学生の成長課題と専門教育課題の有機的結合
2007/10/04
大学生は4年間の間に、生徒から社会人へと、最後の脱皮をはかる時期です。通常の学生でも進路を定めていくこの時期には、将来の目標をつかむとともに、自己を見つめる厳しい作業が必要であり、大学時代は迷いの時期とも言えます。さらに人を援助する仕事であるソーシャルワーカーを目指すためには、専門職の基礎となる人間としての資質(福祉的人間力)を磨く必要があります。
ですから、本学部の教育は専門知識の注入だけでなく、学生の逡巡に寄り添いつつ、人間的成長を支援する視点で段階的に構成される必要があります。