社会福祉学部FD合宿を実施しました
2009/01/11
2009年の年が明けてまもなくの週末、1月10〜11日、萩にて、早3回目を迎えた社会福祉学部FD合宿を実施しました。折からの寒波で全国的に大雪注意報等が出ており、移動について心配しましたが、ときおり風花が舞う程度で無事終了することができました。
今回のFD研究会のテーマは、以下の2点です。
1)本学部教育の特色である4年間の基幹的な<演習>科目の内容と展開方法について
2)2009年度ブックレット作成にむけてのコンセプトについて
初日は1)のテーマについて、(1)基礎セミナーの内容と展開、(2)ソーシャルワーク演習の内容と展開の2セッションが開かれました。
アカデミック・スキルの習得をいかに専門教育につなげるか、あるいは、実際の学生の理解度や習熟度からみた授業展開の問題点、初年次に付いて来られない学生へのサポート方法、モティベーションが低下した学生への指導方法など、白熱した論議が展開されました。
2日目は2)のテーマについて、それぞれの巻のサブグループの担当者の報告をもとに、活発な議論がなされました。特に、「社会福祉の基礎知識(仮)」の巻のコンセプトについては、本学部教育4年間で最も学生に伝えたいメッセージと各講義とのつながり、社会福祉学の知識体系と教育課題、社会福祉専門科目と関連科目の繋がり方など、社会福祉学部教育の本質論に関わる論議が率直かつ熱心に行われました。
なお、1日目の夜には、社会福祉教育学校連盟作成の「あなたの笑顔が見たい!ソーシャルワーカーの仕事」ならびに、今年度、本学部で作成されたDVD教材「面接技法の基本」の教材研究会が開かれました。オプションのプログラムでしたが、全員が参加し、夜遅くまで活発な意見交換が行われました。