狗留孫山に参加した学生の感想が届きました。
2008/06/13
山登りをしました。汗がいっぱい出て、万里の長城を登るより疲れました。でも、頂上について達成感がありました。一番おもしろかったことは、花入れ作りでした。みんなと一緒に工夫して自分の手で竹の木を花入れに変えました。
初めてキラキラしたホタルをみました。感動しました。中国の「蛍雪の功」という物語を思い出しました。
日本の神道について教科書で色々勉強したのですが、今回身をもって体験できました。本当に珍しいチャンスだと思います。
帰宅後一緒に参加した留学生と山登りの時に唱えた「慚愧懺悔(ざんぎざんげ)」「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と歌いながら自転車に乗り家まで帰りました。とても楽しい時間を過ごせました。
花供入峯(はなくにゅうぶ)当日、装束を身につけ旗を持ち山登りをした。初日より楽に登れた。登山者が奥の院に到着後、ご祈祷行事が始まった。護摩段に火がつきバチバチと音をたてて激しく燃える。結界の中に入っていないのにとっても熱かった。
院家(いんげ)さんの一挙一動やお経、そして火の熱ささえも神々しいものに思えて、感動し、目が霞んだ。
そして下山。若干名残惜しい。衣装の一部であり、頭に巻いていた手ぬぐいをいただいた。形として残る思い出であり宝物だ。
みんなと仲良くなることができてよかった。「寝食を共にする仲」とか言うけれど、本当に親しくなれた。特に留学生とは、最初こそ話す時に緊張したものだけど、友達として普通におしゃべりできるようになったし、中国語や英語を教えてもらった。
私は人見知りが激しいけれど、みんなと心を開いてうちとけて話せるようになった。たった2日という短い間だったけれど、もっと前から一緒にいたような気さえする。このメンバーが集まったのは、偶然にすぎない。でも今ではかけがえのない大切な仲間。
大学生だから自立して人に頼らず生きていかなければならないのだと思っていた。しかし、ここでは出会ったすべての人々が無条件に親切で家族のような気さくさと温かさをもって接してくださり、とてもうれしかった。言葉ではうまく表現できないのが、もどかしいけれど、今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。
この行事に参加できた私は幸せ者だと思う。
狗留孫山への登山はとても大変で疲れた。一番骨が折れたことは竹で花供用の筒を作ることだった。竹を切るのが難しく、ビスを取り付けるのは本当に大変であった。無事にできたのでよかった。
白い装束に身をつつみ、心まで清らかな気持ちになった。いよいよ本番、山登りを開始すると、前日に1度登ったのであまりきつくなかった。
下山の際に「悪人戒めの岩」を見にいった。通り抜けることができたのでかろうじて善人であるとわかり安心した。
1日目、2日目ともにとても大変できつかったが、とてもよい体験となった。
山登りは思いの外ハードでした。登る途中は暑くて仕方なかったけど、たまに吹く風が天国でした。奥の院に着いたらホッとしました。
草がぼうぼうに生えていましたが、みんなで掃除したら、とてもきれいになりました。
手を清める所を先生達と掃除しました。きれいで冷たい水がどんどんながれてきて感動でした。水がとてもおいしかったです。
地域の方が作ってくれた夕食はとてもおいしかったです。コロッケも葺のご飯も最高!!また食べたいです。
沢山おかわりをしました。ありがとうございました。
花供入峯当日、山に登るのも昨日よりは楽でした。皆で声を出して登ったからかな。
奥の院についてきれいな水を飲むと、自分の中にある「悪」が押し流された気がしました。
供養後食べたお弁当もとてもおいしかったです。朝から地域の方が準備してくださり、私たちもお手伝いしました。みんなで作るのは本当に楽しかったです。
参加者の方が持って登った花が自分たちの作った竹筒に飾られたのを見て、素直に感動しました。誰も配置なんか考えずに入れているのにとってもきれいでした。言葉で言い表せない気持ちが沢山あります。私にしかわからない気持ちだからずっと大切にしていきます。
7月にある火渡りにも是非いきたいです。