もりさま祭り 大盛況!!
2008/09/03
県立大学のホームページのニュースでも予告編を掲載いたしましたが、2008年9月1日(月)に山口本町の長寿寺にてもりさま祭りが開催されました。
地域共生演習の受講生15名と昨年度活躍した先輩学生が今年の参加学生をサポートで参加。
担当のシャルコフ先生と人見先生、辻田先生、売店の柳井さんを中心とした荒高町内のみなさんと一緒に、5月から企画や準備でたびたび集まり、もりさま祭りを盛り上げるために、色々な話合いや準備が行われたました。
7月、8月中には学内でのPR活動、野田学園との打合せ、野田学園と合同での女みこしの練習。試験期間中、夏休みに入っても、もりさま祭りグループは大忙しで準備をすすめてきました。
お祭りの直前も、朝早くからしめ縄はりや、長寿寺境内の設営準備等本当に大忙し!!
9月1日(月) 13:30 いよいよ本番!!
今八幡宮におみこしを迎えに行き、お払いの儀式を終えていざ出発!!今年は地域の幼稚園児、小学生、野田学園高校の学生さん、県立大学生総勢100名を超える人数の参加者が集まりました。
「も~りさまっ、も~りさまっ」という元気のいい掛け声が響き、地域の方々がお家から出てこられて、手をふって応援してくださいました。中にはご祝儀を持って出てこられる方・・・。ご祝儀をくださった方には学生達が作った木札をお渡ししました。
中市商店街Nacに到着。
多くの報道陣と商店街の買い物客、お店の方々がでてこられました。山口県立大学からも、地域共生演習担当の安渓先生s、伊嶋副理事長、三島副学長が応援に来てくださいました。
商店街では、「もりさま祭り」についての紙芝居が行われました。
太鼓の演奏!!昨年に引き続き2年生の合田さんが太鼓を叩きました。
そして待ちに待った
女みこし・
子どもみこしの出発です。
商店街を元気よく掛け声をかけながら歩いて行きました。途中みずほ銀行前とどうもん広場でみこしの
パフォーマンスが行われました。
みこしの行列は地域の方々や子ども達も参加してくれてどんどん列が大きくなっていきました。
荒高町内に入り掛け声が「もりさま」から「あらたか」に変わりました。
荒高を元気に!!という地域の方の思いに応えるように学生達は大きな声で
「あ~らたかっ、あ~らたかっ」と掛け声をかけていました。
山口市商店街の端に位置する荒高商店街。今では世帯数も減少し、子どもの数はどんどん減って寂しくなっているそうです。かつて賑やかだった荒高商店街、子どもの数も多くもりさま祭りも盛大に行われていましたが、年々子どもの数も減り、子どもみこしの担ぎ手がいなくなり、一昨年までは、みこしを車にのせてひっぱっていたそうです。
昨年より、山口県立大学学生が女みこしで参加し、野田学園高校にも呼びかけをして、学生さんに参加してもらうようになり
、「昔のお祭りに賑わいを取り戻したようだ。」と荒高のお年寄りは涙を流して喜ばれる方もいらっしゃったようです。
今年は昨年にまして人数も増え、さらに
パワーアップしているようです。
みこしの行列は長寿寺にあるお旅所に到着しました。
宮司さんにより奉納の儀式が行われました。
夜は長寿寺にてお祭りです
県立大生は夜もまだまだ大忙し!!
夜店グループは水餃子とアイスキャンディーを販売。
子どもワンダーランドでは、輪投げコーナーとトランプコーナーを運営。
ステージでは、司会進行、音響、裏方、そして、バンドとして参加する学生もいました。
昨年に引き続き辻田先生率いる「桜畠」に新たなメンバーが加わり
「桜畠Ⅱ」でライブを行いました。ステージではそのほか、手話サークルや県立大学生のバンドによるライブ、地域の参加者による銭太鼓やよさこい等さまざまなイベント内容になっていました。
平日にもかかわらず、多くの来場者があり、はじまってすぐに
輪投げコーナーは子ども達で大行列になっていました。
ステージ前の広場にも多くの人が集まり、ステージイベントを楽しんでいました。
夜店コーナーでは中国の留学生が水餃子を販売し、こちらもとても忙しそうでした。当日天候がよく暑かったため、アイスキャンディーの売れ行きもよかったみたいです。
先生達も応援に来てくれて、水餃子をお腹いっぱいになるほど買って食べてくれたそうです。アイスキャンディーを食べながら一緒にPRしてくれる場面も・・・!!そのおかげもあって??
完売!!
来場してくれた地域の方も、子ども達もとっても楽しそうで、参加した学生や先生方もとってもいきいきしていました。
本当に大大大大成功!!
夜は遅くまで片付け、翌朝は早朝から撤収作業でしたが、みんな本当によく頑張ったと思います。みんなの頑張りがひとつのお祭りを成功させたんだと近くで見ていて実感しました。
今年はテレビや新聞でも多く取り上げられたようです。来年も多くの学生が参加して、さらにパワーアップしたもりさま祭りになることを楽しみにしています。