地域共生演習in狗留孫山(くるそんざん)
2008/06/05
2008年5月31日(土)~6月1日(日)地域共生演習で山口市徳地の堀にある、法華寺に9名の学生が訪れました。
前日の雨が嘘のような晴天で、心配していた山登りもできました。
1日目は6月1日(日)の山登り、花供入峯(はなくにゅうぶ)の準備のため、狗留孫山(くるそんざん)の奥の院の草刈りや清掃、護摩段(ごまだん)、花を供えるための竹筒の作成をしました。奥の院までは18丁(1丁=約109㍍)険しい山道をお寺の方と地域の方と一緒に上りました。
花を備える竹筒は学生達がいろいろな案をだしてみんなで協力して作りました。
夜は地域の女性の作ってくれたおいしい料理をいただき、皆たくさんおかわりをして、作り方などを習っていました。佐波川流域に蛍を観察しにいきました。蛍はまだあまりいませんでしたが、満天の星空の下、「蛍の光」を歌いながら夕涼みをしました。お寺に帰り、翌日の参加賞の準備をして、住職さんとお話をして楽しい時間をすごしました。
お寺の本堂で寝る学生もいました。(ちょっと寒かったようです。)
2日目花供入峯(はなくにゅうぶ)当日は、学生達は装束をつけてもらい、お寺の方々の後ろを一緒に歩きました。「慙愧懺悔(ざんぎ・ざんげ)」「六根清浄(ろんこん・しょうじょう)」と唱えながら山を登りました。
奥の院に到着後、山登りの参加者はお花をお供えし、願いごとを書いた護摩木を火のついた護摩段に投げ入れました。住職さん達はお経を唱え、皆の願いが叶うように、また、無事に山登りができたことを感謝して、お祈りをしていました。厳かな空気に学生の顔も少し緊張していました。
2日間の山登りはきつく、気温が高かったので学生達もさすがにつかれていましたが、
この授業をとっていないと経験できないお祭りに参加できたことなど、貴重な体験に大変満足な2日間をすごせた様子でした。
学生からの感想は届き次第掲載します。お楽しみに!!