地域共生演習 あったか村での四阿(あずまや)づくり
2008/07/08
2008年6月14日(土)~15日(日)地域共生演習授業で阿武町福賀にあるあったか村を15名の学生が訪れました。
あったか村についての詳しい説明はHPをご覧ください。
http://www.h4.dion.ne.jp/~kenko-v/
今回は四阿(あずまや)づくりに挑戦しました。
1日目の午前中は2グループに分かれ、土台になる足場づくりと屋根部分をそれぞれのグループがあったか村の白松さんや萩農林の方に指導して頂きながら形を作っていきました。
初めて使うインパクトやチェンソーにとまどいながらの作業。
始めに主となる木材はカットしているものを使用して作るので、組立てるだけの簡単な作業かと思いきや、その考えは甘く、長さをしっかり計っているつもりでも少しの誤差が重なり合わなくて苦戦していました。
午前中は別々に作業をして、お昼からは屋根部分を一度ばらして土台と組み合わせていく作業。不安定な足場での作業ですので、集中して、気をゆるめると大きなケガをしかねません。最初は危険な作業ですので、男子学生が中心に作業をしました。
宿泊場所の林業センターに行く途中に山羊に会いに行きました。
お母さん山羊とかわいい子供の山羊が2匹私たちを出迎えてくれました。とってもかわいくてみんな夢中になって写真をとっていました。
夕飯は白松さんが作ったお米、白菜、レタスを使って女子学生が作りました。
献立は白菜とレタスの豚汁 白菜と揚げの卵とじ レタスの和風サラダです。
栄養学科の2年生の学生が中心になって1年生は「すご~い。」「先輩かっこいい。」と包丁さばきと手際のよさに感動していました。
2日目 雲行きが怪しくなり、下関では大雨という情報が耳に入りました。
雨が降る前になんとか完成させたい!!と願いながら作業。1日目の続きで屋根部分をどんどん組み立てていくのですが、屋根の上での作業は危険で、作業できる人数も限られるので、男子学生に任せて女子学生は周辺の植物調査に安渓貴子先生とでかけました。
食べられる植物やさわるとかぶれる植物、つるなどを使ってかごづくりができることなど、
自然の物を使って生活に役立つ知恵を色々勉強しました。
お昼、朝2年生の栄養学科の学生が作ったおむすびと漁家民宿「浜の小屋」の茂刈(もがり)さんからうれしいおみやげがありました。
なんと鯛のお刺身を朝さばいて持ってきて下さいました。
学生達も大喜び!!
お昼からは全員そろって完成に向けて作業をしていきました。怖がっていた女子学生も屋根の上にあがり作業。屋根を完成させる前に時間になってしまいましたが、全員屋根の上に名前を書いて記念撮影をしました。
あったか村の方々が作業をすすめてくださっています。
学生の感想は届き次第掲載します。