平成20年度 インターンシップを終えた学生の報告
2009/04/09
本学では、正課インターンシップ以外にも、学内インターンシップ、課外インターンシップを奨励しています。学外関連企業とセンターとの連携により、多くの学生に対して実践的なトレーニングの場を提供することが目的です。
平成20年度は、5名の学生が課外インターンシップを行いました。
平成20年度のインターンシップ生(正課以外)
・課外インターンシップ生 1名
(学生活動支援センター経由でのインターンシップ)
・学内インターンシップ生 2名
(本学地域共生センターでの短期インターンシップ)
・警察インターンシップ生 2名
(山口県警でのインターンシップ)
平成20年度にインターンシップを行った学生の報告
① 山口市内の結婚式場でインターンシップを終えた学生の報告
インターンシップ研修を終えて
山口県立大学 国際文化学部 4年
垣下友希
実施期間 2009年3月12~3月15日
2009年3月12~15日の四日間、山口市小郡にある結婚式場でインターンシップ研修をさせていただきました。
私の今回のインターンシップ研修の目的は、「自分が本当にウエディングプランナーになりたいのか」実際の仕事を体験させていただくことで確認することでした。きっと今後の就職活動でも役立つ貴重な経験になると思い、大きな期待をもってこの研修に臨みました。
今回体験させていただいた仕事内容は、平日は館内の掃除や引出物の名札付け・袋詰め、結婚式がある土日はクローク業務や引出物整理などでした。さらに、挙式・披露宴の見学もさせていただき、実際の結婚式を拝見することができました。
このインターンシップ研修を通して、ほんの一部ではあったものの、結婚式場の仕事について多くのことを学ぶことができました。一つ一つの作業に責任が重く、失敗の許されない、非常に正確性を要する仕事なのだということを痛感しました。
そして、この研修で私は、「ウエディングプランナーになりたい」という明確な目標を得ることができました。挙式後、プランナーの方と新婦の方が、抱き合って「おめでとう」「ありがとう」と声を掛け合っていらっしゃるのを見たとき、私は「どうしてもこの仕事がしたい」と思ったのです。ブライダルの仕事は重労働も多く、大変な面も多々あると思いますが、こんなに感動する、やりがいのある仕事は他にないと確信しました。
私にとってこの四日間は、自分の人生に大きな影響を与える貴重なものとなりました。今回のインターンシップ研修は、研修を受け入れてくださった結婚式場のみなさまをはじめ、多くの方のご協力があってこそできたことだと思っております。本当にこちらの結婚式場で研修ができたことを嬉しく思うとともに、今回サポートしてくださったみなさまに心から感謝しております。
現在、ブライダル業界を中心に就職活動を進めておりますが、今回の経験を生かし、是非自分も立派なウエディングプランナーになりたいと思っております。自分の望む結果が得られるように、精一杯頑張ります。本当にありがとうございました。
② 山口県農林総合技術センターでインターンシップを終えた
学生の報告
新たに広がった視野と思い出
国際文化学部 国際文化学科 4年
内田ひかり
実施期間 2008年8月26日~9月10日
12日間のインターンシップ実習は、私にとって新しく視野を広げる場となり、一生私の心の中に残るものとなりました。
インターンシップの目的は、大学の授業がきっかけで、有機栽培の抱える問題点や課題などについて理解を深めることでした。
農林総合技術センターでの業務は専門的な分野でしたが、職員は私に簡単な業務を任せるというのではなく、理解するまで説明をしたうえで業務に加えていただきました。それにより、うわべではなく本当の業務を直接感じることができました。ほとんどが初めて目にするものであり、耳にすることでしたが、それを苦痛とは感じず、毎日が新鮮で自分の中に新たな知識が増えることが喜びとなりました。
みなさんから丁寧に教えていただき、また本も貸していただきました。本を読むことが苦手であった私も、もっと本を読みたい、もっと色々なことを知りたいと考えるきっかけとなりました。
実習内容は、調査と作業でした。調査は、水稲に発生する病気に対する生物農薬の効果試験を行いました。調査結果の記録を取るだけでなく、調査したものを取りまとめて数値化すると目に見えて効果の違いを見ることができ、調査という業務内容がより深く理解できました。
作業は調査の下準備ともいえます。来年の調査に向けて播種したり、ビニールハウスの中に畝を作ったり、今から試験を行う野菜の間引きをしたり、害虫駆除をしたりというものでした。日中は暑く、ビニールハウスの中はよりいっそう暑い中での作業となりました。しかし、鍬の持ち方から有機栽培に必要な心がけまで教えていただきました。最初、農薬を使わないほうがきっと安心だろうという先入観を持っていましたが、12日間実習したことにより、化学農薬も決められた回数以内で一番効果が見られる時期に撒くのであれば、世間で騒がれているような危険なものではないと考えるようになりました。ましてや専門家の方々が何度も調査を重ね、審査に通ってきたものなのだから、適切な使い方をすれば安心なのではないかと違う方向からの見方ができるようになったと思います。
12日間はもちろん大変なこともたくさんありました。しかし、それ以上に毎日が充実していて、とても楽しい日々でした。それは、職員の方々が自分の好きなことが専門分野となっており、それに対して妥協することなく働いていたからだと思います。県内の農家の方々がよりよく営農できるように、地域の方々と一緒になって進化を続けている素晴らしい職場でした。
③ 山口宇部空港でインターンシップを終えた学生の報告
インターンシップ報告
国際文化学部 国際文化学科 4年
井原正太郎
実施期間 2009年2月9日~2月13日
山口宇部空港において空港業務一般(グラウンドスタッフ)におけるインターンシップを実施した。山口宇部空港では下関に本社がある交通会社が空港業務を委託されている。航空会社はANAとJALがあり、今回はANAが3日間、JALが2日間の日程であった。
実働的なインターンシップに入る前に、講義の中で「ビジネスマナー」に関して皆で資料を持ち寄って予習をしたり、実際に「礼」などの基本的な計儀作法の事前練習や、下関のサンデン交通本社へ事前挨拶など、一般社会人としてのマナーやルールについて学ぶ期間のほうが重要であったように思う。
実際に宇部空港インターンシップ期間中5日間はあっという間に過ぎ去っていった。あたたかな笑顔で接客業をこなす傍ら、顧客の「生命」を預かるプロとしての姿には多きな衝撃を受けた。
中でも自分が強く印象に残ったのは「時間」というものの概念である。学生である自分が以前まで抱いていた時間という概念は、「守るもの」であったが、今回のインターンシップの体験で、「合わせるもの」であると感じた。インターンシップ期間中も何度かトラブルがあり、ブロックアウト(実際に飛行機が動くはじめる時間)ギリギリまで搭乗時間を要した事態が起きた。職員一同が顧客はもちろん、互いのミスを互いにリカバリーし合い、なんとか時間を合わせられるように走り回っていた姿が印象的であった。
今回のインターンシップを通じ、学生生活では絶対に体験できない一般社会の「厳しさ」や「仲間の大切さ」を身にしみて感じることができ、自分の就職活動全般においても、それにかける意識レベルがインターンシップ以前とは比べられないほど高いものになっていることを実感できた。
最後に、このような貴重な体験ができるよう尽力していただいた小西コーディネイターをはじめ、関係所の皆様に感謝を述べさせていただきます。大変ありがとうございました。