんな汗だくで、疲れた表情でしたが、昼食後は元気を取り戻し、地域の方と色々なお話をしながら、作業を行いました。
夜は地域のお家でそれぞれわかれてお食事をいただき、その後佐波川周辺にホタル鑑賞にでかけました。
法華寺に戻り、院家(いんげ)さん(ご住職)と色々なお話をして、とても楽しい夜をすごしたようです。
2日目 学生達は装束を着け、山登りの準備をしました。地域の参加者が、装束を着けた学生達と記念撮影をしたり、留学生に声をかけてくださいました。
法螺貝(ほらがい)の音とともに出発。地域の参加者は約40名。
お寺のご住職たちと学生を先頭に、「慙愧懺悔(ざんぎ・ざんげ)」「六根清浄(ろんこん・しょうじょう)」と唱えながら元気よく山を登りました。
地域からの参加者から、「学生達と一緒に山登りをすると元気をもらう」というお言葉をいただきました。
奥の院に到着後、護摩供養、入山祈願が行われました。学生達が作った護摩壇に火入れが行われると、学生達も緊張した面持ちで供養を見守っていました。
昼食後は33観音めぐりにでかけました。
地域共生演習の授業を受講していないとできない貴重な体験。学生達にとっては一生の思い出になることと思います。また、地域やお寺の方から「学生の参加でこの行事が盛り上がるので、是非来年もよろしくお願いします。」というお言葉をいただきました。