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「環境特別講座・第6弾! 後藤 陽 先生」

2008/12/20

議論白熱!
議論白熱!
後藤先生の助言に耳を傾ける
後藤先生の助言に耳を傾ける
県大生も積極的に発言!
県大生も積極的に発言!
「環境特別講座」の最終回・第6弾が12月20日(土)、山口県立大学において開催されました。
 今回は「企業の社会責任としての環境経営」と題して、帝人株式会社環境・安全室長  後 藤  陽  先 生 に講演並びにグループ討議の指導・助言をいただきました。
 シリーズ初の企業からのメッセージということで、一般県民に加え企業関係者も多数参加され、いつにも増して活発な講座となりました。

まず、同社の企業理念「Quality of Life」が述べられ、CO2排出量を「2020年度には1990年度比で20%以上削減する。」目標を設定してあらゆる取組を展開していることが紹介されました。
また、「化学物質の環境排出量を2020年度までに80%以上削減する。」など、環境全般に及ぶ多面的な取組や、「環境配慮設計ガイドライン」を設け、環境に配慮した製品の開発などにも積極的に取り組んでいることなどが紹介されました。
 さらに、その延長上に、回収ペットボトルから新たなペットボトルを製造する「ペットto ペット」技術の確立など、究極の「エコサークル」に取り組む姿勢が強調されました。

 その後、4班に分かれて意見の交換が行われましたが、「いかに環境配慮商品を開発しても消費者の目が向いてくれなければ、その芽は育たない。」など企業の本音もぶつけながら熱い議論が戦わされました。
 消費者、企業人はそれぞれの立場を理解しあいながらも、なおかつ「企業、消費者は、どうあるべきか。」について徹底的に議論できたことは、後藤先生の好リードによるものと感謝いたします。

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