特色GPの概要;実践力のあるソーシャルワーカー養成を目指して
2007/10/01
本学部の教育目標は、福祉的人間力を備えた実践力のある福祉専門職養成です。
福祉職の専門線の基盤としては、アイデンティティ確立による人間的成熟が不可欠ですが、近年の若者の傾向として社会性・主体性の脆弱化あるいはモラトリアムの長期化が認められます。
そこで本学部では、各学年に配置された演習の授業にチュートリアル機能を付加して学部教育方法の基軸に据えるとともに、学科長・学年主任・副主任・教務委員・学生委員により学部教務会議を組織し、各種の課題別教育支援チームならびに専門実習教育を担当する社会福祉実習会議と連携して、チームアプローチによって重層的な教育支援を行っています。
その結果、社会福祉へのモティベーションを高め、国家試験合格率の着実な上昇や福祉専門職への高就職率を果たしています。また、在学生・卒業生からの評価も、在学中の成長を促す人との出会いを中心に高い満足度を示すとともに、これが福祉的人間力の獲得に有意な効果を及ぼしたことを示しています。