5/7) 講演会・映画上演・座談会 いま「お金」を考える
2008/04/13
公開講演・映画上映・座談会のお知らせ
いま「お金」を考える―景気も石油も環境もみんなつながっている!
日時:2008年5月7日(水曜日)
場所:山口市桜畠・山口県立大学・新キャンパス204教室 (末尾の地図を参照)
趣旨:「お・か・ね」。いろいろ悩ましい話題ですが、いつもとは違う視点で考え直してみませんか。これまで当たり前と思っていた暮らし以外にも、いろいろな「お金」やその使い方があることに気づくのではないでしょうか。
田中優さん(APバンク代表)には、戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方を、解りやすく説明していただきます。
西山正啓さん(ドキュメンタリー映画監督)は、岩国を舞台とする大きなお金と小さなお金の動きを捉えた最新の映画を上映。いま山口県の中山間地で起こっている村の崩壊という現実と都会の暮らしを結ぶメッセージやアイデアを伝えていただきます。
大下充億さん(自然菓子工房・欧舌)には、アフリカ・ケニアの田舎で気づいた「もうひとつの暮らし」を、田布施で実践する「半農半菓」の楽しみをご紹介いただき、田中優さんと「もうひとつの経済」のあり方についての対談をしていただきます。
プログラム:
朝の部 10:20-11:50 田中優・講演
わたしたちの貯金が世界を壊す?――おカネで世界を変える方法
夕方の部 16:30-18:40 西山正啓・映画上映(110分)とトーク
貧者の一灯――子や孫へ語り継ぐ闘い
夜の部 19:00-21:00 田中優+大下充億・対談 (聞き手・安渓遊地)
半農半Xの楽しみ――ワークシェアリングと地域自給の可能性を求めて
費用: 朝の部のみ 資料代として会場で500円いただきます
(県立大学公開授業「環境問題」を兼ねています。)
夕方と夜の部 無料(文部科学省・現代GP支援事業)
予約不要です。朝・夕・夜のいずれにもご自由にご参加いただけます。
部分参加も大歓迎です。
(朝のみ先着120名様程度まで、夕方・夜は200名様まで可能です。車椅子でも入場できます。)
主催:山口県立大学地域共生センター(朝の部)・プロジェクト支援室(夕方と夜の部)
問い合わせ先: 安渓研究室(083-928-5496、メールankei@fis.ypu.jp @をを半角にして送信)
講師・コーディネーターのプロフィール
田中優(たなか・ゆう)
1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、NGO活動に関わる。
近著に 田中優+A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト編「おカネで世界を変える30の方法」合同出版など。
http://tanakayu.blogspot.com/
西山正啓(にしやま・まさひろ)
1948年山口県生まれ。水俣病の記録映画作家・土本典昭氏の助監督としてスタート。1982年から40本近いドキュメンタリー映画を制作。2005年『子どもたちへ水俣を伝える――ほっとはうす流もやいなおし』(NHK教育)など。
http://ankei.jp/yuji/?n=473
大下充億(おおした・あつお)
![大下充億さん 大下充億さん](/gp/file/0804/000243_g3s.jpg) |
大下充億さん |
1968 年山口県生まれ。1988 年徳山高専卒。NTT 勤務、ケニアでのボランティア活動を経て、2000 年、「自然菓子工房欧舌」を田布施町にオープン。稲刈り休みや麦刈り休みなどをとりながら、山口で「新しい地球の暮らし方」を楽しく追求している。
http://www.oh-shita.com/
安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
![安渓遊地 安渓遊地](/gp/file/0804/000243_g4s.jpg)
1951年富山県生まれ。1982年から山口市在住。山口県立大学教員。アフリカや沖縄で地域研究。コンゴ民主共和国の物々交換経済の研究『原始貨幣としての魚』が博士論文。山口市仁保で、田んぼを耕し、雑木林の木を焚いて暮らしている。近著に『続やまぐちは日本一』弦書房。
http://ankei.jp
文部科学省・現代GP(現代的ニーズにあった大学教育支援プログラム・地域の活性化地元型)/
2007年度から公立大学法人・山口県立大学に対して文部科学省が行っている5つの財政支援のひとつ。「地域が学校・地元が先生」をキャッチフレーズに進められている。
http://blog.ypu.jp/gp/
地図 山側の新キャンパスを上がって一番上の左側の建物2階。F204教室。
ここです↓